楽器未経験者がピアノ教室に1年半通ってみた
結果
これぐらい弾けるようになった
きっかけ
コロナ禍に入った2020年、友人から勧めでアニメ「メイドインアビス」を観て、ストーリーの面白さとオープニング曲のかっこよさに衝撃を受ける。
かっこいいオープニング曲
このとき、「生きているうちにこの曲を弾けるようになりてぇ〜〜〜」と思ったのがきっかけである。
もともとアニメの曲が好きで、かっこいい曲を弾けたら楽しそうだとは前々から思っていた。それに3ヶ月ごとに新しいアニメが始まるので、一生弾く曲のネタには困らなさそうだし趣味として良いのでは?と思い、勢いで電子ピアノを買って練習を始めた。
挫折
最初は、電子ピアノとiPadをケーブルで繋いで練習できるiPadアプリを始めた。アプリはとても良くできていて、iPad上に楽譜と実際に弾いた音が表示されるので、音ゲー(タイミングに合わせて正しい音を鳴らすゲーム)のようにピアノを練習することができた。
ただ、正しいフォームや音の強弱の練習をすることが難しく、良くないフォームで弾き続けた結果指と腕を痛めてしまった。
以降、電子ピアノは部屋のオブジェに変わってしまう。
ピアノ教室入会
2020年の年末、やっぱりピアノを弾けるようになりたい(オブジェのままにしておくのももったいないし)と思い、とりあえず近所のピアノ教室に入会してみることに。
このときは「つらくなったら辞めればいいや」という軽い気持ちで入会したのだが、1年半経った今でも休まず続けられている。
ピアノ教室に入会したことは結果的に大正解で、1年でそれなりに上達したし、弾きたかった曲も弾けるようになった。生きているうちに弾けるようになりたいと思っていたので、大幅な短縮だ。
かっこいいオープニング曲(ピアノ)
ピアノ教室に通うメリット
独学と比較すると、教室に通うメリットはとてつもなく大きいと感じた。
逆にデメリットは、教室まで移動する必要があるのと、会費がかかることぐらいな気がする。
私が感じた主なメリットは以下。
宿題が出る
週1回のレッスンの最後に「来週までにここを練習してきてください」と、宿題が出る。
この宿題システムのおかげで、やる気が出ない日も練習をがんばれている。もし宿題をしなかった場合、次回のレッスンで新しい箇所に進むことができず、時間と会費を無駄にしてしまうからである。
あと単純に前回のレッスンから全く成長していなかったら気まずい。
発表会がある
半年に一回、練習の成果を披露する発表会がある。発表会は良い会場で良いピアノを観客の前で弾ける貴重な機会なので、「良い演奏をするぞ」という気持ちで練習を頑張れる。
フォームの矯正
ピアノを正しいフォームで弾くことは重要で、フォームが良くないと良い音も出ないし、身体の故障の原因になってしまう。
教室だとフォームが崩れているときに指摘してもらえるため、正しいフォームを習得しやすい。
レッスン室を使える
私が通っている教室では、教室で使用しているレッスン室(スタジオ)をレンタルして使用することができる。しかもなんと1日1回30分だけ無料でレンタルすることができるので、私は毎日通っている。
通わなかったら30分無料で練習する権利を失ってしまうのだ。これはもったいない。
弾き方のアドバイスをもらえる
難しいフレーズが出てきて、「ここはどうすれば弾けるんだ…?」と途方に暮れてしまったときに、弾き方のアドバイスをもらえるのはとても助けになる。独学だとこのあたりを解決するのは難しそう。
ピアノを弾くことの良さ
私がピアノを始めてみて感じた、ピアノを弾くことの良さ、おすすめできる点は以下の通りである。
リラックスできる
無心になって集中して弾くので、弾いている間は嫌なことやストレスから解放され、心が洗われる。
楽しい
曲を演奏することは楽しい。始めたての頃はもはや音を出すだけで楽しい。そういった意味では音を出すことのハードルが低い点もピアノの良いところかもしれない。
成長を感じられる
新しく弾ける箇所が増えたとき、今まで弾けていた箇所がより綺麗に弾けるようになったときに、成長を感じられて嬉しくなる。
自己肯定感が上がる
普段生きていると「今日何もしなかったな…」と落ち込むことはありませんか?私はあります。
そんなときもピアノの練習をした日なら「今日はピアノの練習をしたから偉すぎる!100点満点!!」と自分を褒めてあげることができる。
上手く弾けると気持ち良い
好きな曲を通しで上手く弾けたときはめちゃくちゃ気持ち良い。私はあまりにも上手く弾けたときは、自分の演奏に鳥肌が立つことがある。
ピアノを弾いてて一番感動する瞬間だと思う。
まとめ
1年半続ければそこそこ弾けるようになるから、今すぐピアノ教室の体験レッスンへGO!