上沢直之選手をテーマにした2014年4月9日投稿のコラム記事を2023年12月14日に読み返す

Q.来年は何の年でしょうか?

A.上沢直之選手一軍公式戦デビュー(2014年)から10周年です!!!めでたい!!!🥳🥳🥳

そんな10周年を目前にした今だからこそ、一軍公式戦デビュー直後に投稿された上沢選手にまつわるコラム記事を読み返してみよう!!!というブログ記事でございます。

今回読み返すコラム記事はこちら。

この記事は2014年4月9日午前10時30分に投稿されました。記事内でも触れられていますが、投稿前の上沢選手に関する大きなトピックといえば、2014年4月2日、プロ3年目にしてようやく一軍公式戦デビューを果たした上、いきなり一軍公式戦初勝利を叶えました。
その初勝利まで上沢選手に関心を寄せていなかったプロ野球ファンに向けての記事であったのか、アマチュア時代の逸話を中心とした内容となっています。
余談ですが、この記事が投稿された後の同日に行なわれた試合で、上沢選手は2勝目を手にしました。(また、次の登板試合では球団史上初の「プロ初登板から3連勝」を果たしました。)

それでは記事を読み返してみましょう。


プロ初登板が初先発で、初勝利となった上沢直之。これは日本ハムでは斎藤佑樹以来となる。現時点でもまだ野球経験が10年に満たないその経歴に、つい大きな伸びしろを期待してしまう。

記事投稿当時の皆さん!2023年現在の上沢選手はまだプロ野球選手やってるよ!!!そして、メジャー挑戦の夢を持っていることを公にできるほどの選手に成長しているよ!!!!!!

そう衝撃的な事実を明かすのは4月2日のソフトバンク戦で、高卒プロ入り3年目にして初登板初勝利を挙げた日本ハムの上沢(うわさわ)直之だ。上沢は2011年のドラフト会議で日本ハムから6位指名を受けているが、それまで野球経験は実質5年しかなかった。

苗字に振り仮名を付けている辺り、当時の上沢選手って本当に知名度低かったんだろうなあ!!!と。確かに上沢選手は珍しい苗字ですが、今となっては苗字に振り仮名を付けているニュース記事の方が珍しいです。
ちなみに、上沢選手は23歳になった2017年にプロ6年目となり、この時でアマチュア経験よりプロ経験の方が長くなりました。プロ野球選手を長年続けていると、いつしか「アマチュア経験よりプロ経験の方が長い」という選手も現れますが、23歳という若さでこの状態になる選手は流石に相当珍しいと思われます。

「すぐにお払い箱になる可能性が60パーセント、大化けする可能性が30パーセントじゃないかな」

 ドラフト会議を直後に控え、専大松戸高校の監督である持丸修一は、教え子の上沢がプロ入りした場合についてそう語っていたものだ。

幸い、プロ3年目である2014年に8勝8敗という一軍デビュー年としては圧倒的な成績を残したおかげか、すぐにお払い箱になることは回避しました。
ただ、今思えば、2016年の右肘手術によるシーズン全休を経ての2017年が最もお払い箱の危機だったなぁ……と。あの年にプチ復活しなければ、今もしかしたら上沢選手はファイターズにいなかったのでは?と私は本気で疑っています。

持丸は藤代高の監督時代に、美馬学(中央大-東京ガス-楽天)や井坂亮平(中央大-住友金属鹿島-楽天)を率いて甲子園に出場した経験を持つ。

もう美馬っちは楽天を出てロッテの選手になっちゃったよ!井坂選手は悲しいことに、記事が出た年に戦力外通告を受け、そのまま現役を引退してしまいました。

中学入学時は165cmだった身長は、卒業時には185cmになっていた。

成長痛超エグそう

高校生となり本格化の兆しを見せつつあった上沢は、2年春からエース番号を背負い、チームを県ベスト8に導く。

ちなみに高校時代当時の映像を見ると背番号1を付けていたので、この背番号は2年春から付けていたことになります。そしてそれ以前の背番号に関しては、インターネットに落ちている資料があまりにもなさすぎて未だ不明です。誰か当時の背番号知っててソースも持ってる人いたら教えて!!!

その後、夏、秋と続けて県ベスト4入り。3年春は準優勝し関東大会にも出場したが、最後の夏は4回戦敗退。2回戦の千葉明徳戦で16奪三振をマークするなど大器の片鱗も見せたが、どのスカウトも、「もうちょっと見たい」というのが本音だったのではないか。

この「2回戦の千葉明徳戦」での相手先発が元バファローズのK-鈴木選手こと現ジャイアンツの鈴木康平選手です。プロでも先発同士での投げ合いが見たいんだけどなぁ。(上沢選手が先発登板した試合で鈴木選手が中継ぎとして登板したことならあります)

最終的には本人のプロ志望を尊重した持丸だったが、高校3年生当時、必ずしも上沢のプロ入りに悲観的だったわけではない。

「化けたら、10勝、15勝するピッチャーになるかもしれない。図太いし、手先が器用。ただ、体がぜんぜんできてないからね。今いる1年生の方が腕の振りがいいぐらいだもん。ここから育てるのは大変。だけど、自分の首をかけるぐらいのつもりで獲りにくるスカウトはいるかもしれないね」

2桁勝利したよ!15勝はまだ!きっとこれから実現する!
今成スカウト、本当にありがとう……

ただし、球歴が短いゆえのこんな心配事もある。

「バッティングは中学入ったときから、ほとんどやったことがないんです……」

安心してください。現時点で通算3安打打ててます。


ここまで読み返しとその感想でした。自分が書いた訳ではないものの、タイムカプセルを掘り返して中身読んだような感覚で楽しかったです。上沢選手の引退時にも読み返してみようかな。

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