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141.生ビールの「生」ってなに?

あっという間に暖かい季節になってきましたね。
GWはオクトーバーフェスなども始まり、よりビールを飲むのが美味しい季節になってきました。

私はビールが好きで、最近では同じビール好きの友人とビールの有名なお店巡りをしています。

ビールと一言で言っても
・生ビール
・地ビール
・クラフトビール
と様々な種類があります。

一番馴染みのある生ビールと言う言葉ですが
ふと
「生ビールの定義って一体なんなんだろう?」
と疑問に思ったので調べてみました。

生ビールとは

生ビールとはなんなのでしょうか。
当たり前のように注文していますが
生ビールの「生」って何を指しているのか。
意識すると気になります。

その答えとは

「生ビール」とは、熱殺菌していないビールのことです。

貯酒・熟成によって出来上がったビールには、役目を終えた酵母が生きている状態で残っています。
この酵母の働きを加熱処理で止めるのが熱処理ビールです。
一方、ろ過によって酵母を取り除いたものが「生ビール」です。

サントリー公式サイト お客様センターQ&A

なるほど。
全然知りませんでした。

居酒屋さんでサーバーから注がれるものが「生ビール」と言うイメージが強かったのですが、ジョッキも缶も瓶も「生ビール」は「生ビール」なんですね。

逆にいえば今まで生ビールと読んでいたものが実は違うかもしれない。

確かに缶ビールにも「生」の文字が書いてあります。

缶ビールについて
「ビール」か「発泡酒」かの2択という認識しかしていなかったのですが、「ビール」にも「生」か「加熱済」かと言う違いが存在するということですね。

ビールの表示について

生ビール以外にも法律で細かく用語の表示基準が決められているそうです。
ビールの表示に関する公正競争規約及び施行規則の第4条に記載されていました。

ビールの表示に関する公正競争規約及び施行規則
https://www.jfftc.org/rule_kiyaku/pdf_kiyaku_hyouji/beer.pdf

読んでみると知らないことが多い。
ラガー、黒ビール、スタウト
どれも聞いたことあるし、飲んでいるけれどそれぞれ何を持ってその名前なのかまで考えたことはありませんでした。


黒ビールとスタウトについては同義だと思っていたのですが
スタウトは香味が特に強いものを指すということで厳密に違いがあるそうです。
色が黒ければみんな黒ビールというわけではないんですね。

詳しく知ることでこれからビール選びがより楽しくなりそうです。

皆さんもこれから注文する際や買い物をする際に意識してみると面白いのではないでしょうか。

ではまた次回♪




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