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悩みがある人は歴史に学べ!渡部昇一『名著で読む世界史』13冊の名著

あなたは歴史に興味がありますか?
私は学生時代、歴史にまったく興味がありませんでした。
でも「歴史を学ぶと悩みが減る」と言われたら、興味がわきませんか?

渡部昇一さんは英語学者・哲学者であり、歴史論・政治・教育など幅広い知識をもつ「知の巨人」といわれた人物。

読書をはじめたころ「歴史を知っていないと本に書いてあることが理解できない、読書を楽しめない」と気づいて、歴史を学び直すことにしました。

学生時代、歴史にまったく興味がなく、基本的な知識すらなかったので、高校の参考書を買ってきて猛勉強しました。学生時代にこれだけ勉強していたら、もっと違う人生になっていたかもしれない。

そのときに渡部昇一さんの本をたくさん読みました。難しいことを誰にでもわかるように説明してくれる文章に救われ、歴史に興味がわいてきました。私にとって渡部昇一さんは、歴史のおもしろさを教えてくれた恩人です。

『名著で読む世界史』は13冊の歴史書をとおして歴史を学べる本。時代背景、なぜその出来事が起こったのか、どのようにその歴史書が書かれたのか、高い視点から深い洞察が語られています。

「ガリア戦記」「君主論」「戦争論」など、ちょっと難しそうな本について、わかりやすく解説してくれているので、興味がわいて実際に読んでみたくなりました。

『渡辺昇一の少年日本史』もおすすめです。中高生向けに易しい言葉で書かれているので、歴史初心者の私でも楽しく読むことができました。
歴史を点(1つの出来事)ではなく、線(流れ)で見るので、小説のように楽しく読めて、理解も深まります。

渡部昇一の少年日本史


歴史に名をのこした人物は、困難や失敗から生まれた志とチャンスをいかして偉業を達成しています。

だから今、困難や悩みがあっても、失敗しても、落ち込む必要はありません。どんな偉人でも必ず失敗します。むしろ人より大きな失敗をしています。

新社会人になられたみなさんは、期待と不安で緊張されていると思います。でも課長も部長も、社長だって、はじめはみんな不安だったのです。大丈夫、人は自分が望む限り、成長していくものです。

失敗は成長するためのヒントをくれます。
なぜ失敗したのか、どうすればうまくいくのかを考えて試し、改善を繰り返す。うまくいってもいかなくても、試行錯誤した経験は必ずあなたを成長させます。

困難や失敗を避けると、人は成長することができません。困難を乗り越え、失敗から学んで成長することが、人生では何より大事なのです。私は歴史を学んだことで、困難や失敗を過度に恐れることがなくなりました。

他人の評価が気にならなくなり、圧倒的に生きやすくなりました。他人が自分をどう思うかは他人の課題です。他人の感情を今すぐに変えることはできません。

どうにもならない他人の感情に振りまわされず、自分の課題に集中していい結果を出す努力をしましょう。他人の評価は一時的で変わりやすいので、結果を出せば評価も自然と変わります。焦らずゆっくり成長すればいいのです。

歴史のおもしろさを教えてくれた渡部昇一さんに、心から感謝しています。



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