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ドラマーにとって。

ドラムとはその人そのものである。

自分の人間性やその時の感情がそのまま音に出る。
これは自分がそう思ってなくても自然とそうなっているものだと思う。
そして、それが人に届ける時に自分よりも聞いてる相手の方がより一層強く感じているものだと、なんとなく思う。


自分は思ってるより自分自身を知らない。

まさにこれを表してる楽器こそがドラムなのだと思う。

聞いてる相手が
「あの人のドラムはこうだよねー!あーだよねー!」
と言われて始めてその人のドラムは評価された事になる。

僕は、派手に綺麗に叩くという事を自分なりに考えてやってきた人間だ。

でもその努力の過程や相手がどう感じるかは全くの別。

ドラムは自由であり不自由。それでいて知れば知るほど分からなくなり、聞く側の感性に委ねる楽器。

難しくもありそれが癖にもなる。

そんなものなのかもしれない、、

ドラマチックという言葉があるが、
この言葉はもしかしたら「ドラム」という名前の楽器から生まれたのかもしれないねー


そんな事を考えながら過ごすレッスン合間の昼下がり。。

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