見出し画像

Midjourneyで塗り絵を作ってみました


1.塗り絵のテーマ

Amazonで初めて絵本を電子出版した後、私は「次は塗り絵を作ろう」と思っていました。塗り絵になるので、今回はペーパーバックを作ることになります。(ペーパーバックの場合は、72ページ以上必要になります)

テーマは初めから決めていました。『花』をモチーフにした塗り絵にしようと・・・。
最初、紙に思いつくまま、花の名前を書いていきました。
20個ぐらいで思いつかなくなって、Googleで春の花、夏の花、秋の花、冬の花と検索をして、良さそうなのをピックアップしました。

2.Midjourneyで画像の生成

作る花が決まったので、Midjourneyで花のイラストを生成してもらいました。
使用したプロンプトは、最後にご紹介する参考動画の通りにしました。
coloring page for adult, 花の名前, clean line art, no background です。

生成されたイラストでは、細かいところが違っていたりするので、実際の写真と見比べて、塗り絵にする絵を決めていきました。

3.Canvaを使って編集

絵が出来たら、Canvaを使って編集に入りました。
この時、どの花をどの順番にするかで悩みました。
そして、各画像のファイル名の前に、「春」「夏」「秋」「冬」をつけて、ファイル名を参考にして順番を決めていきました。

4.Kindle direct publishingでペーパーバックにする

今回は、参考にした動画と同じように表紙は17.345 x 11.25インチにしてPDFファイルでアップロードしました。プレビューで確認すると、位置が大きくずれていました(汗々)。焦った私は、どうしようかと何やかんやしていると、KDPからサイズが間違っているとエラーメッセージが出てきました。
17.345 ではなくて、17.414 が正しい数値ですと。

再び、CanvaでKDPの指示通りの数値で表紙を作り直すと、プレビューに綺麗に反映されました。いや~ホッとしました。
中身は参考動画通りの 8.5 x 11インチでOKでした。

出来上がったPDFファイルをアップロードして、全てのページをプレビューでチェックして出版。今回は1日もしないうちに審査が通りました。

5.アクシデントの発生!?

KDPから「ペーパーバックが販売されました」というメールが届き、メールの中のリンクをクリックしたら・・・、「え?」ということが起きていましたamazon.co.jp ではなく amazon.com で販売されていたのです。
ドル建てて・・・。
「設定のところで、何かミスしたのだろうか?」
「これでは、日本の方に見つけてもらえないよう」
と、がっかりしながらも、推移を見守っていこうと思います。

出来上がった、今回の作品はこちら。

AI 大人のやさしい塗り絵

6.最後に

今、「『塗り絵』の本でこんなに儲かる」という内容の動画をよく見かけます。動画を投稿している方は、単純に販売価格 x レビュー数が、そのまま著者の売上になるような表現をされていたりしますが、ペーパーバックの場合、ロイヤリティはそれほどではありませんでした。

私の場合、価格設定のところで、製品にするのに350円かかるので、販売価格は最低で959円(だったかな?)となっていました。
それを1250円にしたところ、ロイヤリティは400円でした。
幸運にも海外の方が1冊購入して下さって、頂けるのが400円(為替レートの関係で前後するかもしれませんが)となります。
なので、動画の内容は、そのまま鵜呑み出来ないなぁと思いました。


参考にした動画
AIを使って簡単に絵本を作る方法!誰でも簡単にAIを使って絵本を作る方法解説します


この記事が参加している募集

AIとやってみた

よろしければサポートお願いします。いただいたサポートはクリエーターの活動に使わせていただきます。