新宿御苑を仮面ライダーガッチャード脳でいく
なんだか人のお世話ばかりしている気がして疲れたので、新宿御苑へ行きました。
私は広くて静かで緑のある庭園・公園を歩くと大体元気になれます。
というわけで新宿御苑はうってつけの場所なのです。
今回ははじめて息子と一緒に新宿御苑へ。
遊具はないけれどとにかく広いし、ピクニック好きの息子なのでたぶん楽しめるだろうと、レジャーシートとお昼ご飯を持っていざ御苑。
芝生にシートを広げてくつろぎながらご飯やお菓子を食べるのはなんとも気持ちよく、息子は芝生を走ったり転げたりして楽しそう。
私も綺麗な紅葉を眺められて満足です。
ところで新宿御苑では広さ58.3ha(約18万坪)の敷地の中で様々な植物を観察することができます。
現在息子がハマっている「仮面ライダーガッチャード」には植物をモチーフにした人工生命体ケミーなるものが登場します。
そのうちいくつかは元になったモチーフを新宿御苑で見られるので、息子と一緒にケミーの元ネタを巡ってみることにしました。
まずはバラ花壇。色とりどりの様々なバラが咲いている中、まっ赤なバラを見つけると「ほらフレイローズさんだよ!」「ほんとだぁ!」と大盛り上がり。
ちなみに息子は好きな色の、黄色のバラが気に入ったようでした。
続いては温室。ここには2つのケミーのもとがあります。
まずはサボニードルのサボテン。
「サボニードルどこ!?」と入ってからずっと楽しみにそわそわしていました。
形はまんまるに近くてサボニードルとは少し違うけれど、「とげとげしてるぅ」とその迫力に圧倒されておりました。
次はウツボッチャマのウツボカズラ。
ウツボカズラは「もう一度見たい」と言うほど気になったようで、最後にもう一度見に行きました。
香りで虫を誘き寄せて、この中の液で溶かして消化しちゃうんだよ、と説明すると「強ぇ……やるな、さすがレベル6」と納得した様子。
蓋があるねとじっくり見たり、中を見てみたいなと覗き込んでみたりと興味津々で、はたから見ているこちらもなんだか面白かったです。
温室全体がジャングルのようだったので、「ジャングルジャンはこんな感じの森から生まれたんだろうね」なんて話しながら歩きました。
私はオタクなので、興味を持った作品から知識を広げて生きてきました。
今回は私の趣味に付き合ってもらう形だったので、息子にも少しでも楽しんでもらえたらとガッチャードと結びつけてみましたが、帰り際に「楽しかった」「新宿御苑気に入った」と言ってもらえてよかったです。
植物の知識をつけるというより、実物を見たことで少しでもガッチャードの世界をより深く味わえるようになってくれたら良いなと思っています。
個人的にはケミーの元の植物を見ることで、「ケミーも生き物」だから「友達になる」という主人公の感覚を少し実感できました。
(無機物が元になっているケミーもいるけれど)
途中、中央休憩所カフェで食べた「から麩るどら焼き」と「から麩るソフトクリーム」も可愛かったです。
また違う季節にも新宿御苑に行けたらいいな。
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