見出し画像

人生ってなんでもいい

今日は日曜日。
しっかり7時に目が覚めたので、朝ごはんを食べに行くことに。

以前から気になっていたブラジル料理のCafeに行ってみた。
ドアを開けると私はお客さん第一号。
74歳のマスターと日本に住んで30年くらいの欧米のおじいちゃんがいた。

私は「ベーコン&エッグ」を頼むことに。
どうしてもパンが食べたかったので、モーニングセット 300円も頼もうとしたら、
「お嬢ちゃんそれは無理だよ!」「大きい!So,big!!」と2人から笑われた。

そ、そうか、じゃあ「ベーコン&エッグ」だけにします、、。
私の胃袋なめてもらっちゃあ困る、と思ったけれどお2人の意見を尊重することにした。

「ジュージュー」ベーコンと目玉焼きがいい音を奏でて焼かれている。
楽しみで、ついつい焼いている姿を見てしまう。

ついに運ばれてきた。
「わーお!」思わず声が出てしまう。

「ベーコン&エッグ」550円

なんだこのベーコンは!
日本であまり見ない大きさ。

身体に毒々しいな…と思いつつも口に運んでみるとこれまたおいしい。
卵と交互にいただくのがたまらなくクセになる。

異国に訪れたような気分になった。

それから次々と常連さんが登場。
「おはよう〜、いつものね」という感じでゆるっと始まる朝。
日曜日は競馬をしに集まるらしい。

みんな競馬に夢中で特に会話はなく、
俺はこれに賭ける!と盛り上がっている中、1人もくもくと朝ごはんをいただく。

こうやっていくつになっても誰かと集まる場所があって、
毎週何気ない話をしにくるのっていいな。
お肉屋さん、年金で生活をするおじいちゃん、色々な人が集まって朝からビールを飲んで競馬をする。
文字にするとちょっと大丈夫?!ってなるけれど(笑)

楽しかったらなんでもいいのだ。
自分らしくいられる場所があったらどこだっていいのだ。

そんなおじいちゃん達は新入りの私にもやさしく
「お嬢ちゃんどこから来たの」
「お腹いっぱいじゃないかい」
と話しかけてくれる。

「小学生かと思ったよ!ガハハハ!」って笑われたけど
みんなかわいがってくれて、子どもに戻った気分になった。

おじいちゃんて何十年と経験を重ねているから
変に気を遣ったり、常識という言葉を振りかざしたりしない。

『わしゃこれがいいんだ!!』
という感じで話も支離滅裂なのが楽しい。

私の気にしていたことなんてちっぽけで、もっと素直に感じて生きていていいんだ、と思い出させてくれる。

朝からビール飲んで、競馬して、みんなでただ笑っていればいいのだ。
人生楽しかったらなんでもいい。

無理して思い悩むくらいなら、素直にやりたいように生きてしまえばいい。
それが身体の毒になったら、ちょっと反省して別の道を楽しむ。

忘れかけていたことを思い出させてくれたカフェ。
また行こう。

いい日曜日の始まり。
みなさん今日もいい一日を〜〜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?