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ヨガの成果を家族への態度ではかる

私がヨガの道を選んだのは、もちろんヨガに魅了されたからなのですが、ヨガのどこに魅了されるかは、人によって個性が出ます。ヨガのアサナ(ヨガのポーズ)の完成度を高めたい人、ヨガの自然派な一面に惹かれる人、ヨガの呼吸法を追及する人、瞑想を極める人。

私の場合は、ヨガ哲学です。哲学はもともと好きで、国境を越えていろいろな本を読み漁ってきた私です。ヨガを学んでいる人はご存じでしょうが、ヨガは単なる運動ではありません。ヨガの歴史をひも解いていくと、なぜヨガが必要とされたのか、ヨガをやることで目指すことなど、ただの運動どころではない、奥深さがそこにはあります。(詳しくはヨガ哲学の講座でご説明しています)


最も印象に残っているヨガの大先生の言葉

だから今も昔もヨガを極めている大先生はたくさんいらっしゃいますが、やっぱり私が惹かれる先生、心の中で師と仰ぎたくなる先生は、ヨガの根源的な教えをしっかり自分の細胞の隅々にまで落としこんで体現している人です。私は、インストラクターにしては、体は固いし、アサナの完成度も低いですが、こういった先生のようなあり方に少しでも近づけるよう、ヨガの心を大切にしているつもりです。そして、このことは知名度の高さや人気とは、比例しません。知名度や人気のある先生が、必ずしも哲学的な側面を追っているとは限りません。

そんな私が、忘れられないヨガの大先生の言葉があります。それは、

「私はヨガの成果をどれだけ体を曲げたりねじったりしたかではからない、嫁や子供への態度ではかっている」


というものです。


これは、当時ヨガの道を歩み始めたばかりの私には、本当に身に沁みました。やっぱりヨガをやっていると、見えやすいところ、すなわちアサナの完成度に目が行きがちですし、その完成度が高い人のほうがヨガ上級者、となります。実際にヨガスクールやヨガスタジオの初級・中級・上級も、アサナの難易度でレベル分けされますから、致し方ないことです。

でも、この先生のいわんとしていることは「ヨガの真髄はそこにはない、そうではなく、自分の体だけではなく、自分の呼吸を、心を、あり方を、どう整えられるかが大事であり、それは自分にとって一番身近な人間の態度にはっきりと表れるのである(sachie熱意訳)」ということです。

やっぱり私はヨガのこういう面を大切にしたいし、生徒さんにお伝えしたいのも、まさにこういうことです。私もまだまだなところあるけど、人間だもの(byみつを)、一緒にこういうのを目指そうよ!って言いたいんです。



Who is the ヨガの大先生??

これを言ったのはご存命の先生ではなく、ヨガの師として、歴史に名が残るレベルの大先生、かといって大昔ではなく、ヨガの歴史の中では比較的近代に位置付けられる男性の先生です。そして、この先生の上に、もっとすごい師がいたのですが、その方とは袂を分かつことになった先生、だったと思います。

決してもったいぶっているわけではありません。

私は、その先生の名前を思い出せないのです・・・。

昔、どこかで知って、内容は衝撃的に覚えているのですが、名前が出てこない。

思い出したくて、この先生の言葉のキーワードをあれこれgoogle先生にお尋ねしたのですが、正解を出してくださることはありませんでした。思えばgoogleはマインドフルネスの世界的な先進企業。ヨガに正解はない、そういうことなのでしょう。


どなたか知っていたら、教えてください。


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