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「風邪をひいた。大学の講義、明日、休講にできるかな……」について。小学校と比べた休みやすさ?にくさ?問題

こんにちは。


先週の金曜日に非常勤先で3コマ講義した後、発熱して寝込んだ大学教員ゴーヤです。

土日は休みでしたが、昨日月曜は祝日の通常授業日で、本務校の講義。
ちゃんと治るかなぁ、と心配していましたが、なんとか、治った感じがしたので出講しました。
今(火)も熱はないのですが、ちょっと喉が痛いのと、鼻水が出ます。

さて、元小学校教員の私。
まず、ちゃんと土日に調子悪くなるのが教員らしい ところです。
学校教員アルアルといわれている(?)「休みになると体調悪くなる。」が、まだしみついていて、大学教員だなぁと感じます。

金曜日の朝もすでに少し調子悪かったのですが、非常勤先の3コマに穴をあけるのも……と思って、ごまかしつつ出勤したところ、土日にやはり体調不良になってしまいました。

さて、もちろん、日曜日時点で月曜日に出勤できないことを考えました。
しかし、もし休講にしてしまうと、必ず補講をしなくてはなりません。
大学とは別業界の40-60歳代くらい方々に、このことを言うと驚かれます。
確かに、私が大学生のころは休講を連発する先生がいましたが、特に補講はありませんでした。
学生としては、それはそれでラッキーと思っていた覚えもあります。

しかし、近年の大学では、(特に教員養成や保育者養成大学は厳しいと思うのですが、)15回授業をすることが厳しく定められていますので、休んだ場合必ず補講をせねばなりません。

しかも、昨日(月)は祝日の通常授業日。
学生としては「授業があると思っていたから遊ぶ予定を入れなかったのに休講。しかも、夏の補講日に補講……先生の体調不良のせいで……」となりかねません。

もちろん、体調不良でも出勤することが「美徳」な時代は終わり、特にコロナ禍以降は、共通認識となっていると思いますが、できれば、150人近い履修生に影響(迷惑?)を与えるのは避けたいものです。

というわけで、なんとか体調を回復させて昨日、出勤した私です。
(ちなみに講義なので、学生に近寄ることはほとんどありませんから、うつす心配はないと……考えて……。どうかな。)

さて、小学校教員時代は、子どもたちというよりは、他の先生に迷惑をかけてしまうので、ちょっとやそっとの体調不良では休めませんでした。
少なくとも私は、そう考えていました。

大学教員と小学校教員の仕事を考えた時、どっちの方が結局休みづらいのかな、それでもやはり小学校教員かなぁ。
でも最近、娘の小学校の先生方をみると、明らかに人員が増えているし、結構「今日、先生休みだった」って聞くなぁ。

などと思っています。学校の先生方いかがなものでしょうか。だいぶ現場の雰囲気が「体調不良ならもちろん休め」の良い方向に変わっているのでしょうか。

ちなみに、私は小学校教員としても大学教員としても体調不良で休んだことは一度もありません。

でも……私が「大学も小学校も教員は基本的に休んじゃいけない」みたいな、旧来の思い込みに囚われている悲しい世代の人なのかなと。
意外と昨日休講にしても、学生は嫌じゃなかった、むしろ喜んだのかな、などと、考えています。

本noteのメインコンテンツ「学校教員から大学教員になった私の方法」もよろしければお読みください。



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