本日は“自分甘やかしDay“
今日は午前中に美容室を予約していたので、一日が長かった。
美容室を出たのが12時過ぎ。ちょっと最寄りの駅ビルへでも行って、本とか雑貨とか、久しぶりに自由時間を堪能しようと足を伸ばすことに。
まずは駅ビル上階のコスメのセレクトショップへ。
今どきの化粧品をチェックしておくのは仕事柄必要なのでたまに覗くのですが、先日、仕事でホシノエミコさんのお買い物同行をした際、よく考えたら自分もしばらくコスメの更新をしていないな、と反省したのです。
一応ファッションに携わる仕事をしているので、季節ごとに出る新色の色モノ(アイシャドウやチーク)は変えてはいるのですが、ここ数年ファンデーションはずっと同じものを使っていました。
元々色白でブルベ、頬は毛細血管が透けて見える肌なので、日本のメーカーの色出しではなかなか合うものがなく(基本的に日本のメーカーはイエローベースを基準色にしているため合わない。肌に乗せると黄土色に見える(泣))、おフランスのデパコスブランドを使用していましたが、ここ数年の懐事情の変化により、1万円近くもするファンデーションは分不相応だと諦め、どうせならコスパの良さを極めてやろう！とプチプラでそれなりに合うものを買っていました。
日本のプチプラコスメは本当に優秀です。
元は大手メーカーが母体だったりすることも多く、品質は確かで流行に敏感な若い女性たちがターゲットということもあり、いま旬の色物や、新しいテクスチュアのコスメたちの宝庫でもあるのです。見ない手はありません。
今日は改めて色々試した結果、コレだ！というファンデーションに出会いました。
自分の肌の色にぴったりだったのです。こんなことは滅多にない。
買い物欲に火がついた私は、勝手に「今日は探し物が見つかる日に違いない！」と思い込み、“自分甘やかしDay“と決めました。
ファンデーション、ネイルカラー、リップカラーを新調し、気分が上がります。
ルンルンで本屋へと移動。何か面白そうな本はないかな〜〜と、うろうろ徘徊。
目に飛び込んできたのは有吉佐和子の「青い壺」。昨日Amazonで有吉佐和子の「悪女について」をポチった関係上、コレは何かのご縁だと手にとりました。そして同じ棚にnote創作大賞から小説家デビューを果たされた秋谷りんこさんの「ナースの卯月に視えるもの」を発見！コレも何かのご縁と手にとりレジへ。
読みたい本が手に入った時ほどテンションが上がることはない。ウキウキと支払いを済ませてそのまま同じフロアにあるカフェへ直行。ちょうどお昼時なので、大好きな海老とアボガドのベーグルサンドとコーヒーをいただきながらしばし読書。至福のひととき。
小一時間程ゆっくりし、続きは明日からの通勤と仕事のお昼休憩時間の楽しみに取っておくことに。むふふ。
駅ビル内を徘徊続行。
日傘も新しくしたなぁと思いながらも欲しい色がなくて断念。
あとは下の階の成城石井とKALDIへ寄って、美味しいおつまみとワインでも買って帰ろうかと思ったのだが、そこで目に飛び込んできたものがあったのです。
ここ数年、仕事用バッグは「軽い」「汚れても拭ける」「ショルダーとハンドの両持ち可能」という理由から、ずっとゲラルディー二の黒いトートを使い続けてきたんだけれど、使いすぎてクタクタのヘロヘロに。「いい加減もう限界です！」とまるで千代の富士の引退会見状態でした。そろそろ変えんとな。
でもしかし、私の欲求を満たす条件のものになかなか出会えずで購入には至っていなかったのだけれど、とうとう見つけてしまったのだよ。
①軽量であること。(ここ数年、どんどん酷くなる肩こりのため、重い革のバッグはムリ。小ぶりのお出掛け用ならいいのだが、仕事用の荷物がたくさん入る大きさだともう。。。途中でぶん投げて帰りたくなる)
②濡れても平気であること。つまりは合皮。(フェイクレザーと言いなさい)
③白。でも真っ白はNG。白っぽい色。これからの季節の洋服に合う明るいベージュもしくはグレーもしくはシルバーもしくはゴールドorブロンズまたはガンメタ(うるさい)。
④大容量であること。(長財布、スケジュール帳、化粧品ポーチ、日傘、ストール、文庫本(たまに単行本)、季節によっては寒い時用のカーディガンやヒートテック)、薬や飴、タオルハンカチやティッシュやアルコールスプレーやなんやかんや。小さいペットボトル、季節によっては扇子やハンディファンや汗拭きシート、などなど、なんでこんなに荷物があるんだい？と自分に突っ込みながらも減らない荷物をガバガバと詰め込める大きさが必要。何個も手荷物を持ちたくないのでどうしてもバッグは大きくなるのであーる)
⑤ハンド、ショルダーの両方で持てること。
⑥肩に引っかかりにくい体型(なで肩でもないんだが、なぜかショルダーが滑り落ちるというやる気のない肩)なので、幅の狭い持ち手またはワンショルダーであること。そして持ち手の素材は柔らかくて薄いこと。硬かったり分厚いと肩から滑り落ちる危険がいっぱい。柔らかく、しなやかに身体に沿うことが必須。
これらの条件を満たす、私にとってのハイスペバッグがここ数年見つからなかったのです。なのでずっと同じのを使い続けてきて「体力の限界！気力もなくなり・・・」と引退宣言ギリギリの土俵際で千代の富士関、いやいやゲラルディーニさんをコキ使ってきました。よく破れなかったこと。
それがあーた、突然の出会いよ。ありがとう、もう引退していいよ！というニューカマーが現れた。しかもお値段プチ！プチプチ！！ゲラルディーニさんの10分の１ぐらい？
はぁ、なんということでしょう。こんな値段でいいのでしょうか。
いいんですいいんです。だって企業努力の賜物だもの。ありがたくその恩恵を受けようじゃありませんか。
なんとインバッグまで付いてるんだぜ
と言うわけで、数年越しに探していたお仕事バッグを購入し、いそいそルンルンで帰宅しました。あ、もちろんカルディでワインとおつまみも買いましたよ！うふふのふ。
髪も軽くなり、白髪も綺麗にカラーリングし、おニューのメイク用品も、読みたかった本も、ずっと新しくしたかったバッグも見つかって、上機嫌で帰宅すると、外出していた娘も時を同じくして帰ってきました。
「じゃーーーーーん！！！」
なんと、母の日のケーキと花束を持って。
今日は徹底的に“自分甘やかしDay“。ありがたやありがたや。
明日からの活力になりました。
またお仕事頑張ろう！
たまにはこんな日もなくっちゃね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？