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『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』と『ミッション:インポッシブル』シリーズの魅力を大解剖。

7月21日から劇場公開したトム・クルーズ主演の最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』。その魅力をこれまでのシリーズ作や監督たちの演出術、スパイ映画のライバル『007』との違い、トム・クルーズの生き様をブラッド・ピットらと比較する、など様々な視点で解説。『ミッション:インポッシブル』シリーズへの愛を語った特集記事となっています! トム・クルーズは、なぜ撮影初日に超危険なバイクアクションへ挑んだのか? 最新作『ミッション:インポッシブル/デ

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    • ノーマン・リーダス来日インタビュー! 「ダリルの現在の成長を描いているのが『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』さ」

      大人気ゾンビドラマ『ウォーキング・デッド』のダリル・ディクソン役で、日本にも大勢のファンを持つノーマン・リーダス。そんな彼が精魂込めて演じ、今やシリーズ屈指の人気キャラクターとなったダリルの活躍は、フランスに漂流した彼が新たな脅威に立ち向かうスピンオフ『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』でも見られる。Safari Onlineでは、大阪コミコン2024のために来日したノーマンにインタビュー。長い時間を共にしてきたダリル役やスピンオフ、そして自身について語ってもらった。

      • 既成概念を覆せ! 革命を描いた勇気と希望の映画5選!

        紹介している作品は、こちら! 野球界に風穴を空けた常識破りの一手とは!?『マネーボール』2000年代のメジャーリーグで、資金不足にあえぐアスレチックスのGM、ビリー・ビーンがデータ分析に基づく新理論を使って資金潤沢な球団に立ち向かう物語。かねてより野球界の古い伝統や固定観念に疑問を抱いていたビリーは、イェール大学卒のピーターとの出会いを通じてデータ分析の有効性に気づき、出塁率をはじめとする様々な数値的根拠に基づいて年棒額にとらわれない各選手の真の価値を算出。少ない資金ながら

        • リメイクが繰り返される秀逸映画5選!

          紹介している作品はこちら! 『スタア誕生』(1937年)をリメイク!『アリー/スター誕生』時代を超えて物語が人々にアピールするのが、リメイク作品の条件。もうひとつ大切な要因があり、その物語を映画業界が“何度でも再生したくなる”こと。ハリウッドでこれを満たしたのが『スタア誕生』だ。タイトルが示すとおり、ショービジネスの世界で、新たなスターが生まれるドラマにラヴストーリーが劇的に絡むとあって、繰り返し映画になってきた。一番新しいバージョンが、レディー・ガガがアカデミー賞主演女優

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        『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ON…

          アノ映画のファッションに憧れて。Vol.26 『スカーフェイス』の3Pスーツ。

          1980年.反カストロ主義者として祖国キューバを追われ、フロリダ州マイアミに流れ着いた犯罪者、トニー・モンタナ(アル・パチーノ)が、麻薬王として一気に成り上がっていく。画面にあふれ返る血飛沫とコカイン、そして、セリフの中に50秒に1回の頻度で登場する”F××K”が、観客の五感を麻痺させる魅惑のギャングスター映画は、同時に、カリビアンのチンピラから暗黒街のトップへと駆け上がるトニーの豹変ぶりを、彼が着るファッションを通して描いたことで服好きをもビリビリと刺激する。『スカーフェイ

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          『マッドマックス : フュリオサ』に主演 アニャ・テイラー=ジョイ 「フュリオサは、なりたい自分になれると信じた」

          1979年に公開された『マッドマックス』は、アクション映画の“伝説”となり、1985年にかけてシリーズ3作が製作される。そこから30年の時を経て、同じジョージ・ミラー監督により、2015年に『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が誕生。前シリーズ以上に世界を熱狂の渦に巻き込み、アカデミー賞で6部門受賞という快挙を成し遂げる。同作の主人公は前シリーズと同じく元特殊警察隊員のマックスだったが、彼と同じくらい人気を集めたのが、シャーリーズ・セロン演じる女性大隊長のフュリオサだった。

          『マッドマックス : フュリオサ』に主演 アニャ・テイラー=ジョイ 「フュリオサは、なりたい自分になれると信じた」

          クリス・ヘムズワースが語る『マッドマックス』との縁 「1作目のスタントマンは父親の知り合い」

          前作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』から9年。待望の新作となる『マッドマックス : フュリオサ』は、前作の重要キャラであるフュリオサの“過去”にさかのぼる物語。当然、メインキャストも一新されたわけだが、その一人が『マイティ・ソー』、『タイラー・レイク』などで今やハリウッドのアクション大作で欠かせない存在になったクリス・ヘムズワースである。 世界の崩壊から45年。“緑の地”と呼ばれる場所で暮らしていた少女フュリオサがバイカー軍団に連れ去られる。彼女を迎えるのが、覇権を狙

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          ディズニープラス『SHOGUN 将軍』 真田広之「海外の人に誤解されないよう、より正統派な作品を作ることが重要だった」

          これは歴史に残る作品と言ってもいいかもしれない。ハリウッドが日本の戦国時代のスペクタクル大作を誕生させた。しかもわれわれ日本人が観ても、満足できる映像とストーリーで。徳川家康にインスパイアされた武将・吉井虎永を主人公に、1975年に発表された、イギリスの作家ジェームズ・クラベルの小説『将軍』は、1980年に一度ドラマ化。そこから時を経て、満を持してディズニーが持つ製作会社の一つ『FX」によりドラマシリーズ化されたのが『SHOGUN 将軍』だ。 今回その仕上がりに日本人が納得

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          【ディズニープラス】『フクロウと呼ばれた男』田中泯インタビュー「後半の展開が特に凄い」

          映画、ドラマの名作にこの人あり。誰もが畏敬の念を込めてそう絶賛するようになったのはいつ頃からだろう。60年代を皮切りにダンサー、舞踊家として唯一無二の地平を切り開き、57歳にして映画デビューを果たすや、独特のオーラをまとった役柄で物語に重厚感と、格調高さと、ミステリアスな魅力を惜しみなく注ぎ続けてきた孤高の存在、田中泯。 そんな彼が主演するディズニープラス『スター』の最新オリジナルドラマシリーズ『フクロウと呼ばれた男』は、あらゆるスキャンダルや事件を、時にもみ消し、時に明る

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          運命に翻弄されたピアニスト映画5選!

          紹介している作品はこちら! 揺れる船内で見事な演奏を行う!『海の上のピアニスト』赤ん坊のときに豪華客船の中で見つかり、その生涯を船内の名物ピアニストとして送った男の物語。ダンスホールでピアノを演奏し、即興曲を次々と生み出す日々を送っていた男の運命が、美しい少女に心を奪われたことで動きはじめる。 『ニュー・シネマ・パラダイス』の名匠ジュゼッペ・トルナトーレが、類まれな才能を持つピアニストの生き様を描写。音楽に囲まれてすくすくと育ち、驚くべき才能を発揮し、やがて初めての恋心を

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          年の差を埋める秘訣が隠されている!? 新米とベテランの凸凹バディ映画5選!

          紹介している作品はこちら! とにかく破天荒な新人教育!『ルーキー』ベテラン&新米の刑事コンビが、互いのピンチを豪快にカバーしながら高級車窃盗団の撲滅に向けて突き進むアクション大作。刑事ニック(イーストウッド)の新人教育はとにかく破天荒そのもので、彼自身が率先して危険へ飛び込んでいくものだから、その背中を追うおぼっちゃま育ちの新米デヴィッド(チャーリー・シーン)には気が休まる暇もない。しかしニックが勢い余って人質にとられるというまさかの事態を迎えるや、今度はデヴィッドが瞳を燃

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          ライアン・レイノルズからセルフプロデュース術を学べ!(1)

          ハリウッドスターにはどうすればなれる? そもそも映画スターなんてなりたいからといってなれるものではない。しかし幾多の失敗を重ねながら、独自のセルフプロデュースでスターの階段を駆け上がった男がいる。人気シリーズの最新作『デッドプール&ウルヴァリン』の公開を今夏に控えたライアン・レイノルズだ。 現在47歳のレイノルズは、1976年カナダのバンクーバー生まれ。子役としてティーン向けのソープオペラでデビューしたのち、ハリウッドに拠点を移し、1998年にはTVシリーズ『ふたりの男とひ

          ライアン・レイノルズからセルフプロデュース術を学べ!(1)

          あのテレビドラマより問題あり? 不適切にもほどがある映画5選!

          紹介している作品はこちら! 『テッド』クマのぬいぐるみなら不適切でも許される? 大人になりきれないままダルい人生を送る中年男ジョン(マーク・ウォールバーグ)と、魂の宿ったテディベア、テッドの友情物語が展開。ぬいぐるみのテッドが人間の言葉を話しはじめた27年前以来、何物にも変えがたい絆を結んできた2人の素敵な関係に癒されたいところだが、見た目はかわいいクマちゃん、中身はオッサンのテッドは日々ドラッグをキメ込み、酒や女にも目がないトンデモなテディベア。すでに不適切な香りが漂っ

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          ハリウッド女優たちがプロデューサーを務める理由とは?(1)

          アン・ハサウェイが最新作で願いを叶える その人が出ているだけで、映画を観たくなる。これはスターの証明だが、ハリウッドの中でも長年、そんな存在をキープしている一人が、アン・ハサウェイだ。2024年2月の全米映画俳優組合賞(SAG)の授賞式では、メリル・ストリープ、エミリー・ブラントとともに『プラダを着た悪魔』(2006年)の3人の再会が実現。メディアでも大きく取り上げられた。18年前の同作では、レジェンドのストリープを前に、まだまだ“ヒヨッコ”に見えた2人が、実力も実績も積ん

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          【映画】リュック・ベッソン 80〜90年代の寵児が作品に込めたもの(1)

          当時のカルチャーを席巻したベッソン作品 80年代から90年代にかけて、リュック・ベッソンは一つのカルチャーの象徴だった。フランス映画といえばどこか高尚なイメージが先行することが多い中、突如映画界に殴り込みをかけるように放たれたベッソン作品は、鮮烈なビジュアルスタイルと躍動感を併せ持ち、既存の伝統や枠組みをものともしない新時代のパワーに満ち溢れていた。 一作目の長編『最後の戦い』(1983年)はセリフなしのモノクロームで構成された近未来SF。二作目『サブウェイ』(1984年

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          大人も泣ける恋愛映画5選!

          紹介している作品はこちら! 『きっと、星のせいじゃない。』今を生きようとする2人に感動! 末期がんを患う17歳のヘイゼル(シャイリーン・ウッドリー)はしぶしぶ参加したガン患者の集会で、骨肉腫を克服した18歳のガス(アンセル・エルゴート)と知り合う。ガスはクールなヘイゼルに恋心を抱き、ヘイゼルもまた楽しくてセンスの合うガスに惹かれるが……。 世界中でベストセラーとなったジョン・グリーンの小説を映画化。シビアな状況で展開するボーイ・ミーツ・ガールのストーリーだが、お涙頂戴に

          大人も泣ける恋愛映画5選!