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BtoBイベントのビジュアル制作の舞台裏

こんにちは!2023年秋にマネーフォワードにジョインしたチャッキーです。
ブランディングやコミュニケーションデザイン領域を担当しています。

会社にもすっかり慣れてきた頃で、そろそろnoteを書いてみよう…と思い、
2023年末に担当した、マネーフォワード クラウド連結会計「リリース1周年記念イベント」のメインビジュアルや会場造作の制作過程について綴ってみました。


マネーフォワード クラウド連結会計「リリース1周年記念イベント」とは

マネーフォワード クラウド連結会計「リリース1周年記念イベント」とは、2023年11月にマネーフォワード本社で開催された、マネーフォワード クラウド連結会計(以下「クラウド連結会計」)のプロダクトリリース1周年を記念し、ユーザー様とパートナー様に感謝を伝えるイベントです。
(イベントの開催概要や当日のレポートについてはこちらの記事をご覧ください。)

メインビジュアルを作るにあたって

どんなイメージにしていこう?

まずは担当の方にヒアリングを行い、どのようなイベントにしたいのか、思いを聞き出します。

普段お世話になっている来場者の方々に感謝を伝えるイベントにしたい、というイベントの大目的を聞きながら、
その中で、「孤独感を感じられる方も多い連結会計という業務に、会社を超えて仲間が見つかるようにしたい」「クラウド連結会計が1周年なので、これからより良い方向に、前に進めていきたい」といった、イベントやプロダクトに込めた思いを聞き取りました。

そこから発想し、ユーザー様やパートナー様といった「人」を中心に、孤独感を払拭できるよう「仲間と一緒に」といった印象や「前に進む」印象が感じられるビジュアルが作れると良いと考えました。

マネーフォワードらしさを感じさせつつ、これらを満たすにはどのようなイメージが良いか考えていきます。

今回のイベントには、右上のイメージが伝えたい印象が伝わりそう

細部へのこだわり

参加者にとって知らない人が多く集まるので、(堅苦しい印象にはせず)気軽に参加したくなるような、親しみ感のあるイメージとなるようオブジェクトの形状を工夫しています。

人物部分は、軽やかなスキップをしているかのようなリズムの良い足取りをイメージして作ることで、ポジティブに前に進む印象が持てるよう工夫しました。

また、人物のバリエーションとして、クラウド連結会計を使用される経理業務に携わる方らしさのあるアイテムを持たせたり、さまざまな会社で働いていることを感じさせるよう、人々の服装や身なりに個性を出したり。

それらの工夫を、マネーフォワードらしさが伝わる方向性で形にしていきます(会社らしさをビジュアルに落とし込むことについては、今後また別の記事でお話ししようと思います)

リアルさを出すため、身近な人物をイメージして作ることも

他アイテムへの展開

メインビジュアルがおおかた決まると、チーム内で分担し、必要なアイテムを作成していきます。
メインビジュアルを各アイテムに展開し、会場装飾・アイテムとして一貫性が出るよう作りました。

(左から)受付看板、タイムテーブル (右上)ネームカード(右下)スライドフォーマット
受付の様子(受付看板の設置やネームカードの配布)
会場内の様子(ロールアップバナー、スライド、タイムテーブルを設置)

ご来場の方へのノベルティを入れるペーパーバックには、内容物に合わせて人物にコーヒーを持たせて作成。

シンボルマークや、ミッションのメッセージをそっと添えました。

それぞれの制作物のイメージを関係者へ確認する際に、喜んでいただけたことがとても嬉しく、励みになりました!

おわりに

会社や、コミュニケーション相手へのうれしさを根幹に、どのようなイベントを目指すために、見た人にどう感じて欲しいかを考えて形にするということが大切だなと改めて感じました。

これからも1つ1つ経験を積み重ねながら、誰かに喜んでいただけるようなお仕事ができるよう、頑張りたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

また、マネーフォワードに少しでも興味を持っていただけた方がいれば、ぜひ下記のリンクからお気軽にご連絡ください。


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