オンラインの読書会に参加しました

 以前から読書会に参加しています。
 読書会もこの一年で、オンラインになるところが増えています。
 今回の連休も、あちこちでオンラインの読書会が開催されていました。

 先日も、「よりみち読書会」という名前の読書会に参加しました。
 ここ半年くらい、毎月のように参加している読書会です。

 時間帯は休日の午前中で、参加者は東京都内から関西まであちこちから参加してきていました。
 今回は好きな本を一冊紹介する形式で、テーマは特にありませんでした。好きな本を一冊用意して、紹介するスタイルです。

 それぞれの参加者から紹介された本は、心理学や投資、将棋など色々なジャンルの本が並びました。あとからメモを見ながら振り返ると、本の内容から生き方を考える本が何冊もあった気がします。家族や成功、「プレイヤーから投資家・指導者など後ろに回る」など、自分の生き方について本と合わせて紹介する方が多かったような気がします。オンラインになると、直接顔を合わせる時と比べて知らない人同士になる事も多く、生き方など深い話をしやすくなるのかもしれないと思い返しています。

 他に思った事は、自分の力では見つけられない本が紹介されることが醍醐味の一つだと思っています。
 今回は「冬の夜ひとりの旅人が」という小説を紹介した方がいらっしゃいました。
 小説の中で、登場人物が小説を読み進めようとしても乱丁があるなど上手く読み進められないという、メタフィクションの要素があるとの事でした。こういう本の話を聞くと、本の内容以外にどのように本と出合うかも気になり、読書会に参加するメリットの一つだと思っています。

 私は褒めることをテーマにした本を紹介しました。
 何日か前に読書会の事を考えていて、漠然とこの本を紹介したくなり、10年前に買った本を取り出してみました。
 この本で定義されている、「褒めることは本人の気づいていない長所を見つけて、伝える事」という点を考えたいと思っていました。そこに対して、自分の語彙にないポジティブフィードバックという言葉を返してもらえ、よかったです。

 最近のオンライン読書会で、オンラインならではの参加者同士の地理的な距離を気にしないメリットと、ほかの人の話へ触れられる読書会の良さと、それぞれを味わえている気がします。
 また次回も参加する予定です。

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