刑務所-用語・隠語
【アカ落ち】:
刑務所に入ること
【分類センター】(分セン) :
主に26歳までの初犯者がどの刑務所に入るのか分類する
【ビックリ箱】 :
面会や移送の時に待機したり着替えたり 微罪の時はこの箱に入れられ小一時間ほど刑務官たちから罵詈雑言と人格攻撃のオンパレードで刑務官の息抜きにも使われている 本来の用途は受刑者の会話や合図などを防ぐため
【考査工場・新入訓練】 :
個々の能力や人間性からどの工場が適正か判断する期間...
実際は刑務所のルールをしっかり教え込まれる期間
【来庁調べ】 :
刑務所に刑事が取り調べに来ること
【チンコロ】 :
他の受刑者の規則違反を刑務官に告げ口すること
【鳩を飛ばす】 :
不正な手段で受刑者に連絡をすること
【サラ】 :
新米受刑者のこと
【麦(ばく)シャリ】 :
麦飯のこと
【銀シャリ】 :
白米のこと
【シャリ上げ】 :
他人のご飯を取り上げること
【ガリ】 :
バリカンで坊主にすること
【ゴリ】 :
木の四角い棒のこと 紙折などの作業で使われる
【アゴ】 :
許可を取らず勝手に会話をすること
【シケ張り】(シキテン):
刑務官が来ないか見張ること
【オヤジ】 :
工場を受け持っている刑務官のこと
【ズーズー】 :
刑務官が近くにいる時に言う合図
【アタリ】 :
自慰行為
【慰問】 :
芸能人や著名人などが講演などを行うこと
【ガテ】 :
手紙
【飛ぶ】 :
仲の悪い相手へ暴力行為をした上で懲罰へと道連れにする
【〇〇ピン】 :
仮釈がもらえる日数のこと(刑期を仮釈で割る)
〈例〉懲役2年 仮釈4ヶ月 24/4=6
【アガる】(アゲられる) :
自ら懲罰にいく
してもいないこと(脇見など)で刑務官に懲罰にさせられること
【用便】 :
トイレ
【罰明け】 :
懲罰後に新しい工場に配役されてきた者のこと
【パロル】(パロール) :
仮釈放が近づくと書かされる書類
【作業等級】 :
10等工〜1等工まであり 等工によって時給が決まる
【作業報奨金】 :
1ヶ月間工場で作業した時間×等工に応じた金額が支給される
【ピンク】 :
性犯罪者のこと
【労役】 :
罰金刑などを払えず収監された者
一日¥5.000計算
【侍工場】 :
ヤクザだらけの工場
【シャバ】 :
刑務所の外のこと
【金線】 :
幹部刑務官のこと 制服や帽子に金線が入っている
【願箋】 :
刑務所側に対して要求や願いごとがある時に要件などを記入する紙
【官物】 :
所持金がない者に与えられる物品
※物品毎にもらえるまでの期間が決まってる
【官本】 :
施設に備え付けの本
【交談】 :
受刑者同士での会話
【雑居】 :
定員8名の大部屋
【独居】 :
定員1名の部屋
【雑記帳】 :
携行が許可されたノート
※氏名や住所などの記載は禁止
【私物バック】 :
60リットル入るバックでこのバックと本棚に入る分が所持品となる
【A刑務所 B刑務所 L刑務所】 :
A:初犯者がいく刑務所
B:累犯者がいく刑務所
L:刑期が8年以上の者が行く長期刑務所
LA:初犯の長期刑
LB:累犯の長期刑
Y: 少年刑務所で
【類】 :
5〜1類まであり各類に応じた優遇措置が受けられる
〈例〉
【集会】 :
3類者からは毎月一度集会がありお菓子が食べられる
【出役】 :
工場に向かうこと
【称呼番号】 :
個人に与えられる番号 点検や願箋や本人確認など本名ではなく番号を言う
【処遇】 :
刑務所内で事件や事故や懲罰対象などになると連れて行かれる所で調書などもここで巻く
【食器孔】 :
食事はもちろん基本刑務官との会話や受け渡しなども全てここで行われる
【職訓】 :
各刑務所で行われている職業訓練
【座る】 :
懲罰のこと
【捜検】 :
不定期で行なわれる所持品の抜き打ち検査
玉(玉検) :
チンコに入ってる玉 シリコンなどではなく主に歯ブラシの柄や消しゴムなどを丸めて入れる
入所時に確認され玉検の時に増えているのがバレると懲罰行きとなる
【担当抗弁】 :
刑務官に対しての暴言
抗弁かどうかの判断は刑務官の胸先三寸で正論であっても連行されることもある
【担当台】 :
工場のオヤジの作業台
【テンツキ体操】 :
冬期に工場で行なわれる準備体操
【特食 祝日菜】 :
祝日に刑務所側から出されるお菓子
【ホーチキ】 :
舎房での生活時に刑務官を呼び出すもの
【モタ工】 :
紙折などの軽作業をする工場
【領置品】 :
刑務所側で管理している所持品で携入不可なものや持ちきれなくなった所持品など
【領置調べ】 :
入所時と退所時に行う所持品チェック
加筆修正等ございましたらお申し付けください
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