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経鼻経管栄養への疑問2

退院するとき
母は右手を拘束されていた
左半身は麻痺しているので
左手は拘束する必要がなかったのだろう
経鼻経管栄養のチューブや
尿バルーンのカテーテルを
抜こうとするから、ということだった
だけど退院の介護タクシーの車中で
(といっても保険を使えるわけでなく
障碍者手帳を持っているか
それに準ずる人しか
介護タクシーの
保険適用はされないらしい。
母は要介護5だけれど
認定されてから半年たたないと
障碍者手帳の申請はできないみたい)
こんこんと母に言い聞かせた
お母さんは要介護5で
自宅介護は難しく
施設に入れるしかないと言われたけれど
わたしは家に引き取ることにした
でも、そのチューブを抜いたら
すぐに病院に逆戻りで
2度と外には出られなくなる
だから家にいたかったら
それは絶対に抜かないで、と。
そして家のベッドの上で
拘束用ミトンを外した
よほど病院に帰りたくなかったのだろう
母はわたしとの約束を守った
そして退院から2週間後
訪問診療に来てくださった
院長先生に
本人、そして家族全員の意思として
経鼻経管を外してくださいとお願いし
外す日を決めていただいた
それからも母は
経鼻経管を外してもらえる日まで
再び拘束する必要はなかった

身体拘束の基準というのがあるらしい
初めて知った


ニーチャムスケールというらしい
pdfの資料だけれど

https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/2004/044021/200401006A/200401006A0028.pdf

https://www.miyoshi-central-hospital.jp/upload/save/page/860839eb631bed82197435781ee6b22b.pdf

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