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喫茶ぽるく (ふてきくん、横浜をさるく その7)


さるくとは、筑後弁で
「あちこち歩き回る」という意味。

福岡久留米から始まって
今は、横浜をさるいています。

ふてきくんとくじらちゃんが
その5でかくれんぼしていたのは、こちら。

左から3本目の柱の根元をよく見て


前回はこちら。


  🍂    🍂    🍂


大倉山おへそで教えてもらった
喫茶店に行きます。


喫茶ぽるく


エルム通りを西に歩きます。
大倉山駅から徒歩6分です。

おへそさんの左側くらい


道がずっと平らなので、楽に歩けます。

見えてきました!

エルム通り沿い建物の1階
可愛らしい入り口
看板とライト

可愛い雰囲気に心躍ります。
思い切って中に入ってみました。

壁に飾られた絵に目がいきます。

ギャラリーカフェなのです
お茶を飲みながらゆっくり見られそう 

窓際の席を選びました。

2人席が嬉しい

優しそうな男性が
メニュー表を持ってきてくれました。

静かな物腰に
ホッと心が緩みました。

可愛らしいメニュー
詳しい説明が嬉しい

選んだのは、気になったBaba ババ
おとなのアイスクリームを。

普段、アイスはあまり食べないけど
こんなに暑い日はきっと美味しいと思って。


周りには、絵について話す人
静かに一人でパソコンを打っている人。

子どもが来たなぁと思ったら
なんとビックリ。エプロンをつけて
喫茶のお手伝いを始めましたよ。

お孫さんだったようです^ ^

心地よいBGMを聴きながら
居心地のよい空間でゆったりしていると
Babaが来ました。

小さなハンバーガーみたい

説明書きからイメージした通り
アイスを挟んでいるのは、サバランです。

スプーンを入れるとジュワッとあふれそうな
ラム酒をたっぷり沁み込ませた生地。

ほんのり甘めに仕上げてあって
口の中に入れるとほろほろと溶けながら
ラム酒の味わいが口いっぱいに広がります。

アイスは自家製でさっぱりしていて
外側の生地にとてもよく合います。

これは美味しいなぁ。

初めて食べる組み合わせに
こんなに素晴らしい味になるのかと感心。

合わせて頼んだミルクティーは
砂糖なしのホットにしました。

冷たくて甘いものと甘さのない熱いものを
交互に口にしながら
幸せな気持ちに浸りました。


今日の暑かった道のりを思い出し
ゆっくりとBabaを堪能しながら

どうやってお願いしようかなと悩んでいました。

会計のときに
思い切ってお願いするしかない。

チラシを一枚出し
意を決してレジへ行きました。

Babaがとても美味しかったことを話して
お金を渡しました。

お釣りを受け取った時に
思い切って「あの…実は」と切り出しました。

大倉山おへそから紹介されたこと
商店街に来る人に
ひと色展を知ってもらいたいこと

すぐに奥へ行って
女性の方を連れて戻って来られました。

ご夫婦でカフェを営んでいる様子。

物静かなご主人と対照的な
快活な雰囲気の奥様に
ひと色展についてお話ししてみました。

個展の開催者、イシノアサミさんのこと
noteというネット上で知り合った人たちと
開催に向けて進めていること
いろの子のこと
いろの子たちとコラボした100以上の作品のこと

説明していると興味が湧いたようで
『あなたがコラボしたのはどのいろの子なの?』
と聞かれました。

チラシを見ながら
パーマネントグリーンno.1を探しました。

チラシの真ん中にいる!
わたしがコラボした子をここに置いてくれたんだ。

「この子です」と指差しながら
アサミさんの素敵な気遣いに
ポッと心あたたかくなったのでした。


『いいわよ。空いた時でよければ。
 ふだんは知り合いのチラシしか
 置いてないんだけど、置いてあげる。
 チラシある?』

「持ってます!」

もしかしたら…とかばんに入れておいた
予備のチラシ20部を
オーナーさんに託しました。

素敵なオーナーさんと
チラシの置いてあるところ


「おへそさんが9/16からお休みになるので
 その後から開催中、ぜひ置いてください」

深々とお辞儀をしながら
快く引き受けてくれたオーナーさんに
心から感謝の意を伝えたのでした。


ネットの中で知り合った
顔も知らない人たちで
個展を作り上げようとしている

そのことが、とても面白かったようで
『この人、来週からここで絵を飾るのよ』
とレジの隣にいた方を紹介してくれました。

挨拶をして、2人に続きを話します。

noteというSNSがあること
小説やエッセイ、詩を投稿している人が多いこと

話しながらnoteそのものが
クリエイティブな空間であることに気づきます。

「だから、こういう形の開催が
 可能なのかもしれません」

『時代はこんなふうになってきているのね』

2人は興味津々です。

レジ前でしばらく説明していると
だんだん盛り上がってきて
なんだか意気投合してしまいました。

大倉山記念館を選んだ理由として
会場の近くでピアノを弾けるようにと答えたこと

関東圏でひと色展を開催するなら
わたしのピアノとコラボしたいと
主催のイシノアサミさんが言ってくれたこと

この2つの説明からか
『あなたはいつピアノを弾くの?』
と聞いてくれました。

木、土の15〜17時はいることを伝えると
『土曜日なら行けそう!』とオーナーさんの顔に
パァッと笑顔が広がりました。

反対に、わたしは
紹介してくれた方の絵が気になっていました。

8/31まで開催中

絵本の挿絵を描いているそう。

カフェにいるときは
紙芝居を読む時もあると聞き
「聴きたい!」と思いました。

また大倉山に行く予定の日を伝えると
『来るときは連絡してね』と名刺をいただき
「ぜひ!」と約束しました。


わたしのピアノを
楽しみにしてくれる人がいる

ひと色展を通じて
新しい人とつながることができた



いい仕事したな。

心地よい疲労感とともに
胸いっぱいの達成感に包まれながら
カフェを後にしたのでした。


喫茶ぽるくのオーナーさま

また、行きます。
チラシの配架、本当にありがとうございました。


noteのみなさんもぜひ
喫茶ぽるくさんに行ってみてくださいね。



「ひと色展@横浜」

🍂2023.9.27(水)~10.1(日)
10時~17時

🍂横浜市大倉山記念館
2Fギャラリー
〒222-0037 横浜市港北区大倉山2-10-1

🍂入場無料・販売物なし
🍂詳細ページはこちら↓


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