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こんにちは。Gallup社認定コーチ、Awesome!の西岡幸子です。

はじめに


気が付けば12月、師走も後半となりました。
今年は昨年以上に新型コロナウィルスによる制限が大きかったように感じます。そんな中でも、69セッション、延べ379名の方に提供させていただくことができました(12/22時点)。

2019年からのプレ開催を含めると、161セッション・延べ778名となり、多くの方と強みに基づくお話ができたこと、心より感謝申し上げます。
今回は、Awesome!に関わっていただいた方のデータやコンテンツを交えながら、2021年を振り返ってみたいと思います。

Awesome!ストレングスファインダー®資質トレンドから見えたこと

これまで411名の方の上位資質についてプロファイリングさせていただきました。上位5資質のトレンドランキングが以下左側のグラフになります。
母数は圧倒的に少ないですが、2018年Gallup社調べの日本のランキングと比較してみると、特にアレンジ・社交性の資質を持つ方に多く参加いただいたきました。

2021年12月時点

これらの資質を上位に持つ方の共通の特長として私が感じている点が、

①同じ24時間で生活しているのかと思うほど、効率的な時間のやりくりが上手である点(仕事・家事・育児もしながら、趣味や資格取得などにも積極的な方が多いです)

②家庭や職場だけにとどまらず、サードプレイスでも活躍されていて、その数が複数である点

③特にアレンジを持つ方はプロジェクトマネージャーとしても活躍されている方が多く、上司や同僚からの評価も高いという点

④特に社交性を持つ方は、見知らぬ人に道を聞かれたり話しかけられたりすることが多い点(おそらく本人も電車やお店ですぐに話しかけている可能性も高いですが)

などです。

データ上日本では10人に1人程度しか持っていないこれらの資質であるがゆえに、知らない間に、自分にしか理解できないタスクの組み換えや、多くの場に参画するがあまり、疲れがたまってきていたりしませんか
強みとして活かすためにも、難度の高いものに限定してタスクを組み替えるようにしたり、これまでのネットワークを振り返り、本当に大切にすべき人との時間を意識的に取るようにして、強みとして磨きをかけて行ってほしいなと思います。

自分だけの強みを点から線へ

Awesome!創業2年目となった今年の目標は、

「自分の強みを理解するだけではなく、実践の場で継続して活かしていただける素地を提供すること」

でした。
ストレングスコーチの私が皆さんと関われるのは点でしかなく、実際に強みを成果につなげていくためには、本人が強みを自分ゴト化して試行錯誤をしながら勝ちパターンを探っていくという線の部分が不可欠です
セッション後に、自ら線を引いていけるようなコンテンツを提供していきたいという想いから、今年は、継続コンテンツも含め、以下のようなコンテンツを提供・発信させていただきました。

ストレングスランチョン(12資質・13回)
34資質診断レポート活用法講座(4回)
ストレングスファインダー®体験会(6回)
個別コーチングセッション(27回)
Facebookトークライブ(4回)
グループワークショップ(15回)
Awesome!Newsletter(8回発行)

大変うれしいことに、自ら強みの線を引き始めている方もたくさんいらっしゃいます。

Facebookトークライブに参加してくれた神村さんは「強みを知ることで自分の満たし方が分かった」と語ってくれました。今、その強みの輪は彼女のメンティーにも広がっています。

また、育休中に参加いただき、「強みを通して自分を知れるって個人にだけでなく組織にも必要だ」と復職後の職場で広げてくれている方や、リーダー向けワークショップ参加後にチームビルディングも兼ねてご自身のチームでも展開された方など、徐々に強みの広がりを感じています。しかし、まだまだ道半ば。様々な形で、もっと多くの方に強みについて知ってもらう点を提供し、線を引いていってもらえるコンテンツの企画・提供に来年も力を入れていきます。

2022年に向けて

来年以降も、Awesome!を起点に、自分の強みを日々の様々な場面で実践していけるようなコンテンツの企画・提供をしていきたいと考えています。ワークショップに参加いただいた方のフィードバックや、よく寄せられる質問をもとに、以下の3つの分野について2022年は力を入れていきたいなと考えております。

①ストレングスxビジネスモデル

自分の強みを言語化できたのはいいけれども、いざ日々の仕事の中で取り入れていくとなると、いまいちピンとこないという声をよく聞きます。
一方で、会社員時代の私の経験談にはなりますが、様々なビジネスモデルについて学ぶたび、その概念自体は納得できたものの、いざ自分ゴトとして考えるとなると、いまいち落とし込めないという経験がありました。
ビジネスシーンで活かすことができるこのモデルに言語化できた自分の強みをパズルのピースのように当てはめていくことで実践につなげることができることを自分自身で体感し、一部のコンテンツはすでに複数の企業向けワークショップでも提供させていただいております。
来年はより多くの企業・組織の方に提供していきたいと考えています。

②資質の相乗効果➡勝ちパターン発見

常にパフォーマンスを出し続けている人に共通している点が、自分が一番力を発揮できる入り口から入ることと、インプットとアウトプットの勝ちパターンを知り、それを意識的に活用している点でした。
強みの活用はこれを効率的に把握し、実践していく近道です。ただ、これは同じ資質だから画一的なものではなく人によって異なりますので、どのような形での提供が最適かをトライアルを重ねながらコンテンツにしていきたいなと考えています。


③ティーンエイジャー親子向けセッション

子育てでの活用についてのニーズは非常に高いものを感じています。
特に子供が思春期に入るころは子育てだけでなく自分のキャリアについての悩みも出てくる頃ではないでしょうか。10代の子を持つ親として、また英会話講師として、日々小中学生と関わっていますが、10代の子供にとって、親ではない大人と、自分の強みについて対話できる機会とその影響は非常に大きいと実感しています。同時に、親にとっても子育てについてだけではなく、自分のキャリアを強みに基づいて対話する時間は重要になって来るはずです。現在、何組かの親子に体験いただきながら、どのような形で提供するのがいいかを探っております。年明けのNewsletterでこの辺りについても随時、紹介していきます。

来年も、皆様が強みを継続的に実践していけるようなサポートをしていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。



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