いま猛烈に反省していること。友だちレンタカー②

友人が車を借りて山に行きたいと。

承諾したあとで話をよくよく聞くと、連勤明けの深夜に運転し、ナイトハイク、その後下山してまた運転して帰ってくるとのこと。


正直嫌だった。
引っかかった点は5つある。

  1. 仕事おわりに長距離を運転すること

  2. 夜の山道の運転であること

  3. 徹夜で登山したあとに、再び長距離を運転すること

  4. 彼女は自分で保険に入っていない

  5. 支払いはいつも通り2000円

①仕事終わりに長距離を運転すること
眠たくなるに決まっている。

②夜の山道の運転であること
猿とシカが多い屋久島の山道。日中ですらお猿さんやシカさんと道路で遭遇するのに、夜間遭遇しないはずがない。実際深夜の運転で、ヘッドライトをみて固まったヤクシカが動くまでじっと待ったことがある。

③徹夜で登山した後にふたたび長距離を運転すること
わたしも登山が大好きだから、登山後にどれだけ眠たくなるか知っている。登山後すぐはテンションがハイになっているから大丈夫だけど、疲れはしっかり蓄積されていて、1人で運転しているとすぐに眠たくなる。カーブの多くて細い山道をうとうとしながら運転するのは非常に危険。

④彼女は自分で保険に入っていない。
わたしの保険は26歳以上が適応されるようにしているから書類上は大丈夫ではあるが…。なにかあったらわたしの等級が下がることになる。

⑤支払いはいつも通り2000円。
ちなみに現在の住まいから
その山に登ろうとしてかかる料金は…↓
[バス]
一日乗車券が2000円。
登山口までバスで行くならさらに片道700円。
[レンタカー]
普通車のレンタカー 6時間5000-6000円+ガソリン満タン返し+保険込み。
24時間なら8000円。
[タクシー]
登山口までのタクシー 片道8500円。


わたしの下調べが足りなかったし、何かあったときにどうするのかきちんと話し合いもしていなかった。

車を最初に貸す時点で料金の詳細や保険など明らかにしておくべきだった。それを怠り、意識が回らなかったわたしが完全に悪い。

こちらは車を貸しても貸さなくても困らないわけだから、この値段とこの条件でしか貸せない。それが無理なら自分でレンタカーして、と言えばよかっただけの話。

この一件があってから、ちょっと事情があってもう貸せないとお断りした。

安易に貸したこと、すごく後悔している。
でもなんの事故もなく、彼女も車も無事で帰ってきた。今後はもう同じ過ちはしない。
そう思えば、安い勉強料だった!
ひとつ大人になりました。

この件で考えた、自由と責任について。
また、この話題を余談としてちょっと広げたい。

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