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幡野広志さんのワークショップ「いい写真は誰でも撮れる その2」に参加した

4月14日、幡野広志さんのワークショップ「いい写真は誰でも撮れる その2」に参加した。
前回の「その1」から約半年。その間、楽しく写真を撮り続けることができた。アプリ「stand.fm」の「写真家のひとりごと」も聞いて、写真の話が出てくるたび、「ふむふむ」とワークショップの内容を自分にリマインドさせていた。

noteや他のSNSで、同じくワークショップに参加した皆さんの写真もよく見た。どの写真もとても素敵で、自分もこういう写真が撮りたいんだ、って何度も思った。
よし、まずは「その1」で教わった内容を反すうして、自分なりにやってみよう!と思っていたところ…。文と写真が好きでいつも楽しみに見ていた方の写真が、「その2」参加後にグググッとパワーアップしていて、「すごい!」ってなった。そういえば「うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真」を編集された辻さんがstand.fmの「写真家のひとりごと」の中でだったかな、「『その2』からやるようになったあの練習方法は即効性がありますね」という内容のことを話されていた。そう思うと「また受けたい!」という思いがもりもりに盛り上がってきて、4月分の募集がかかった際に速攻で申し込んだ。「その1」で培った高速でカード情報を入力する手腕が活きた。

普段通り過ぎていた街の風景に目が行くようになった
何もないと思っていた会社と家との往復も、何もないわけがないと気づいた


そして当日。
なぜか朝から緊張していた。遅刻だけはできぬと開始20分ほど前に到着。「こんにちは〜」と部屋に入ると、一番手で到着されていた参加者さんが「こんにちは!」と元気な挨拶をかけてくださり、すっと緊張がとけた。ありがたや!

前半の座学では前回と重複する内容もあったけど、何度でも聞きたい話だし、むしろもう一度しっかり聞けてよかった。内容もブラッシュアップされていて、新しい要素が入っていたり、逆に内容が削ぎ落とされて簡潔になっていたり。そんな前回とのちょっとした違いを発見するという密かな楽しみ方をしつつ聞いていた。

その中でも、実際に幡野さんがどんなふうに写真を撮っているのか、撮影しているところを映像で見られたのがすごく印象深かった。撮るテンポもだけど、何より撮りながら「その場にいること」を心から楽しんでいる様子だった。
どうも自分はカメラを持っていると、『場を楽しむこと』と『写真を撮ること』が別々になってしまう感覚があったけど、あんな風に『楽しむ』と『撮る』がひとつになった感じでいられるといいなー!と強く思った。

自分史上最高に美味しい炊き込みご飯
練習で撮った今回のベストみかん

ワークショップは後半、光を読んで「自分の好き」を見つけるための練習、現像と進んでいく。
写真を選定している最中、Macを覗いた幡野さんに「写真、いいですよ」と言ってもらえたのがめちゃ嬉しかった!

写真を撮ることは自分の「好き」を残していくこと。自分が見た、自分だけの写真と思い出を残してくこと。そのはずなのに、時間が経つにつれてやっぱり人と比べてしまう悪い癖が出てしまっていた。
今回あらためて幡野さんの話を聞き、気持ちが新たになった。心のモヤモヤが、さーっと晴れた気分。

幡野さん、小池さん、辻さん、狩野さん、同じ回に一緒になった参加者の皆さん、ありがとうございました!


…そして。
現像の時間、そしてワークショップ終了後、僕の使っているカメラについて幡野さんからアドバイスをいただいた。
詳しくは書かないけど要するに、今使っているカメラを下取りに出して買い替えをしてはどうか、ということだった。機材を整えることでまだ伸び代がでる可能性がある、とのこと。

帰り道にそのことについて考えた。
基本、幡野さんは趣味で使うのならばカメラについてはなんでも大丈夫、大事なのはセンサーサイズを知っておくこととレンズの選択、というスタンスだったと思う。
そこでカメラについてあえてアドバイスをしてくれたと考えていると…。自分がそのアドバイスに従うことで、写真がどう変わるんだろう、という好奇心が膨らんできた。
すぐに検索をすると、アドバイスいただいた内容とワークショップで聞いた内容をかんがみてちょうどいい感じのカメラがみつかり、しかも今のカメラとレンズを下取りに出すと、その代金がまるッとでそうだった。あとはレンズだけ頑張ればすぐに買い替えできそうだ。

実質レンズ代のみとはいえ安い買い物ではないのでその場は一旦寝かせた。
数日気持ちを置いておき、改めて考えて買い換えたい気持ちが続いていたら実行しよう!と決めた。

が、翌日にはポチってた。好奇心に勝てなかった。
来週中に新しいカメラとレンズが届く。ちょうどいいカメラとレンズがみつかってしまったのだ。これは出会いだ。これで自分の写真はどう変わるのか。ワクワクが増えた。
…まぁ特に変わらなかったってこともあるかもしれないけど。それはそれでまぁいいか、って思えるのが自分の得な性格だと思う。

楽しみ楽しみ。

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