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読書記録:「署長シンドローム(今野敏 著)」

北海道在住のコンサポ登山社労士のkakbockです。

先日、今野敏氏の著作である「署長シンドローム」を読みました。

今野敏氏は、警察小説がとても面白く、新刊が出たらすぐに読んでしまう作家で、これまでの作品はほぼ読んでおります。

今回読んだ「署長シンドローム」は、隠蔽捜査シリーズのスピンオフ的な作品となります。

隠蔽捜査シリーズは、竜崎伸也という神奈川県警本部の刑事部長が主人公の作品で、これまでに9作+スピンオフ作品が発売されております。

竜崎伸也刑事部長が、神奈川県警本部に異動になる前にいたのが大森署で、そこの署長から県警本部の刑事部長になったのです。

その竜崎部長の後任の大森署長が、この作品の主人公である藍本小百合署長です。

藍本署長は、竜崎刑事部長と同じキャリアで、今後、どんどん偉くなっていくべき人です。

藍本署長の武器は、何といっても見る人を骨抜きにしてしまうとんでもない美貌です。

同じ大森署で毎日顔を合わせる貝沼副署長なんかは、まともに藍本署長の顔を見てしまうとその美貌にやられてしまうので、心の準備をしてから対峙するので大丈夫なのですが、初めて会う人なんかは、無防備にその美貌を目の当たりにしてしまうと、絶句してしまい、藍本署長の言いなりになってしまいます。

偉い人が藍本署長に会うためだけに大森署に来ることが多く、貝沼副署長はとても苦労します。

が、問題が起こったとしても、藍本署長の美貌にやられた相手方を黙らせてしまうので、竜崎前署長とは別のアプローチですが、とても仕事ができる、とてもすごい人だと言えます。

ただ、美貌だけではなく、論理的でもあり、物事をシンプルに考えるということに徹底しており、その思考はとても参考になります。

隠蔽捜査シリーズのスピンオフ作品では収まらず、藍本署長シリーズとして成立するレベルの作品だと思いますので、ぜひ、藍本署長が主人公の次回作が発売されたら、すぐに読んでしまうと思いますので、また読み終えたらアウトプットしたいと思います。

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