突発性難聴【悪化数日前】2024.1.9〜2024.1.10
発症29日目
今日は年明け初めての耳鼻科受診。
点滴治療を終了して以来の診察だった。
相変わらず耳鼻科は混んでいて、子供も多く、咳き込んでいる人も多い…
全ての音が頭に響いて居心地が悪い。
が、年末に来た時よりはBGMの響き方が前よりマシか…?
耳に5分ほど超短波を当て、耳周囲組織の循環を良くしてもらい、その後診察。
聴力には変化ないが、聴覚過敏と耳鳴りの症状は続いているということを伝えた。
すると、
「じゃあ、耳鳴りに効く薬出してみようか!飲むと眠くなるから、就寝前…だいたい20時くらいかな?に飲んで、また様子見てみようね!」
とのことだった。
発症30日目
早速昨日から処方してもらった耳鳴りの薬とやらを就寝前に飲んでみた。
医師は
「眠くなるから、運転する時とかは飲まないでね!」
と言っていたのに…
…まったく眠くないんだが!笑
この頃もいまだ夜間の中途覚醒が継続しており、目が覚めた時に朝だったことはない。
しかし、不思議なことに、"眠くなりやすい薬"だと処方されると、寝付きは良くなった。
医師の言葉は影響力がある。笑
聴覚過敏の症状には、ほんの少しずつ改善がみられ、お風呂のシャワーの音、トイレの流す音など、水の音が以前よりも耐えられるようになってきた。
脳の耐性がついたのか、脳の過敏さが落ち着いてきたのかよく分からないが、改善がみられることは良いことだ。
そういった症状の変化から、イソソルビド(利尿剤)を1日3回毎食後に飲んでいたものを、昼食後だけ抜いて、朝晩の2回だけ飲むようにしていた。
アデホスコーワ(血流改善)、メチコバール(神経障害の改善)は、きっちり毎食後に服用していた。
聴力も悪化することなく、良い変化が続いたことによる油断だった。
少しずつ薬離れをしたかったので、勝手な自己判断で2日連続で昼食後の1回だけイソソルビドを抜いてみた。
これが原因なのか、他のことが原因なのか判断できないが、翌日からまた悪化し、またあの恐怖の爆音耳鳴り・難聴が復活し、メンタルがやられてしまった。
◇発症した方にお伝えしたいこと
今回、私が耳鼻科で処方された薬は
"リボトリール"
というものです。
調剤薬局でいただいた薬の説明書には、
"神経痛の薬です。
不安や緊張を和らげる薬です。"
との記載がありました。
※以下はちょっとだけカタカナが多めです。笑
薬に興味がない方は読みにくいかも…
リボトリールはベンゾジアゼピン系の薬です。
ベンゾジアゼピン系の抗不安薬は、抗不安作用だけでなく、鎮静・催眠作用、筋弛緩作用をあわせ持っています。
鎮静・催眠作用が強い薬は、睡眠薬としても使うことができますし、筋弛緩作用が強い薬は、頭痛や体の緊張をほぐす効果も期待できます。
なので、医師は「眠くなるよ!」とおっしゃっていたのですね。
抗不安薬!?と知って、びっくりしたので調べてみました。
(確かにこの頃はメンタルが鬱っぽくて、顔色も悪かったです(^^;)
抗不安薬を使う場合に大切になるのが、
⚪︎何分位で薬が効き始めるのか
⚪︎薬の効果の持続時間
です。
その目安になるのが、血液中で薬の濃度が半分になる時間…半減期です。
半減期の長さによって、短時間型、中時間型、長時間型に分けられます。
リボトリールは長時間型に分けられ、
・成分…ランドセン
・ピーク…2時間
・半減期…27時間
となっています。
抗不安、催眠、筋弛緩の作用に関しては、他の長時間型とされているメイラックス、セパゾンなどよりも少し効果が高いです。
強い不安が急に起こる場合(パニック発作など)には、短時間や中時間作用型の薬を選び、不安感が長く続く場合には、中時間や長時間型の薬が勧められます。
ベンゾジアゼピン系の抗不安薬は、効果がすぐに現れて、効き目を実感しやすいことです。
眠気を伴うことが多いものの、重い副作用がないことも使いやすい理由です。
以上のことを調べて安堵した私は、安心して服用することが出来ました。
このリボトリール、今も継続して服用しているのですが、耳鳴りや聴覚過敏を減少させるのに、1番効果があったのではないかと感じています。
とても信頼してしまったので、依存していないか怖いところではありますが…笑
ここまで読んでくださってありがとうございます(^^)
突発性難聴に興味がない方が多い中、ハート押してもらえる方に感謝しかありません。
読んでもらえてるんだなぁと実感できて嬉しいです(*^^*)
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