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キラキラネームと改名

あんまり評判のよろしくない、キラキラネームについての動画を見始めたたら止まらなくなって3本くらい続けて見ちゃいました。

かえるちゃんも名付け時は若干マタニティハイになってたと思うんですけど、漢字カタカナひらがなを原則使い、それなのにあまりにもフリーダムな名付けのセンスに驚きました。

画数が少ない平易な文字だからって油断できません。
男って書いて「あだむ」とか、雪って書いて「あな」とかこのレベルなんですから、漢字が増えて行ったらもっとびっくりするような名前があるんだはず。
恋苺って書いて「ぷりん」とか、塩樹で「そるじゅ」とか。
親がバカですってカムアウトしてることもありますね。

かえるちゃんの友人で2回家庭裁判所で改名をした人がいます。
最初の改名は親がつけた名前の漢字を代理人の人が間違えて届けを出したんだそうで、それを直したのが30代の頃の話で、その時裁判所の決定を聞いた時に「君はもう改名はできないから、これからは慎重にね」と念押しされたらしいんだけど、40代の時に性自認が男性となり、性別適合手術を受けて、再び改名しました。

その頃、彼はスーパーのレジをやってて、レジって打っている人の氏名がドーンと表示されるらしくて、ヒゲが生えてて頭も薄いおっさんなのに表示名が女性で、小さな子どもが「ねぇねぇ、あのお兄さんどうして名前はなおこ(仮名)なの?」って大声で親に聞くんだとか。
子どもに悪気はないのはわかるけど毎度続くとうんざりするって言ってました。
これはかえるちゃんも良くわかる。
お店やってた頃、初めて目が合った人からはかならず「ねーさん、どこの人ねー?」って質問されてて。
質問する人は一回だけど質問される人は毎回なんですよ。
かえるちゃんも「北海道から来ました」って札ぶら下げておこうかと真剣に考えたくらいですから。

それで友人は性別適合手術を受けて、戸籍も名前も変えました。
男性名になることについてはご両親の反対が強かったみたいで、男性名宛の郵便物が来ると怒ったりしていたようです。

改名って人生の一大事のように感じていたんですけど、友人の話を聞いてそれほどハードルが高いものでもないと思いました。
そんなに軽い気持ちで改名するのも良くないと思いますが、必要があったら改名と言う選択肢もあるんだと思うわけです。

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