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【シンプルに暮らしたい】 自分で勝手に高くするハードル

こんにちは。すうちです。

突然ですが、私の子供は思春期全開の真っ盛りです。最近たまに言い争いになったり、親目線で子供を見てて「それはハードルを上げるいばらの道では?」と思うこともあります。

今回はそんな我が子を見て、自分の思春期と今を振り返った話です。

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※タイトル画像:ひふみよ5678さん



とある日の出来事

(自分に似て??)割とのんびりした我が子はギリギリまで寝てたり、出かける直前になって慌てて準備を始める。

その日は、何事もなく行くかなと思ってた矢先。急に「スマホがない、バッテリもない」など声が聞こえる。さらには「髪型が決まらない」とか「なんじゃこりゃ」とか自分の姿にまで文句を言い出した。

私の目線からは「スマホなんて別になくてもそう困らない」「何なら途中電池が切れても数時間位どうにでもなる」「そんな難しい髪型やめてしまえば楽なのでは」と遠目で思ったりする訳だが、もしかしたら子供にとってはスマホは命の次くらいに大事かもしれない。外で電池が切れたらこの世の終わりなのかもしれない。今の自分にとって容姿は最優先事項なのだろう。

これらはまだ軽い方で、子供は何かのきっかけで自らを責めて落ち込む時もある。あれやりたい→ でも自分はこれがない →だからやっぱり無理だ 的な展開だ。

親の意見として「そんなにハードルを上げ過ぎず、まずはできることをやってみれば」とか「別に真っ正面から行くのが正解ではなく目的にたどり着く道はいくらでもある」など会話したりするが、余り響いた様子はない。

ある意味、完璧主義というか思い込みが激しい面もあって「これは毎日大変だ」と感じてしまう。


自分の思春期はどうだったか

振り返ってみると理由ははっきり覚えてないが、例えば、アニメのサザエさんのちょっとした行動にもイライラしたり…、自我が芽生え!?他人と比べて(確かに容姿なども)落ち込むこともあった。

自分は運動は得意ではなかったし、中学の頃は田舎だったのでそれなり勉強はできる方と思っていたが、高校になって周囲のレベルの高さに挫折を味わった。

確かにあの頃は今より自己肯定感は低かった気もするし、狭い視野で思いこみも強かったと思う。

子供は今これと同じような気持ちを抱えながら日々成長しているのかもしれない。いわゆる大人への階段を少しずつ自分と向き合いながら登っている途中なのだろう。。。

そう考えると「今はそういう時期だから仕方ないか…」と少しだけ思えるようになった自分がいた。


今の自分はどうか

今の自分は若い頃よりだいぶ楽に生きている気がする。これはある程度の年齢に達したからかもしれないが、ちゃぶ台をひっくり返すような怒ることもないし(いつの時代か…笑)、他人と比較して落ち込むようなことも基本なく、自分の悩み自体は減った気がする(そういう意味では年齢を重ねるのも悪くない…)。

「それはなぜ、いつから?」と考えたら、自分の場合は大学時代、趣味で音楽を始めたことがきっかけだった。

特にギターに目覚めて毎日少しずつ弾けるようになると、それが次第に自信につながっていたように思う。

別にギターヒーローのようなめちゃめちゃ早いギターソロが弾けるとかではなく、個人で弾いててただ楽しいだけのレベルだったが、人は何かに夢中になると、それがきっかけで自己肯定感が芽生えるのかもしれない。

今は自分のことはある程度コントロールできるが、あるとすれば、子供や家族のことが悩みといえば悩みと言える。しかし、振り返ると自分も似たような状況があったわけで、今更ながらあの頃の親に少し申し訳ないと思った。

こうやって巡り巡って、子は親になり子は親に後から感謝の念を抱くのだろう…



冒頭の話に戻ると「直前で慌てないように前日準備したり、何なら上手い髪型作る練習を時間ある時にやればいいのでは?」と子供に言おうとしたら、翌日に向けて事前に荷物を準備したり、その夜イケてる髪型作る練習をしていたらしいです。

親が言わずとも、子供も日々成長しているんだなと感じた一幕でした。

ちなみに、今回子供の出来事をきっかけに書いてみましたが、言いたいことが書けたのか微妙と承知の上で、自分のハードルを高くぜず投稿することにしました…笑

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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