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こんにちは。Gallup社認定ストレングスコーチ「Awesome!」の西岡幸子です。
2021年も残すところあとわずか。
私は対外的な業務はすでに先週で終わり、今週は年末の用事を片付けながら、年明け後にやって来るワークショップの企画をせっせとしております。

はじめに

ありがたいことに、コミュニティや企業組織向けのワークショップの依頼をたくさんいただいており、とてもうれしい悲鳴をあげております。
中には、昨年からの継続でチームで受けてくださる方もいらっしゃり、強みを通してお互いの理解はできたので、強みを更にコラボレーションの力にしていきたいという一段階進んだ依頼もいただくようになりました。
そんな中、私の中に生まれた問いが、これでした。

「チーム・組織の中でお互いの強みを武器に、コラボレーションに変換していくためにはどのようなプロセスを経て行けばいいだろうか?」

(私の自己紹介に興味のある方は、「西岡の強みベースの自己紹介してみました」に飛んでください)

チームや組織で強みを活かすときに考慮したいこと2つ

まず1つ目が、自分の得意なことや大切にしていることを、より明確に言語化しておくことです。自分の強みを強化するだけだと、何となくこんなのが自分の強みというのを自分さえ分かっていれば、意識して活かすことができますが、チームや組織の中で自分の強みを意識して使っていくためには、どんな時にどんな形で強みを発揮できるor発揮したいかを明確にしておかないと、効果的に活かすことができないからです。
そしてもう1つが、それをきちんと周りに伝わる形で伝えることです。
よくあるのが、「伝えているのでわかってくれていると思ったけど、伝わっていなかった」ということ。仕事のシーンでも、家族との日常のシーンでもよくあるかと思います。せっかくの素敵な強みを、相手に「伝わって」いなかったら、もったいない。

どうすれば、この2つの要素を取り入れた形で、ワークショップを提供していけるだろうか。そう考えていたときに、この記事に出会いました。

~強みを活かして、働きやすく~

顧客や従業員の声を調査・分析することで改善施策に繋げ、ロイヤルティ向上を支援するクラウドサービスを展開しているEmotionTech。
ストレングスファインダーを使って社員同士の相互理解を深めるために、自社内での展開についてまとめられた記事をnoteに掲載されていました。

この記事の投稿者であり、EmotionTechのGallup社認定ストレングスコーチのサノさん。実は、認定ストレングスコーチ研修の同期メンバーであり、信頼を寄せるストレングスコーチ仲間なのです。
研修中に、コーチングデモでペアを組ませていただき、今でも、あのセッションは私の中での宝物で、その時の経験を実際のコーチング・ワークショップセッションでも共有させていただいています。

サノさんが全社展開の際に取り入れられていた「自己紹介カード」
経歴ベースではなく、その人が持つ強みベースで

「どんなことが得意か」
「どんなことでワクワクするか」
「どんなときに協力してほしいか」
「どんな時にひと肌脱げるか」

がまとめられていて、私が取り入れたい2つの要素が見事に含まれていました。さすがサノさん!!

この素敵な知恵を参考に、どのようにワークショップのコンテンツに組み入れるかをイメージするためにも、まずは自分の自己紹介を強みベースで作ってみました。

西岡の強みベースの自己紹介してみました

どうでしょうか?
ストレングスファインダーで自分の強みのもととなる上位資質を知り、その特長から自分の思考や行動を振り返り、そこから見えてきた自分の勝ちパターンを言語化することで、自分のセールスポイント&得意ポイントを詰め込んだ自己紹介ができました。

強みだけでなく、自分の属性(リケジョ)や趣味(英語&野球大好き)についても入れてみました。なにか、相手との共通点が見つかると、相手への興味やコミュニケーションのきっかけになりますね。

ちなみに、それぞれの自己紹介コメントがどの上位資質からきているかも、追記してみたのがこちらです。

資質・強みの特長を知ることで、自分がどんな時に助けてほしいのかも客観的に知ることができるのが、ストレングスファインダーのすごい所です。
私は、戦略的思考力の領域があまり高くなく、一人で考えるとただ悶々としてしまいます。自分がいい策を生み出すときは、いろんな方からアドバイスをいただいたり、相談に乗ってもらい、そこから頂いた知恵を組み合わせてアウトプットするというパターンを取っていました。

自分がベストのパフォーマンスを出すために、どんなサポートが必要か、周りに伝えられるのは、チームや組織の中でコラボレーションしていく上では大きな要素になると思います。

そして、強みを知ることで、相手のパフォーマンスもあげるのに自分がどうやって貢献できるかを言語化し共有することで、「こんなことで困ったら、あの人に相談してみよう」とコラボレーションを促すきっかけになると思います。

さいごに

今年も多くの方にセッションの提供をさせていただきました。(具体的にはこちらの記事をご覧ください)

みなさんからたくさんの質問をいただくのですが、その中でも、

「強みを知ることのメリットって何ですか?」
「強みの活かし方を教えてください」
「強みを周りに共有することって大事ですか?」

という質問をよくいただきます。
認定ストレングスコーチとして、強みに対して当たり前になってしまっている私にいつも、「強みはどうして大切なのか?」という問いを思い出させてくれるので、本当に皆さんからの質問には感謝しています。

今回この自己紹介を自ら作ってみて、改めてこの問いに向き合ってみて、分かったことがありました。

それは、

「強みを知ることで、
自分ですらはっきりと認識できていなかった、
一番大切にしているものや、やりたいことを
言葉にすることができる」

「強みを言葉にすることで、
自分をブランディングすることができて、
自分も意欲的に取り組むことができ、
周りにも効果的に貢献することができる」

「強みを通して周りに共有することで、
気持ちよく周りにヘルプを出すことができて、
周りのヘルプにも気づくことができて、
お互いがより気持ちよくかかわることができる」

です。来年以降、この自己紹介を作るワークをいろいろな方にも体験いただき、自己理解・他者理解・相互理解に加え、セルフブランディングやチームビルディング、コラボレーション促進にも活用していきたいなと思っています。

最後に。サノさん、EmotionTechさん、ありがとうございます。
そして、今日も資質に感謝!


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