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組織の医者になりたい

今日、メンタリングを受けて、自分のやりたいことや目指したい方向を口に出して言えた。

「私、組織の医者になりたい」

そのうち変わるかもしれないし、そこまで強い志もない。
でも、自分の言葉でしっかりと話せた。
せっかくだからnoteに残しておく。

組織の医者って何?

「自分のチームがギスギスして雰囲気が悪い。どうしよう。」
みたいな相談を解決する専門家。

リーダーや部下の社員の問診して、
症状を聴いて、
理論と照らし合わせて、
処方箋を考える。

経過を観察しながら、
原因を特定して取り除いたり、
手術したり、
原因が不明の事も多そうだが、
現場を重視して臨床にあたる。

そんな人事担当になりたい。

なぜ?

原体験からきている。

今まで仕事をしてきて、
楽しかった記憶と最悪だった記憶を呼び起こすと、
あら不思議。

やりたい仕事ができた時が、楽しいとは限らなかった。

チームがよかったら、
ある程度仕事内容は微妙でも仕事は楽しかったし、
チームが悪かったら、
どんなにやりたかった仕事内容でも楽しくなかった。

また、リーダーがポンコツの時が、最悪とも限らなかった。

リーダーが全然ダメでも、
同僚がよかったらチームはまとまったし、
そもそもリーダーだって人間であり、
完璧な人なんていたことなかった。

では、何が仕事の楽しさを分かつのか?

私なりの仮説は、
人と人の組み合わせだ。

社員個人ががん細胞のように唯一の悪性の問題があるわけではなく、
社員と社員の組み合わせが素晴らしいとチームがよくなり、
社員と社員の組み合わせが悪いとチームが終わる。

素晴らしいリーダーは、
どんな部下でも求心力を持って引き付けられる、
部下の組み合わせに条件を多く持たない、
ということかもしれない。

私の経験則から言うと、
社員の組み合わせは、多様性がある方がいい。
同質性の高い頭脳派チームより、
色んな年代の人がいて、
男女比も半々で、
未婚既婚も半々で、
出向社員もいたりして、
チームの全員信用できるが、
チームの中にメンターが一人いる
みたいなチーム環境が最もよかった。

自分が人事として、
タレントマネジメントや組織開発、人材開発の分野で、
このあたりの研究をして、
特に、組織に問題があった時に、
「人間関係の問題」
と片付けるのではなく、
その人のどういった性質と、
あの人のどういった性質が結びついて、
悪さを及ぼしているのか、

それは、どういう理論の状況なのか、
緻密に分析して解決まで導いてあげたい。

糖と脂質が結びついて、
肥満を引き起こすように、
糖自体、
脂質自体、
に良いも悪いもなく、身体には両方必要だ。
しかし、過剰に結びつくのはよろしくないので、
量に気を付けたり、
運動したり、
野菜も加えたりする必要があり、
その知恵を与え、モニタリングしたい。

そうなるために何をする?

今、ちょうど会社ではサポート業務ばかり。

暇を持て余している。

未来の「組織の医者」気取りで、
勇気を出して、社員に話しかけてみよう。

組織が硬直化した後にオペする名医より、
予防医学や初期症状で完治させる町医者になりたい。

それには組織がギスギスし始める、その瞬間敏感である必要がある。
そういった小さな組織のマイナス感情に気が付けるように、
私自身が小さな自分の感情に気が付き、
マイナスの感情ならば受け止める器を持たなければならない

社員の小さなマイナスの感情にも気が付いて、
それが個人のメンタル不調なのか、
組織の不調なのか、
嗅ぎ分けなければならない。

個人のメンタル不調は、臨床心理士や精神科医、心理カウンセラーにお願いして、
私は人事として組織の不調を治してあげたい。

そんなことを考えながら、
GW明け出社してみたら、
仕事がちょっと楽しく感じられるかもしれないし、
サポート業務に愚痴を言う暇もなくなるかもしれない。

今はまだヤブ医者だけどね☆彡笑

メンタリングの感想

今日のメンタリング、よかった。
メンターから「コーチングと違って、フィードバックやシェアを多めにする」と言われていたが、
私は「自分の中に答えがある」と信じられない時もあるので、
そういう時に、寄り添ってコメントをもらえるのはよかった。

また、3年前に出会った方にメンターをしてもらったので、
3年前、自分のキャリアを追い求めてバリバリ働こうとしていた印象だったけど、
今の私は自分よりも組織をよくするためにバリバリ働こうとしてみえる、と言われて、率直に嬉しかった。(自己肯定感、爆上がりw)


あと、「やさしいんだと思うよ」という一言。
これも、じ~んときた。

自分のマイナスの感情に対して、
他人を優先させる思考

決して褒められた部分じゃないけど、
苦しさを感じる私を受け止めてくれた一言だ。

やさしいって結局、よくわからないけど、
こういう時に相手にかけてあげると効く言葉なのかもしれない。

メンター様、ありがとうございました!



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