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自信のつけ方

私の趣味の一つにアロマテラピーがある。
以前、アロマテラピー検定1級をとったのだが、時々マッサージに使ったり、ディフューザーで芳香浴をしたりする程度で楽しんでいた。

でも、ふと思い立ち「アロマテラピーしっかり勉強したいな」と思い、近所にアロマ専門のスクールがあることを知り門をたたいた。


こうして、専門の先生から直接アロマテラピーについて学ぶのは実は初めて。かなりドキドキして訪ねて、初めの方は心臓もややドキドキしていたが、部屋に漂うすごく良い精油の香りに癒され、どんどんリラックス。

先生と談笑しながら勉強ができて、最高の時間を過ごすことができた。
1日で認定の資格を得られることもうれしい。

今回は「アドバイザー」という資格を得て、アロマクラフトなどのワークショップの開催などができるようになった。


しかしだ。
アロマクラフトのワークショップなんて、一日講義を受けたところでやったことがないし、どうやって進めればよいのかもわからない。

お客様からはどんな質問が来るんだろうか。
予想されるハプニングってどんなものがあるんだろうか?

そんなことを思いながら、今日の講義も終わりを迎えようとしていたその時、先生から思わぬ話があった。

「来月開催される、アロマのイベントでお手伝いができる方を募集しています。」

私は迷った。だって、まだ本格的にアロマの事を勉強したのは今日1日と言っても過言ではない。基本知識は、独学で勉強していたけれど、まだまだ人に教えられるような状態ではない…

そんな思いがグルグル頭を駆け巡る。

こんな風にお手伝いができるチャンスなんてなかなかないかもしれない。
今回を逃したら次はないかもしれない。でも、自信がないぞ…
誰も何も言わない。そして私が発言したのはこんな弱気な言葉だ。

「面白そうなイベントですね~ちょっと考えてみます。でも、私にできるか・・・」

とボソッと呟いた私に先生は言った。

「まぁ、自信なんていうのは、やってみないとつきませんからね」

確かにだ!ポンッと手を叩きたいくらい納得した。

実際にやってみたら、

こんなもんか!
意外に私にもできる!!

という経験はこれまでもあった。

輸入事業もクラウドファンディングも、私には絶対にできないと思っていたが、やってみたら意外とできたし、人に教えたらとても喜ばれた。

最近、新しいことにチャレンジしていなかったせいか、ちょっと及び腰になっていた。

その場では、先生に「やります!」って言えなかったが、アロマ教室からの帰り道、ジリジリと私の首を焼くような熱い5月の太陽を受けながら、私は先生にLINEを送った。

「来月のイベント、お手伝い的に参加させてください」

先生からすぐに連絡がきた「素晴らしい!ぜひ!」という趣旨のメッセージに当日のサポート体制に関する内容まで。

一歩踏み出せた。
踏み出しちゃった。

久しぶりの新しいことへのチャレンジに心は踊る。
どんなことがあったって、すべて自分の糧になる。

来月のイベントのお手伝い、楽しみで仕方がない。

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