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超短時間雇用モデル

このブログは、日々書いている職場内(就労移行・自立訓練の事業所2箇所)ブログの中からnoteで公開できるもののみ、シェアさせていただきます。noteの皆さまにとって少しでもご参考になれば嬉しいです。
(10/25職場内ブログ)

おはようございます。 
昨日のサザエさん。カツオのクラスメイトで流行り出した「フルーツ牛乳」が話題でした。 
風呂上がりに飲むフルーツ牛乳は「青春の味!」とドヤ顔で言うカツオ。 
小学生で青春とは、なかなか渋いですよねー。

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▼超短時間雇用の勉強会 
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さて、先週末の金曜日は就労ネットの勉強会でした。 
神戸で就労支援をしている社会福祉法人すいせいさんにご講演いただき、実践されている「超短時間雇用」の話を聞かせてもらいました。

超短時間とは、1日数時間だけの雇用だったり、週に2〜3日の短時間勤務で障がい者雇用する話。 
商店街のパン屋で仕込みだけやるとか、美容院で洗い物や片付けだけやるとか、うなぎ屋で串うちだけやるとか、いわゆる「ジョブ型」の雇用モデルのことを言います。

超短時間のことは、前々から気になっていて、高槻の今井さんや陸野さんとも高槻商工会議所とやりとりして進めたいと思っていて、そんな動きを取るための良い機会になった勉強会でもありました。

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▼配布されたレジュメ 
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岸田さんたちのレジュメを共有します。 

レジュメ7〜8pが超短時間雇用の説明をしているスライドです。 
日本の雇用スタイルはメンバーシップ型ですが、今回の超短時間雇用はジョブ型に位置付けられます。

16〜21pには、超短時間の事例ものっているので参考にしてもらえたらと思います。

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▼20時間働けない人に可能性のあるモデル 
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日本の雇用は、障がいの有無に関係なく、週20時間の勤務がひとつの目安になっています。 
週20時間働かないと雇用保険に入れないため、辞めた時の失業保険も20時間未満だと受給できなくなります。

また、週30時間以上働くことで社会保険に入ることができるため、日本型の雇用モデルは「長い時間働くこと」が前提になった制度設計になっています。

ただ、JJTBの利用者の方で考えてみると、少数派ではありますが、20時間働くのはご本人的にしんどそうで、10時間ぐらいなら働けそうって人は何人かおられます。

就労支援は、就職がゴールではなくスタートと認識して支援する方が自然ですから、まずは、10時間でも働き、働く中で元気になり、その上で勤務時間を少しずつ伸ばしていくほうがご本人に合っている人もおられ、そう考えると、この「超短時間雇用」の雇用モデルは僕らにとってはとても可能性を感じるモデルです。

まずは、ジョブ型での雇用を目指し、将来的にはメンバーシップ型での働き方に移っていく。 
障がいのある人にも、そんな多様な働き方の実現を目指したいなぁと改めて思えた勉強会でした。

レジュメも参考にされてくださいね。 
また、講演動画はレコーディングしてるので、観たい人はお声がけくださいませ!

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それでは、本日もよろしくお願いいたします。

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