初めてのツイキャス感想と今後の使い方・参加の仕方を紹介

こちらは2023年3月15日の時点の記事です。この後、ライブ配信は一般公開にするなど様々な変更をしました。詳しい情報はブログで書いています。
ライブ配信はこちらから参加できます。
★ツイキャス★
アーカイブはYouTubeで公開しています。
★地球生活ひと休みカフェ★

先週の土曜、初のライブ配信をして色々わかったことがあった。
ライブ配信がどういうものかは知っていたが、自分で体験して初めてなるほど! と実感することが多かった。
この記事では、ツイキャスでのライブ配信の感想やメリット・デメリットの発見、これからの使い方、また、私のライブ配信に参加する方法を紹介する(アーカイブの視聴は一般公開しているが、当日の参加には合言葉を設けることがあるため)。

★私のツイキャスはこちら★
https://twitcasting.tv/c:s_masumi/
★ツイキャスへの登録など、ヘルプページはこちら★
https://twitcasting.tv/helpcenter.php

ライブ配信の良かった点(特に、場所と日時を決める講座と比較しての感想)

まず、私は事前に様々なライブ配信サービスを検討した結果、ツイキャスを使うことを選んだ。

ツイキャスを選んだ理由

その理由だが、ひとつは、私は常日頃からパソコンで仕事をしているので、配信もできればパソコンを使いたかったということ。パソコンの方が画面も見やすいしね。
けれどもライブ配信サービスの多くがスマホアプリ中心になっていて、工夫すればパソコンからでも使えないことはないが、かえって不便になりそうに見えた。
ツイキャスは、パソコンからの配信も標準の仕様として用意されていた。

もうひとつは、SNSの連携が必要ないこと。
私はSNSを使っておらず、SNSアカウントを持っていない。配信アプリの中には登録時にSNS連携が必須なものがあり、そのためにわざわざ日頃使わないSNSに登録する気が私には起きなかった。
ツイキャスはTwitter、Facebook、Googleのアカウントでログインできるが、ツイキャスだけのための「キャスアカウント」を作ってログインすることもできる。
これらの点が私にはちょうどよかった。

実際の配信に使ってみた感想としても、ツイキャスには好感が持てた。操作が簡単で、複雑なところが何もないと感じた。
これは今のところ音声のみの「ラジオ配信」の感想となる。

次に、ライブ配信そのもののメリット。

会場を借りて集まる講座を定期開催していた頃、私が感じていたタイムラグ

私は以前は、あらかじめ日程を定め、会場を借りて開催する講座を定期的に行っていたのだが、その頃「望み通りではないがやむをえず受け入れていたポイント」がいくつかあった。

それは会場を借りる都合はもちろん、参加者に日程をあけてもらい、参加費の支払いを含めた申込手続きをしてもらう時間に余裕を持つために、早めに日時と内容を決定しなければならなかったことだ。
最短でも開催一ヶ月前にはそれらを決めて告知するのが私のスケジュールで、それより短くするのは諸々の都合上難しかった。

このようなスケジュールだと、特に融通の利きづらいことがひとつあった。
私は告知の際、参加を検討する人へどんな内容の講座かを知らせるために、各回ごとのタイトルとおおまかなテーマを定め、ウェブ上に案内を掲載していたのだが、案内の段階で決めた内容はそのときの私が「これだ!」と感じて選んだものなのだ。

多少の変更の余地はあっても、大テーマそのものは告知通り守ることが前提だ。するとたとえば、そのとき私が感じている流れやインスピレーションを採用して「これだ!」というテーマを決めても、開催が一ヶ月以上先となると、当日までに「タイムラグ」が生じてしまうことがあるのだ。
やはり私自身も日々生きながらどんどん変化しているから、いつまでも同じテーマに強いフォーカスを当てていられるとは限らない。
大局的には同一テーマ内で何かが進行していても、細かく見れば講座の告知の頃の状態から開催日までに自分の内側は多かれ少なかれ変容してしまう。伝えたいと思っていたことの鮮度が変わっていくというか。

その変化にはメリットもあって、熟成する時間があるおかげで講座当日までに該当テーマをより深められるという場合もある。
とはいえ、おおむね「決めたそのときと開催当日とではある程度意識変化が生じる」というのは私のもどかしく思うタイムラグだった。

物理的な条件のあれこれを無視できるなら、今話したいことを今話したい、ということだ。

「今話したいことを今話す」が、ライブ配信では実現できる

ライブ配信ではこれができるということに、今回気づいた。
今これを話したい、と思ったらすぐに配信できるほど簡単なのだ。
実現できるまでの素早さ、時差のなさ。これはかなり大きなメリットだ。

配信だけについて言えばそうなのだが、もし、自分のライブ配信に視聴者やコメントする人が「必ずいなければならない」と思っていたら、事前の告知などの工夫が必要かもしれない。
でも、私が今回やってみて思ったのは、リアルタイムでの視聴者がゼロでもよければ、配信のアーカイブは毎回残るのだし、ひとりでしゃべって番組を作ることができる。そして、それを興味のある人に後から見てもらうことができる。
しかもライブ配信は誰かが来たらコメントで参加できることを前提にしているので、そのように会話する心構えになることで私が体験済みのnoteの音声記事(ひとりで録音して公開)よりも作りやすさが上がるのだ。

後述するが、文章を書いて発信する良さと、しゃべって発信する良さも違うので、発信する立場からは両方使えるとかなり良さそうだと私は感じた。

ライブ配信でなく、収録形式のラジオ配信や動画配信でもいいのでは? と検討したこともあるのだが、これは次に挙げるメリットに関係してくる。

リアルタイムで直にコミュニケートできるメリット

私にとって講座開催時のメリットは、なんといっても参加者と直接コミュニケーションがとれることで、その場で質疑応答があったり、湧いてきた思いや感想を共有してもらったりするのがとても有意義だった。

文字上のコミュニケーションと違い、直に会話ができれば、たとえ意思疎通の中ですれ違いがあったり不明点があったりしてもお互いに尋ね合えて意図を確認することができる。
しかし、やりとりに時差も生じるメールやメッセージ、コメント欄などではこれができない。場合によっては何往復も文字のやりとりが必要になったりして、そのくせ、すれ違っているまま終わるということも起こり得る。

ライブ配信では、参加者とはお互いに今画面の前にいる前提だから、私は音声で、参加者は文字のコメントでという違いはあるけれど直にやりとりができる。
対面で会って話すことに比べると、共有し合える情報はそれより少なくなってしまうが、それぞれ自分のいる場所から関われるという手軽さを考えればこれは相当なメリットだ。

すでに述べた通り、私は必ずしも配信中に人がいなくてもOK、アーカイブを残していくだけでも利用価値がある……と考えているのだが、参加者がいれば相互に関わることで生まれる新しい展開があり、より面白くなる可能性を秘めている。

ライブ配信で今後工夫が必要だと思ったこと

一方で、ライブ配信のメリットばかりではなく、これは今後工夫が必要だなと思ったこともあった。

実際にやってみてわかったのは、私は声で話していて、参加者はコメントを文字でタイプするという行為の違いによって、テンポやタイミングのズレが起こるということだ。
私はそんなに気にならなかったが、コメントする側の人は私が話を進行している最中、「今まさにタイプしている」コメントの内容と話題がすでにズレていくことが気になるかもしれない。
私の側も、ある話題にコメントで答えてもらおうとすると、返事が届くのを待つつもりで無言の時が生まれてしまう……ということに気づいた。ただ、これについてアーカイブを聞いて思ったのは、音声配信ならではの気になる点であって(私は実はこれもあまり気にならないが、アーカイブを聴く人は無音なので気になるかもしれない)、動画配信だったらそんなに問題ないのだろうということだ。というのも、動画配信ならしゃべっていない間も何かしら映像が出ていて、それを見ていることができるからだ。

この点で、ライブ配信には音声のみでなく映像ありの方が向いているかも、とは思ったが、私にはどうしても動画にした方がいいという強い必要が今のところない。今後次第で要検討といったところだ。

文章による記事との違い、ライブ配信のデメリット(メリットと表裏一体)

もうひとつ、ライブ配信のデメリットになり得ることとしては、その場で話す即興性ゆえに、じっくり言葉を選ぶことは難しいという点が挙げられる。
私のよく取り上げる話題はときに言語化が難しかったり注意が必要だったりする分野なので、これがややデメリットに傾くこともあるかと思う。
たとえぴったりの言葉がその場で出てこなかったり、言い回しがややしっくりこないなと思ったりしても、口から出たらそれまでで、時間をかけて練ることができない。

だから、言葉を選ぶのに吟味できるという点では、文章を書いて表す記事に軍配が上がる。
ただし、記事にするにはそれ相応の時間をかけており、ときにはその時間をかけることが「記事にしようと思っていたのに、アイディアが流れてしまった」という事態を生み出すから、どちらの発信方法もメリットとデメリットは表裏一体だ。

今後の使い方と、ライブ配信の参加に合言葉を入れる際の意図

このように、私にとっては活用できそうな手ごたえを感じたので今後もライブ配信を続けていくつもりなのだが、3月11日(そのときの案内はこちら)のツイキャスの参加方法と同様に、以後も合言葉を定めて私のnoteブログを読んでいる人を対象にする回が多いかもしれない。

参加に合言葉を設定することがある理由

その理由は、コメントで参加してもらえる配信である以上、私が話す内容へのある程度の理解や了承が必要だからだ。
最低限、このnoteやブログを見たことがある人であれば、私がどんな内容を扱っているのか、どんな前提や用語を使うことがあるか、知った上での参加ができるだろう。
逆に、たまたまオンエアを見つけた人が何も知らずに私の配信に参加すると、何の話なのかちんぷんかんぷんだったり、説明しなければならないことが多すぎて話題が成立しなかったりする可能性がある。

そのため「配信へのリアルタイム参加」についてはnoteかブログのどちらかを見ている人を対象にしている。
といって、私の記事に対する深い理解とか、たくさん読み込んできてね、との意味で設けている条件ではないので、参加したい人はどうぞお気軽に。

また、特に共通前提の要らない話題では、合言葉なしの配信もする予定だ。
たとえばこのnoteでも取り上げているライフスタイルや生き物の話題なんかはそちらに該当するかな。

視聴は一般公開にする目的

一方、アーカイブは誰でも視聴できるように公開している。
私のツイキャスのアーカイブ
アーカイブは合言葉を不要にしている理由は、私が扱っている分野の講義や講座に今まで参加したことがない人、もしかすると関心があるかもしれないが、こうした世界にふれたことがないという人にも知る機会、視聴の機会を提供したいからだ。そこから新たな興味や発見が広がるかもしれない。

そんなわけで、ライブ配信の参加者には、個人情報を不用意に出さないよう、ツイキャス開始時の案内文やプロフィールなど目につくところで一応の注意喚起をしている。
これは一般公開を想定しているライブ配信なので、後から「私のコメントに関連する部分だけ削除して」と言われてもできないよという意図もある。
なお、そもそもツイキャス自体アーカイブ(録音・録画)を編集することができない。

ライブ配信のコメントについては、ほかにも「個人の相談はNG」などの規定を設けているが、あまり「この質問は書き込んでも大丈夫だろうか」と気を遣いすぎず、気楽に参加してほしい。
ライブ配信に関してはリアルタイムで私が答えることができるので、ルール順守の前提があれば、その中での不適切な内容かどうかの判定は私が行うし、「これはこの場では答えられない」と話すこともできるし、私の裁量で対応できる
からだ。
ただ、先に述べた通り、公開することは心に留めておいてねという呼びかけである。

配信スケジュール

最後に、これからの配信スケジュールだが、ライブ配信の即興性や利便性を堪能したいのであまり早くから日時を設定せず、わりと直前の告知で行っていきたいと思う。
今のところ時間帯は夜21時前後、早すぎず遅くなりすぎない夜のひとときを想定している。ツイキャスは30分で一枠なので、一枠分か二枠分の長さの配信を予定。そのとき次第で平日も、土日祝日もあり。

配信日はその都度ブログで告知するが、noteでも一報しようかな。※
各回ごとの参加の合言葉はブログで公開するので、合言葉が必要な配信表示になっているときはブログを訪問してね。

※追記……以下の記事に後日書いた通り、配信日時はブログのみでお知らせすることにした。どうぞよろしく。↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?