インドネシアの山と日本の山どっちも登ってみて思うこと。④ハイカーのマインド

山がすき。
インドネシアの山にのぼってみて、海外もいいな〜ってことも、やっぱ日本最高だな〜ってことも、たくさんあった。
夏山シーズンが終わった今、以下4つから考えてみた。

  1. 山容

  2. 便利さ

  3. 活気

  4. ハイカーのマインド

4,ハイカーのマインド

日本でもインドネシアでも、山は神聖な場所だった。
山は美しくて、たくさんの恵みをくれる。一方で、険しい自然だからこそ遭難や滑落といった事故がおきるし、大雨が降れば斜面が崩落したり、災害になる。だから、自然に対する畏怖の念を抱いている。山に入らせてもらうという意識がある。

インドネシアで入山する前には、地元の友人が山の神様に対するお祈りをしてくれた。トイレがない分、山で用を足すときには、必ず山に断って、終わったあとも感謝を忘れてはいけない。それを忘れて不思議な現象に巻き込まれた、という話がいくつもあるようだった。

日本でも山中にはお地蔵さんがいたり、祠がたっていたり、古くから修験道の山として知られていたり、『宗教』とのつながりは深い。

山に行くと、その美しさと雄大さ、そして自然環境の厳しさを感じて、人間なんてちっぽけな存在だと感じずにはいられない。

インドネシアも日本も、山と海に囲まれた島国で、自然を大事にする、そんなマインドがしっかり根付いているのかもしれないな、と思った山旅でした。


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