タコを食べながら、サウダージを感じる(2017年ポルトガル)
ポルトガルでの後悔は、リスボンで
ファドのライブを体験していないこと。
ポルトガルには、『ファド』を聞かせるお店が下町にはあります。
ファドとはこちらポルトガルの民族歌謡です。
時代を超えて庶民に受け継がれ現在まで続く「ファド」。その言葉の意味は運命・宿命を指しているそうです。
こんな街中の路地を入っていくと、何があるのでしょう?
階段たくさんで登りは大変。(実はすごーくわかりずらい場所にエレベーターがあります!)
一番古い地区です。(アルファマ)
おっ?
ファドの歌声が聞こえてきます。
たいていレストランでライブが開催されています。
お店の人に「入れますか?」と聞くと
満席で、夜、22時過ぎると空くかもと言われたので、あきらめました。(夜中2時までやってるとか?!)年寄りは起きてられません(笑)
ヨーロッパでは、タコを食べない国もたくさんありますが、ポルトガルはタコ料理がけっこう有名です。
リスボンのバイシャ地区のロシオ広場の近くにたくさんレストランがありまして、そこで食べました!
タコ。
ほとんど丸ごと大きなタコがグリルしてあります。
私はこのタコを食べながらサウダージを感じました。
と言うのも、私はタコが大好きで、何かにつけて
大好きなタコの思い出が走馬燈のようによみがえってくるんです。それだけ思い出がある、タコなんです。
ポルトガルで、サウダージとは郷愁、憧憬、思慕、切なさ、などの意味合いを持つ、言葉には出来ないことを引っくるめてのものなんですね。
日本での(演歌)とも違う。
シャンソンとも違う。ファドに寄り添うサウダージとは、私だったら日本では渡辺美里さんの曲かなぁなんて思いました。特に「10years」という曲。
そして名物の海鮮のリゾット🎵
写真だと分かりにくいのですが、この鍋のまま出されるリゾット
お米の文化が根付いているのも、日本と深い関係にあるポルトガル、食もサイコーです。(パンも好きなんですがパンばかりだとご飯が食べたくなるんです)
タコをかみしめながら、これまでのことを思い出し
涙が出そうになりました。
つづく。
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