sachiko

ピラティスインストラクター。 東京都国分寺市に住んでいます。 noteは言語化力を養う…

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ピラティスインストラクター。 東京都国分寺市に住んでいます。 noteは言語化力を養うために始めました。 好きな事: 読書、歌うこと、身体を整えること、ファッション、海、旅行

マガジン

  • 子どもの頃の想い出

    自分の子ども時代の話です。

最近の記事

50円占いで「あなたの人生最悪です」と言われた私の人生は最悪なのか考察してみた。

日本人は占いが好きな民族らしい。 私も今年の正月には四回もおみくじを引いてしまった。 あなたの人生大吉です! そう言われたらやっぱり嬉しい。 艱難辛苦が待ち受けています! なんて言われればガッカリする。 そんなの全く気にしない、たかが紙切れだと言う人もいるかもしれない。 運命は自分で切り拓くものだと。 でも抗えない流れみたいなものを感じることがある。自分の力ではどうにもしがたい何かの力はあるんじゃないだろうかと思う。みんなそういうものを感じているからこそ、おみくじを引

    • 飾りじゃないのよ乳首は

      娘が幼稚園を卒園した。 ランドセルに文房具を入れたり出したりしながら小学校に行くのを楽しみにしている。 あの小さな赤ちゃんがもう学校に行くなんて!! 子どもの成長スピードについていけない。 あっという間過ぎて子どもだったことも忘れていきそうだ。 ギリギリ思い出せる今のうちに赤ちゃん期の子育てのことを書いておこう。 産後は「聞いてないよー!」のオンパレードだった。 授乳を始めて数日。 明日こそ乳首がもげるかもしれない。 大きなかさぶたが取れたとき、本当に乳首が取れた

      • ホワイトデーにチョコを貰ったので夫を褒めたたえる記事を書くことにした。

        外を歩けば沈丁花の香りがする。 冬のコートをクリーニングに出したいけれど、まだ少し早い。 毎年この時期になると、冬のコートをクリーニングに出したくて仕方なくなる。 私は鼻が効くほうだ。 だいぶ昔だけどバイト先の冷蔵庫にたくあんが入っているのを匂いだけで嗅ぎ分けて気まずい思いをした。 上司がお昼に食べようとしていたたくあんだった。 出勤するなり「何か匂う!」とクンクンして「この中だ!」と冷蔵庫を開けてたくあんに辿り着いたときの上司の顔を忘れられない。 冬の間毎日着て

        • 花嫁はサラリーマン

          最近、ピラティスに加え骨格からボディメイクを始めた。 少しずつ顔と身体が変化し、絶対変わらないと思っていた肩幅まで変化してきた。 嬉しい。 もうとっくに自分の体型についてのコンプレックスは決着が付いていると思っていたが、やはり良い変化は嬉しい。 まだまだ諦めきれなかった20代の頃にこの変化が起きていたらなぁと思う。 14年前に挙げた結婚式を思い出した。 結婚当初、結婚式は挙げなくてもいいかなと思っていた。 結婚式に憧れはないし、普段真面目に働いている会社の人の前で、ごく

        50円占いで「あなたの人生最悪です」と言われた私の人生は最悪なのか考察してみた。

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        • 子どもの頃の想い出
          5本

        記事

          春ですね!ザワザワします!

          花粉症ではありません、と今年も何度か言ったけれど毎年少し怪しい。 マスクしないで外に出られるけれど、花粉は感じる。鼻や目がザワザワする。 今年こそ花粉症始まるのかな?という予感を実は10年以上感じている。 花粉が舞い始めるこの季節にザワザワするのは鼻や目だけじゃない。 春は心がザワザワする。 この春、娘が小学校に進学する。 私の仕事もあるので、学童にもお世話になる。 入学説明会があった。 学童説明会もあった。 説明会というものが苦手だ。 だいたいの説明会で聞き漏らしが

          春ですね!ザワザワします!

          ピラティスを完全無敵の万能薬と言いたかった

          引きこもる癖がある。 気持ちが落ちたり、もやもやしていたりすると、引きこもる。 引きこもるといっても仕事も子育てもあるので外には出ている。家事もそれなりにする。でもSNSから遠ざかり、気に入った小説をひたすら読んで、現実世界に蓋をする。それが私の引きこもりかただ。 何故気持ちが落ちるのかと言えば、ここ最近は決まって同じテーマで、自分の提供しているものについてだ。 私が提供しているもの、提供したいと思うものが、100%素晴らしい!! そう言えないことについて、堂々巡りの自責

          ピラティスを完全無敵の万能薬と言いたかった

          おばあちゃんはエイリアン

          インフルエンザに罹かった。 久しぶりの39℃を超える熱に、脳みそが体から離れて寝室を浮かんでいるような感覚になる。筋肉痛と関節痛と倦怠感があるので気持ち良いとまでは言えないが、ふわふわした感覚は普段なかなか味わえない。 スマホ画面を見る気にも、本を読む気にもなれない。 脳内トリップを楽しむことにしよう。 南の島にいることにする。熱で体が熱いしちょうどいい。 そう、ここはモルディブだ。 インド洋に浮かぶ島々。島の周りをぐるっと囲む珊瑚礁。気温は日本の夏ほどには高くないのに、

          おばあちゃんはエイリアン

          どうしようもない、情けない自分のことも、許したい。

          風邪を引くと落ち込む。 メンタルが最悪になる。 人の優しさはいつもより沁みるし、 優しくされないと堪える。 落ち込んだことで気付いた。 私の中には、まだ許されていない自分がいる。 明け方、喉の痛みで目が覚める。 昨日の夜から少し痛みを感じていた。 朝から代行を探してクライアントに連絡し、見つからないクラスはキャンセルの連絡をした。全方位に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。私のせいで今日1日の予定が変わってしまった方、申し訳ないです。 仕事に穴を開けること。 これは私にと

          どうしようもない、情けない自分のことも、許したい。

          残酷なつわりのテーゼ

          出産は何度でもしたいと書いたが、つわりは辛かった。とんでもなかった。 こんなに辛いなんて聞いてない。 いつ終わるのかとそればかり考えていた。人によっては出産までと知り絶望した。こんなのが10ヶ月続くの?! あんまり辛いので、検索履歴はつわりのことばかりになった。気になって他の動物はどうなんだろうと調べてみたりもした。 妊娠期間が一番短いのはオポッサム。 なんと12日間で生まれてくるそうだ。 ハムスターは約20日。 犬は2ヶ月。 高望みはしない。 ハムスターになれたら最高

          残酷なつわりのテーゼ

          家出、亡霊、お姉ちゃん。

          17歳、高校3年生のとき。 家出した。 大学進学を控えてナーバスになっていた。母親から、進学予定の大学のきったない寮に住むよう言われたからだったか。希望する大学ではなくて、地元の大学に行くように言われたからだったか。 もしかしたら、夜中まで受験勉強していることを心配されてうっとおしかっただけかもしれない。理由は覚えていない。 とにかく甘ったれた理由だったことに間違いない。甘ったれで生意気な高校生だった。このあと世間の荒波に揉まれてそうそう甘ったれてもいられなくなるので、1

          家出、亡霊、お姉ちゃん。

          出産が怖かった。でも産んでみたらめっちゃ楽しかった話。

          今年の誕生日はありがたいことに沢山のお祝いの言葉をいただいた。 誕生日は特別な日だ。この世に生まれた日なのだから。生年月日は事あるごとに必要になったりする。けれど生まれた日のことを憶えている人はほとんどいないだろう。 娘が生まれた日。その日のことはよく憶えている。誕生日って産んだ人の方が感慨深い日なんじゃないだろうか。 出産は鼻の穴からスイカを出すくらい痛い、と例え話を聞いたことがある。 実際、出産は命懸けだ。私の知り合いにも出産時死にかけた、という話をしていた人がいた

          出産が怖かった。でも産んでみたらめっちゃ楽しかった話。

          赤ちゃんはお母さんを選んでお腹にやってくるんだよ。でも私にはやってこないのが悲しかった。

          どうしてもほしいものは何? もし10年前に聞かれたら「子ども」と答えたかもしれない。 30歳で結婚して36歳で妊娠した。 その間、13歳年上の夫と、子どものいない人生もいいよね、と何度も話し合った。 28歳のとき、子宮内膜症と診断された。そのときは妊娠に影響する病気だという自覚はなかった。ただ頻繁にお腹が痛くなるのが辛かった。 アパレルの会社に勤めていた。平日は家より会社にいる時間の方が長かった。 万年睡眠不足で、口内炎が次々できた。胃腸はずっと痛くて、とにかく毎日ヘト

          赤ちゃんはお母さんを選んでお腹にやってくるんだよ。でも私にはやってこないのが悲しかった。

          子育ての正解とマラソン大会と素麺7杯食べた話。

          子育てに正解なんてあるのだろうか。 子育てに限らず学校教育の枠を出たら、正解なんて探すだけ無駄ということは多い。 子どもを育てる立場になって初めてわかった。親って必死だ。結構いつもいっぱいいっぱいだ。 子どもの頃は親の小言を理不尽に感じたり、腹を立てたりした。 親になってみたら理想通りの子育てなんてできないことを知った。今日までに私はいくつ間違えたか。小さなことから、取り返しがつかないことまで。 私が小学校高学年のときマラソン大会当日に熱を出した。高熱ではなかったけれ

          子育ての正解とマラソン大会と素麺7杯食べた話。

          カラーひよこと野犬とうさぎ。

          年末に夫がコロナに罹かった。 症状自体は軽く済んだが、年寄りの集まる義実家と実家の集まりはキャンセルして自宅で過ごした。 しばらく実家に帰っていない。実家に帰りたい、というより、父が手入れをする実家の庭に帰りたい。一番ぼんやりできる場所だ。 父の趣味は釣りと車と庭いじり。 射手座の男の勢いはすごい。 とにかくどんどんやる。 どんどん植物が育ち、動物も沢山育つ。元気に増える。 私が子どもの頃は、犬、ウサギ、インコ、鯉、鳩、鶏、モルモット、金魚。 沢山の生き物がいた。 ツバメ

          カラーひよこと野犬とうさぎ。

          自分の人生に関係ないことは一旦忘れる。

          人生にまるで関係ないことに気を取られることがある。 人の目が気になってかっこつけたり、かっこつけるのがバレないように細心の注意を払ったり。あの人はすごいとかこの人よりは自分の方がとか。好きでもない人から嫌われるのを恐れたり。 そういうことをしていると、せっかく自分ができるようになったことや手に入れたものに価値を感じられなくなる。 自分自身にさえ、価値がないように思えてくる。 本当にやりたいこと、大切にしたい人。それ以外のことに、気を取られてはいけないのだ。 時間は命と

          自分の人生に関係ないことは一旦忘れる。

          ディズニーで腰をいわして気付いたこと。

          家族でディズニーランドに行った。 覚悟の上でのことだけど、アトラクションを待つ間、師走の寒さが堪える。寒気にさらされて冷たくなったアスファルト。靴の中で足が冷えていく。 それでも、舞浜駅に到着した瞬間から「歩くだけで楽しいよね!」と娘とキャーキャー言いあう。 入ってすぐにティガーと写真を撮った。メリーゴーランドの回転速度が思ったより早いと怯む娘をなだめながら乗って、プーさんのハニーハントには75分並んだ。ジャングルクルーズでは寒さのあまり鴨がクチバシを羽毛につっこんでいた

          ディズニーで腰をいわして気付いたこと。