罪悪感と、別れの恐怖を和らげたくて
夜が明けた。
朝読み返してあーーーー、これまた私ってやつは、やっちまったな、とおもった。
まぁわかっていたのだけど。
明日の自分が後悔するかも、なんてこと。
そんなこと、わかっててやってしまう夜がある。
深夜にこってりとしたラーメンを啜ったり、課題を放置してSNSを弄ったり、アニメを見たいから朝まで起きてしまったりした夜は誰しもあるだろう。
そういったのと、同じものたちの延長線上に、私の昨日の記事はあった。
どうやら今の私は''文字を書くモード''になっているようで、起きてからの思考も残しておきたくなった。なので起床後1時間でこの記事をしたためた。
どこか言い訳じみていたり、過去の話を持ち出したり、文章が覚束無かったりすることを、まず最初に謝っておこう。
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目を閉じでいる数時間の間に、十数件の反応を頂いた。
大体、概ね肯定派(良記事/大共感/プロだ/良い子だなど)と、言いたいことあるよ派(残酷だ/こういうこと言ったあと不祥事出がちw/女使ってるんだからそんなこと言うの虫が良すぎる)派にわかれた。
これをうけて
物議を噛ます記事は、思考の余地を与えたということなので、良い記事を書けたということだ、と思う自分
vs
反対派の意見めっちゃわかるし、やっぱ最低なことを言ってしまった、ごめんなさい と思う自分
が乱立していた。
なんで私はあんなものを公表したのかを考えた時
たぶんきっと、私は
罪悪感的なものと、いつかいなくなってしまうかもしれない恐怖から逃れてしまいたかったのだ。
恋とか愛とか、そういう大きすぎる想いに対する考えをきちんと公表し、このnoteという箱に残しておくことで、今も昔も、そしてこれから出会う人にも、自分のスタンスを示しておきたかった。
ねぇ、私はそういう風に考えています、変に期待しないでください、ごめんなさい、だからどうか、「裏切られた」とか思わないでください、ある日突然いなくならないでください、そんなことになったら私は、私は酷く辛いのです。
そう言っておきたかった。
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罪悪感と会えなくなる恐怖。
この想いが強くある理由として、私の過去には「一番最初に推してくれた人との突然の別れ」がある。
あれは恋だったのかと聞かれると違う気がするけど、大きな愛をもって長い期間応援してくれていた。まぁまぁぽっちゃりでにこにこした人だった。
でもある日ほんっとに些細な誤解とすれ違い(私物サインをしたとかしないとか、そんなもんだ)から大きな愛が大きな反撃に変わってしまった。
Twitterに裏切られた、のような趣旨の言葉が控えめにつづられ、その日を堺に、突然いなくなってしまった。それ以降、めっきり会えなくなった。
こちらから会いに行くことは出来なくて、困った。
でも、私は、いつか和解したいなと思っていた。素敵な思い出を沢山くれた、おだやかな人だから、きっと続けていけばまたどこかで会えるだろう。そうしたら誤解がとけて、私との時間を素敵なものだったと捉えなおして貰えるだろう。
仲直りして、若かったねなんて、思い出として笑い合える日の幸福感を想像しただけで、嬉しくなった。
そんな日を夢見ていた。
なのに、ある日突然、その人は死んでしまった。
クモ膜下出血だったらしい。
その人の友人の投稿によって、それを知った。
永遠に戻らぬ人になってしまった。
私と中で彼は「応援してくれた大切な人」なのに、彼の中で私は「裏切られた思い出したくない女の子」になってしまった。
そのすれ違いは永遠で、もう拭えない。
大きな愛は、大きな反撃に変わる。
そうなったら、過ごしてきた時間はその人の人生において、''嫌だった時''や''忘れたい思い出''になってしまうかもしれない。
私は君の中で、永遠の笑顔要素になりたいのに、些細なことから永遠の最悪要素になり果ててしまうかもしれない。
そしてそれっきり、一生会えなくなるかもしれない。
その事実が、今でもトラウマなのだ。
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「ファンに恋なんてされたくない」なんて、あんな記事を出したら、私に会いに来づらくなるかもしれない人達がいることがわかっていた。困らせちゃうことがわかっていたけど、その人たちに突然会えなくなることだけは、絶対に避けたかった。
だから、公開しておけば、自らの罪悪感と突然の別れへの恐れを和らげることができるかな、という期待感だけで、あんな記事を書いてしまったのだ。
なんか、自分のことしか考えていなくて、愚かですよね。ごめんなさい。
でもさ
なんで感情に答えられないこととか、別れとかをなんとも思わない子がいるのだろう。
よく同業者や、夜職っぽい人のツイートが流れて来る度、その文面に私は叱られるけど、私は、ファンの人のことを1人の人間として捉えすぎなんだ。
そしてそれが辞められない。
きっと、私は、本当にファンの人のことが好きで、自分が100人とか1000人とかいたら、出来れば仲良しな一人一人と、なんでもない休日を過ごしあう関係になりたいくらい、それくらい好きなのだ。
出会えた人達、まじで幸せになって欲しい。ていうかこれからも出来れば一緒に幸せになりたい。
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公開してわかったことがある。罪悪感は少しだけ減ったような気も、まぁ多少するが、その代わりに恥ずかしさが生まれたし、別れの恐怖からは全然逃れられていない、ということだ。
あんな記事を出したのに、それでも好きと言ってくれる人の存在に救われ、ありがとうと思った。でも、大きい愛や突然の別れには、きっとこれからも怯えながら、ある種諦めながら生きていくのだろう。
じゃあ何のために公開したんだろうね。
よくわからなくなってきた。
でも、それも受け入れて、出会えた人が、お給仕がすきなのだから仕方ない。
そういったわけで、今日も私は出会えたあなた達が大好きです。
今日のお給仕、なんか緊張するなー。
今日も1日、あなたとわたしに、笑顔の時間が増えますように。
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