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XP祭り2023で登壇しました

9/30に行われたXP祭りにて登壇しましたのでその経緯や感想について書きます。


昨年初参加したXP祭り2022

 今年は実行委員にも初挑戦していたのでその経緯から書いていきたいと思います。
 ちょうど1年前、XPについて本格的に学び始めたこともあり、オンライン開催だし、気軽にと思いXP祭りに初参加しました。
そこで懸田さんのキーノートを視聴したのですが、日本のアジャイルの歴史が詰まっていて、またコミュニティが日本のアジャイルの普及にどういう役割を担っていたのかを知ることができてとても感動しました。
 そして現在のXPJUG(日本XPユーザーグループ)はコミュニティとしての存続が難しいとなった時にXP祭りだけを行うミニマムな形で残そうということで、現在も22年に渡りXP祭りは続けられているということを知りました。

 昨年のXP祭りでは13のトラックで多くのセッションが行われていて、XP祭りと言いつつも割と自由(直接的でも間接的でもITに関与していればOK)に好きなことを語るセッションが多く、それぞれの登壇者がいきいきしていて、オンラインだけど熱を感じるまさに祭りだなという不思議な感覚がありました。
 また、ビブリオバトルやLT大会、本贈りのセッションなどスクラムフェスとはまた違った独自の催しもあり、とても楽しめました。
 最後にXP祭り実行委員の小井戸さんの挨拶の中で「今年もオンライン開催となり、基本的にプロポーザルを提出された全ての方を受け入れて登壇していただくことができた。今後もできれば登壇の敷居の低いカンファレンスとして初登壇の人が挑戦しやすいようにしていきたいが、そのためには実行委員の力が必要になるので、是非来年実行委員にも挑戦して欲しい。」という言葉を聞いて「自分も懸田さんが基調講演で話していたこのコミュニティに少しでも貢献したい」と思い、その時に実行委員になることを決めました。

XP祭り実行委員へ

 年が明けて2023年2月にXP祭り実行委員の募集とXP祭り2023に向けたキックオフが行われました。

 このイベントに参加し、以降大体月末の月曜日に行われる定例MTGに参加しました。
 詳しく書くことはしませんが、基調講演を誰にお願いするかや開催の日程、昨年ワークショップはオンラインよりも現地開催がいいという振り返りを受け、今年は現地でワークショップを開催すべく会場探しやどのように開催するか、実行委員としては大きな検討事項がありながらも、無事にハイブリッドで開催することができました。
 プロポーザルの募集は6/5に開始しましたが、事前にしたためていたこともありプロポーザル募集開始から2時間後には一番乗りでプロポーザルを提出しました。

XP祭り2023で登壇

登壇資料です↓

 私にとってアジャイルコミュニティでの登壇はスクラムフェス大阪に続き2回目となりましたが、今回は前回よりも短い20分のセッションで2回目ということもあり、割と落ち着いて話せたかなと思います。
 当日DiscordでXPのサークルオブライフ内から学ぶか外から学ぶかみたいなコメントがあったのはとても面白かったです。
私は経験的に外から学んでいったのですが、
「XPはボトムアップで取り組んでいくことが多いから一般的には内からが多いよね。」
「でも、新入社員とか途中からスクラムをやっている現場にジョインすることになった人は外からになることも今は多そう。」
といったコメントがありなるほどなーと思っていました。

登壇を終えて

 自分としてはこれまでの約5年間におけるアジャイルの学びをアウトプットすることができ、登壇をきっかけに改めてスキルの棚卸ができたようでとても良かったと思います。
 正直狙いとしてはアジャイルのコミュニティに積極的に学びに来ている人よりは、スクラムをやっているだけになってしまっている人、技術プラクティスって何?っていう人に知って欲しいという思いがあり、そこにはうまくリーチできていなかったようには思いますが、社内のコミュニティとかをうまく活用して継続的に発信していきたいと思います。
 本贈りの企画では「コミュニケーションの問題地図 ~「で、どこから変える?」意識バラバラ、情報共有できない職場~ | ビジネス・マネー | Gihyo Direct」をいただきました。技術評論社様ありがとうございます。すでに読み終わっているので近々感想を記事にしたいと思います。
 今年は昨年一般の参加者としての初参加から大きく変わり、実行委員&登壇者という立場での参加でしたが、とても楽しめました。一応Bトラックの副オーナーという立場でBトラックを中心に見ていましたが、BトラックはXPのプラクティスを中心としたトラックということもあり、現場でプラクティスをどう実践しているかを聞けてとても楽しかったです。今年もオンライン8トラック+ワークショップ3トラックで沢山のセッションが行われたので動画が公開されたら他のセッションも見ていきたいです。
 来年についても実行委員は継続したいと考えてます。
 

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