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東大生のバイブル『思考の整理学』で具体的な思考方法を学ぶ

知ることよりも「考えること」

正解よりも「独創性」

知的活動とは、本や経験から刺激を受けて思考すること


独学のすすめ


学校では、何をどれくらい勉強するのかガチガチに決められていて、理解させるために教えすぎている。人間は、押し付けられたり教えられたりすると、興味と意欲を失う。教えすぎてはいけない。自分から「知りたい」と思う独学は意欲のかたまりであり、学びの本質。

 

①テーマを決める

自分が興味のあることを3つくらい決める

複数のテーマの本を読み、考えることで、セレンディピティ(偶然から生まれる発見・アイデア)が起こる。


②情報収集

何を何のために調べるのかを決めて、目的をもって情報収集する

本を読む・人に話を聞く


③考える

あきらめずに時間をかけて考え続けるために「忘れる」「ねかせる」

一晩寝てから考えたり、他のテーマについて考えたりして、無意識に任せて「ねかせる」ことで、いいアイデアがうまれる。


考えるときのヒント

・気づきやアイデアはすぐにメモする

・抽象化する 「つまりこういうこと」と短い言葉で表現してみる

 テーマ・題名は究極の抽象化 要約する 感想を書く 自分の考えを書く 

・類推(たとえ) 似た現象を探してあてはめる

・しゃべる 音読・対話(異業種の人とお互いに批判せず話す)

・散歩やお風呂でリラックスするとアイデアがうかぶ


④書く・話す(アウトプット)

「書くこと」は「考えること」

本や経験から得た知識を、自分のフィルターを通してから文章にまとめると、最高の学びになる。自分の言葉で文章を書くには、情報収集して理解し、深く思考する必要がある。

文章上達のコツは「たくさん本を読み、たくさん書き、たくさん推敲すること」いたってシンプルだ。何度も推敲すると、何度も考えることになるので、思考が深まり、整理される。

人に説明したり対話したりすると、刺激になり思考が整理される。


学校は知識を詰め込むところ。言われたことをやっていれば評価される。しかし社会に出ると、自分で問題に気づき、考えて行動しないと、評価されなくなる。

「AIにはできないこと」をしないと仕事を奪われる時代になった。自ら学び、考え、思考を整理して、自力で生き抜く力をつけよう。


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