固定種とは?
この度は、固定種の野菜に興味を持ってくださりありがとうございます。
トップの写真は、去年収穫した固定種のオクラです。
スーパーで見かけるオクラより形が不揃いですよね😂
そんな固定種の野菜達。固定種とはどんなものなのか簡単にまとめました。
また、種には大きく分けて固定種とF1種と呼ばれる2つのタイプがあるので、F1種についても少し書いてます。
固定種
その品種が固定された地域の気候や風土に適応していたり、親から子•子から孫へと代々同じ形質が受け継がれているため形質(味や形)が固定されているもの。
全国各地で「伝統品種」などと呼ばれる野菜は固定種であることが多いが、収穫時期にばらつきが出たり、味や形に多様性があるという理由などから、スーパーに並ぶことは少ない。
環境適応能力は高く、自家採取をすることで後世に種を繋ぐことができる。
循環型農業や、種の保存の面で固定種は重要な役割を担っている。
F1種
一方、F1種とは必ず一定の形質を持つもの。
大量消費大量生産の現代社会では需要が高く、スーパーに並ぶ野菜はほとんどこのF1種。
また、1世代限りの種であることが特徴で自家採取はできない。
F1種の種は多くを輸入に頼っている。
なぜ固定種を大切にしたいのか
どちらの種も需要がありますが、私は循環型農業と食糧自給の推進、種の保存の大切さを重視しています。
そのため、固定種の野菜の普及に力を入れており、さらにそれを無肥料無農薬というより自然に近い形で育てています。
プランターでも固定種の野菜を育てて、栽培と自家採取ができます。なので、少しでも多くの方に気軽に家庭菜園として挑戦してみて欲しいです。
私は、自分で種取りまでした野菜を来年も育てるという体験を通して、野菜に対してより一層有り難みを感じられました。
この経験は食育としてもとても良いと思うので、ぜひお子様とも一緒に栽培から自家採取までやってみてください😌
また、このnoteでは無肥料無農薬の自然栽培や自然農についても書いているので、そちらの記事も見ていただけると嬉しいです🌱✨
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