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二分の日本三景1123

すっかり冷え込んで寒さに耐え難くなってきた。
今年の冬は風邪をひきたくない。
が、身体は強い方ではない。
にんにく卵黄や免疫細胞の味方の何か等、摂取しようか悩む。
にんにく増し増しラーメンでも補えるのかな。

そんなこんなで冬を感じつつ、
本日は京都府宮津市の「天橋立」に行ってきた。
天橋立といえば、日本三景のひとつ。
高校の日本史の教科書に載っている写真を見て「綺麗だなぁ、行きたいなぁ」と思い始めた。

また大学生の頃、
"大江山いく野の道の遠ければまだふみも見ず天橋立 "
という和歌に出会い、「これは見に行かなければならない」と勝手に感じたこともあった。

上記の和歌は、和泉式部の娘、小式部内侍が詠んだ歌。

歌の名人であり母である和泉式部が諸事情にて丹波に引っ越し、娘の小式部内侍が京都に残っている頃に開催された歌合せ(歌詠みの会)で詠まれた歌。

(あまり追究すると止まらなくなるし、朧げな記憶で喋るのも怖いので割愛…)

とにかく小式部内侍が見たことのない天橋立、和泉式部がいた天橋立、綺麗な天橋立をこの目で見たかったのだ。

それが今日叶った。

ああ、ここが天橋立。
遠かったよ…
顕著に寒くて日本海を感じた。
雲が厚く、雨や雷の心配もあったが
運良く晴れ間に出くわした。
ありがとう、ありがとう…見事です。
砂浜に松を植えようと働きかけ、
この景色を大切に保護してくれた全ての人、ありがとう。

2、3年前、マスクを持ち歩かなかったある冬の頃、
修理工事前の厳島神社へ参詣に行った。
広島県廿日市市の宮島にポツンと浮かぶ見事な神社。
噂どおり、参詣しただけで大吉を当てた気分になった。
日本三景の話をしてそんな日のことを思い出した。

教育もされていないはずなのに、何故日本人の感性がしっかりと身についているのだろう。
何故景色をこの目で見たいと思うのだろう。
それでいて足を運ぶことができたら、何故満足するのだろう。

私の不思議は尽きることがないけど、
とりあえず今日は考えないで余韻に浸ろう。

毎日勤労お疲れわたし。
良い休日を過ごせてよかったね。

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