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空港を散歩して思うあれこれ

朝から電車でどんぶらこと成田空港へ。陽射しが強かった……。成田空港から何処かへ行くわけではなく、目的地そのものが成田空港。

展望デッキには大きなレンズを装着した一眼レフを持った方々がたくさんいた。そうだよね、大型連休を分解したとしても三連休の中日だし、天気も良いし、撮影日和だよね。というわけで今日のサムネはiPhoneで撮ったコリアンエアーの機体、青空っぽいなという理由でセレクト。

国際空港なんだから外国の人がたくさんいて当然なんだけど、本当にインバウンドの人が増えたなあ……過去に一度遭遇したことがある、YOUは何しに日本へ?の取材クルーの方々には今日は出会えず。まあ成田だけでなく羽田もあるもんな、もしくはタイミングの問題か。

おひとりさまインバウンドの人が自撮りをしながら日本各地をめぐるプロモーション映像が館内で流れていたのだけれど。メジャーな観光スポットだけじゃなくてもっと行って欲しいエリアがあるわ!と思うと同時に、インバウンドの受け入れ体制ができていなければ来られても困ってしまうんだよなあ、と気が付いて、受け入れをするためには最低限英語は話せた方が良いのだろうなと思った。日本の場合はそれにプラス中国語と韓国語が話せるとなお良し、ってところか。

我々が国外に旅行する時に観光スポットで「どの言語が通じるか」を確認するのと同じように、どちらかといえばマイナーなスポットにあえていらっしゃる人たちは、現地語(この場合は日本語)以外にどの言語が通じるのかを調べて来てくれる人の方が多いだろう。それに今は翻訳アプリもかなり優秀になっているからなんとかなるんだろうけど、やっぱりニュアンスみたいなものは直接話すからこそ伝わるものはあると思うから、話せるに越したことはないんだろうな。

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あとは、展望デッキから滑走路を眺めていて、年始の羽田の事故からもう4ヶ月経ってしまうことに気付いて愕然とした。あの炎を上げて燃える機体の映像は記憶にも残っている。まあ生きていれば過去になっていくのは当然のこと、それでも、もう遠い昔のことのような意識になってしまっていて、自然なことだと思う一方で、薄情だなと虚しくなった。

ニュースにならなくなった今も調査は進んでいるんだろう。軽く検索したら、同じような事故を起こさないための事故対策検討委員会については国土交通省にページができていて、連休に入る直前の金曜日に開催された報告も上がっているから、こちらは少しずつでも進んでいるんだと思いたい。
それにしても金曜日に開催して今日閲覧できるって、金曜日は何時までかかって報告書作成したのかなと思ったらまたなんとも言えない気持ちになってしまった……ご担当の方がせめて電車があるうちに帰れていますように。


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