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水分しかないと思われがちな夏野菜3選

今が旬の夏野菜。色とりどりで栄養価の高い野菜が多く、どれもおいしいですよね。
でも中には「あの野菜って水分ばかりで栄養ないんじゃ?」と思う野菜が頭に思い浮かんだ人もいるのでは?
特に論理的思考の強い男子は、「これを食べても栄養がないから意味がない」などといって、食べようとしないなんて人もいますよね。(うちの夫がそんな感じです)
水分しかないと思われがちなあの野菜にも、しっかりとした栄養分が含まれているんですよ。

今回は、栄養素が水分だけと思われがちな夏野菜について、それぞれ栄養素の解説をしていきます。

1.きゅうり

主な栄養素
・β-カロテン
・ビタミンC
・カリウム

なんと95%以上が水分で出来ているきゅうり。野菜の中でも最も多く水分を含んでいると言われています。
きゅうりには体を冷やす作用があり、暑い夏に食べるのにピッタリなんです。
カリウムはミネラルのひとつ。「細胞内外のバランスを保つ」「ナトリウムの排泄を促し血圧の調整をする」などといった役割を果たし、むくみ解消や、高血圧の予防に効果が期待されます。
β-カロテンは表皮に含まれているので皮ごと食べるのがおすすめ。また、調理するとカリウムが失われやすいため、食べる直前に調理し、生で食べると良いでしょう。
きゅうりは切った後水にさらすとシャキシャキとした感触になると言われていますが、さらしすぎは栄養素を損ないます。1~2分ほどでさっとあげるのがおすすめです。

2.なす

主な栄養素
・カリウム
・食物繊維
・ナスニン

なすの水分量はおよそ90%。表面の紫色は「ナスニン」という栄養素によって作られています。
このナスニンには抗酸化作用があり、発がん、老化、眼精疲労などを予防。パソコンを使う人にもおすすめの食材ですよ。
アクが強いため切った後は水にさらすと良いですが、長時間さらすとナスニンが溶けだしてしまいます。こちらも1~2分を目安に手早く済ませるのがポイントです。なすは油との相性が非常に良い野菜。揚げることで素材の水分を適度に抜き、香ばしさや甘みをより引き出してくれます。揚げれば皮ごと食べられるので、なすの栄養素をむだなく摂取できますよ。

3.レタス

主な栄養素
・β-カロテン
・葉酸
・カリウム
・ビタミンC
・食物繊維

サラダや付け合わせによく使われるレタス。水分量はおよそ95%とこちらも水分ばかりの野菜です。
レタスにはβ-カロテンが多く含まれており、抗酸化作用があるのが特徴。
また芯の部分には、安眠をもたらす「ラクッコピコリン」という成分が多く含まれています。
レタスも冷水につけるとパリッとした食感になりますが、ビタミンCが水に溶けだしやすいため、1~2分が目安。氷水につければよりシャキシャキの食感になりますよ。包丁で切った切り口は変色しやすいため、手でちぎるのがおすすめです。

まとめ

今回は、水分しかないと思われがちな3つの夏野菜について、栄養素を解説してきました。
水分ばかりに見える野菜の中にも、実はたっぷりと栄養素を含んでおりそれぞれに効果があるんですよ。どれも年中手に入るようになりましたが、もともと夏が旬の野菜とだけあって夏に食べるのに適した栄養素を含んでいます。この機会にぜひ摂取してみてくださいね。

※1322文字 23分43秒
※やっぱり私タイピングも遅いんだわ。ということに気が付きました(苦笑)


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