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花展を終えて、フラワーデザインとの違いを考える

2月17日、18日と
私が、勉強させて頂いている
池坊の支部花展が開催されました🌸

私が今回、先生である奥さんからお願いされたのは

自由花をお願いします

との事…
自由花かぁ…

私はちょっと冷や汗…

なぜなら花屋で勤めさせて頂いていて
フラワーデザインのコンテストにも出品させて頂いている私

フラワーデザインと生け花は
一緒であり一緒ではない

これは奥さんから言われている言葉です

生け花は花の姿を生ける
フラワーデザインは花をデザインをする

ような形で私は切り替えるようにしました💦合っているのかは分かりません…ただ、切り替えるように言われております

フラワーデザインのコンテストのように沢山のお花を生けるのは池坊ではない

花器との調和、姿を生けないといけない
特に、花屋だから、フラワーデザインを花展に出さないように切り替えなければいけない

数少なきは心深し

3種類の花で完結させるくらいの気持ちで

軽い自由花を
との事でした

私は池坊の花が好きです
凛としていて
花は僅かだけれどその中に季節感や植生を大切にしていて
葉の傷や、枯れさえも
季節の変わり目を表していて美しいという気持ちが

ただ、フラワーデザインのコンテストと違いは、先生の弟子として生けないといけないという気持ち

私はフラワーデザインの大会のコンテストでは上司である社長、奥さんからご意見を頂いたりするのは、コンテスト終了後です
作っている間は奥さんは土台にも見向きもされません

フラワーデザインのコンテストは自分で考えなさい

と、土台から花、サブテーマまで自分で考えて出しています。悩んだ時は花屋さんの先輩にお聞きする事もありますが…

ただ、根本的には
自分で考えて作る事

フラワーデザインのコンテストでは私の意思を尊重して頂いてます

生け花では会場から、机の設置、作品を置くスペース、並びからして自由花がいい、生花がいいと
支部の先生方が考えていただく形です

とても、礼儀を重んじているように思います

フラワーデザインでは、作品と手直しをするための少しのお花と身1つ

会場などは他の花屋さんや、サポートしてくださる方が沢山いらっしゃいます

手助けしていただきながら、作品を出せていますね

その中でも、負けたくない!ライバルだ!と思う事も私はあります

皆さん、力を入れてらっしゃるのは同じです
池坊だけでなく生け花は、先生にならっている以上、自分だけの意思ではできないところもあります

だから、花展が終わってから
次回はどのように花材選びをすればいいのか
花器は次はどうするのか
他の方の作品を見て、この取り合わせ素敵だなぁと考える

家でも生け直す
それが大切なのかと思います

私の今回の自由花です
花器もお借りして、いきいきとしたラナンキュラスのシャルロットが主役の自由花



この作品は私が去年の秋に出品したフラワーデザインのコンテストの作品です

花を扱う事は同じだけど…
私も思いますが
切り替えるという事
私が好きな生け花のような作品をフラワーデザインで活かせるようになる事が日々の目標です

とりあえず、無事に花展が終わってホッとしました

バタバタの3月を乗り越えてまた頑張ります!💐

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