日記殴り 2024/5/8~5/14

5/8
ゆうちゃんの部屋に忍び込んでぬいぐるみを盗んで逃げる夢見た。なんじゃそりゃ。朝一番で曲作りをする。蛇口をひねれば出てくるみたいな感じで出てくる。仕事嫌で嫌で仕方なかったけど道筋立ったらドーパミン出だした。Movable typeのお勉強。アーカイブとコンテンツタイプは何が違うのか。知識の集積に快楽があって、多分コレクター精神だと思う。再構築しても全然ファイル生成されないなと思ったらそもそもFTP情報が違った。おい。石川さんに亀の手あげたら喜んでいた。湯煎でちょっと解凍して食べ方をレクチャーした。甘噛みして中の亀の手汁を吸い出すところがポイント。雨が降ったり止んだりだった。夕方頃本降りで風も強かった。帰宅即曲作り。なんかすごい曲できた。会いたかった、やっと会えたねって思った。俺が来るまでずっとここで待ってたんだ。「徘徊」というタイトルをつけた。早くでけー声でやりたい。音楽をやる上で怒りを大切にしようと思う。怒りは愛しさと同じくらいエネルギーが出る。音楽ていうのはバカデカエネさえあれば後は何でもいいらしい。怒りたい理由は色々ある。怒ってもしょうがないから怒ってないだけ。全然人と話す気分じゃなくて算数しんどかった。忍耐だ。日記はもう適当に書きます。

5/9
今日もまた気がかりな夢を見る。悲しい。入眠に時間がかかり睡眠時間少なめ。アラームに叩き起こされる。モーニングノート後即曲作り。蛇口をひねれば曲が出るので蛇口をひねっている。ここ数日で四曲できた。断片が大体形になりあとは歌っていくうちに育っていくだろう。出勤前に五分目を閉じる。靴に足を入れたらびっちょんびっちょんに濡れてて最低!不穏な雲が広がっていたが昼にかけて晴れ渡った。気温が寒すぎる。寒いと暗い気持ちになるので嫌だ。手足が冷え切っていた。湯たんぽにお湯を入れた。五月になっても湯たんぽを使うとは思わなかった。雑事をこなしながらMovable typeのお勉強。yamlの情報を元にテンプレートを読み込むことができるようになった。サイトとか記事とかコンテンツタイプとかの概念がだんだん分かってきた。比較対象がwordpressしかないため他のCMSがどうなっているか知らないが、かなりとっつきづらい。マニュアルには最低限のことしか書いておらず、ネットの情報も少ない。誕生日なので海鮮丼を食べさせてもらった。陽気な大将とフィリピン人の奥さんの店。うまいー♩退勤時間になってもまだ空が明るい。誕生日なので風俗でも行こうかと思い、……いやこの話はやめておこう。とにかく疲れてベッドで固まっていた。なすからおめLINEきて嬉しかった。坂口恭平のnote読んでたら元気になった。これからは坂口恭平を先生として崇め奉っていこうと思う。多分考え方とかの相性が良いんだと思う。彼の文章を読むと必ず元気になる。時々元気になりすぎる。仕事やめたい。宝くじが当たったら、などの話をみんな好んでするけど、お金なんかあっても何も良いことはないんじゃないかという気がしてきた。お金があったらどうでもいいことに使ってしまうだろう。どうでもいいことに使うと時間が減るだろう。それにお金で人を判断する人がたくさん寄ってくるだろう。その中には騙そうとする人もいるから疑り深くならざるを得ない。お金を持つと減るのが怖くなるに違いない。金ない友達にお金持ってる人という目で見られて多めにお金を出さなければいけなくなり、そういうことをしていたら自分の価値ってお金しかないんじゃないかという錯覚に陥るかもしれない。一旦生活水準を上げたら二度と下げれなくなるのも怖い。とにかく所有するということは考えなきゃいけないことが増えてめんどくさい。お金稼がずに生きていきたい。お金稼がないと食べ物が買えない。死にます。

5/10
朝起きた瞬間にいい気分だと思ったがだんだんそうでもないかもという気がしてきた。朝起きた時というのは体調に関係なくまだ昨日の気分を引きずっているのかもしれない。蛇口をひねればメロディーが出るが歌詞が出なかった。その時の気分と乖離した曲を作ってしまったという気がする。頭の中が静かすぎて創作には向いていない。疲れてしまってベッドで横になった。起き上がって出勤した。気温がちょうどいい。ちょうどよすぎる。なんだか夢を見ているように頭の中が空っぽで仕事をするにはちょうどよかった。大学の文化祭のホームページをちまちまと更新した。量が多すぎる。資料が雑すぎる。段取りをしているだけで午前中が潰れた。いかに最適化されたタスクにばらせるかというところが勝負だ。ちゃんと段取りするとドーパミン出せる。協賛企業の表をまるまるコピペしてchat GPTに投げたら全部配列にしてくれてちまちましたデータ入力をせずに済んだ。近頃はもっぱらchat GPTと二人三脚だ。今日中に終わらせたかったけど終わらなかった。家に帰ってかなり美味しい炒飯を作った。疲れてしまっている。全身に不快感がある。不快感を感じない日なんてあるのだろうか。不快感を誤魔化すために一瞬ドーパミンを出すということを毎日のように繰り返している気がする。何かをすることでしか不快感を取り除く術がないと思っているので、常に何かをしたがっている。ドーパミンは長続きしない。長続きさせたい。そのためにもちゃんとした休息を取りたい。俺はくつろぐということが下手なのかもしれない。どうやったらくつろげるだろうか。まずは身体の声に耳を澄ますということだろう。風呂に入りながら今身体はどんな状態かということに意識を向けた。ぽかぽかしていた。奈緒とおふろの王様に行った時のことを思い出した。くつろいだ記憶。もちろん脳も身体の一部だ。くつろいだ記憶を思い出すと、くつろげる。また奈緒とおふろの王様に行きたいな。

5/11
休日なので死ぬほど寝た。二度寝を繰り返して十一時間眠って起きたのが十一時だった。起きるのがしんどい場合、まとまった量の睡眠をドカンと取るのがいいのか、頑張っていつも通りの時間に起きて昼間眠くなった時に寝た方がいいのか、議論の余地がある。日記を書いた。日記が溜まりすぎてうんこが溜まっている時みたいになっている。さっさと放出したい。ついつい長くなってしまって全然進まない。せ(亀の手)を解凍して炊き込みご飯を作った。坂口恭平の動画を流し見しながら爪楊枝で一個一個ほじくり出した。結構めんどくさい作業だった。せから出汁が出るだろうと思いシンプルに塩で炊いた。一時間後炊き上がり、炊飯器を開けると磯の匂いが香る。うん美味しい。まあでもびっくりするほど美味しいわけでもなく、冷凍のあさりで作った炊き込みご飯とどう違うんだろうという感じもして、結局そのまま食べるのが一番いいのかもしれない……。
いい天気なので布団を干した。お隣のおばあちゃんに何故かでっかいタオルを貰った。
色々準備して、日が暮れてからチャリに跨って出かけた。先週佳納子さんと話してから、どうしても路上ライブがやりたかった。ガットギターだと外でやるには音が丸すぎるので、まずはギターを調達しなければならず、前の家を引っ越す時にアコギを処分してしまっていて、あのギターが今あれば、とかなり後悔の念に駆られて、悲しくなった。長年相棒のように連れ添ってきたのに、あれで何曲も作ったのに、何故簡単に処分してしまったのか、捨てるべきじゃないものを捨ててしまったということは後になってからしか分からないことが多くて、そんなことばっかりで、嫌になる。日暮れと夜が混ざり合った空は美しかった。高円寺には三十分くらいで着いた。ほとんど新宿に行くのと変わらないくらいの距離だ。今の家はどこでも自転車で行けて良いな。行きしなに、人が立ち止まった場合に配る紙を印刷した。あと食器洗剤とコロコロの替えと煙草を買って、公共料金も支払った。閉店三十分前にハードオフに滑り込んでギターを物色した。ちょうどいい値段のギターがなかった。一万円くらいのやつでいいのに、三千円のジャンク品か、そこそこ値の張る中古品しかなく、流石にジャンク品は躊躇した……。何本か試奏して四万円のYAIRIに決めた。煌びやかな音で、繊細ながらも真っ直ぐ前に飛んでいく感じがある。多分生真面目な三つ編みの女の子だと思う。ヘッドに印字された秘密結社のような謎めいたマークが可愛い。ハミングバードが六万で売っていて、鳥なら絶対ハミングバードやろと思いそれも試奏したが、音がジャキジャキしてて全然好きじゃなかった……。多分あざとい系の鳥だ。試奏している間に蛍の光が流れ出して焦った。

秘密結社のような謎めいたマーク

よくない金の使い方をしてしまったんじゃないかという感じがしてならなかったが、その辺でちょうどいいシャッターの窪みを見つけて、自販機で買ったスプライトを飲みながらギターを弾いてみると、とても良い気分になれた。歌える場所を探して徘徊した。グルパリさんを初めて見つけた駅前の宝くじ売り場の前でやりたかったが、野外フェスのようにアンプから音を出すかなりうるさい人がいたので、難しかった。純情商店街の入り口のセブンの隣のシャッターの前が良さそうだった。真向かいにドラッグストアが営業しており、人の迷惑にならないかだけが気がかりだったが、まあ注意されたらヘラヘラしながら謝って移動すればよかった。セッティングして歌った。

強風により立てていたよだかの絵が時々倒れた。五歳くらいのガキに「頑張ってください」と言われて「お前も頑張れ」と言った。「さっきいっぱい走ったから胸が痛い」と言われて、何と返せばいいか分からず「うん、それは良いことだよ」と言った。外国人にYou're a brave manと言われた。時々小銭や煙草を投げ入れてくれる人がいて、酒も貰った。206円の売り上げ。二時間くらいやって後半は集中力が切れていたのでもっと早めに切り上げるべきだったと思う。パッとやってパッと帰るというのがいい。道ででかい声出すのは気持ちいい。気持ちよくて、練習にもなって、時々応援されたり煙草を貰えるので、良かった。やってることほぼ乞食だなと思った。このままプロの乞食になりたい。
帰り道で貰ったキャメルに火をつけた。勝利の煙草だ。美味すぎる。家帰って炊き込みご飯食べて寝た。

三年ぶりにyoutubeに動画上げた。

5/12
また十一時まで寝る。コーヒーを淹れて、モーニングノートを書いて、シャワーを浴びたら十二時を過ぎている。日記を書いた。なすがうちに来た。せを解凍して出した。磯の香りが部屋中に漂う。高知で買った土佐鶴の新酒を飲みながら、せの身を爪楊枝でほじくり出した。エビとかカニが好きなのでせも気に入ってくれた。誕生日プレゼントを貰った。ツバメの絵が入った銀のスプーンと、奇妙な置物と、かわいい手紙。嬉しくてにやにやした。なすありがとう。本質的な話を繰り広げた。なすと話すと毎回深いところまでいける。なすは怠惰に支配されていてそのことに悩んでいたが、俺はシオランの言う通り怠惰は素晴らしいことだよと教えた。今やりたいこと以外何一つやらない方がいい。寝っ転がってお菓子食べながらyoutube見て人生が終わったとして、どう転んでも人生は虚しいんだから、それで何の問題があるだろう。それに俺らはドーパミン中毒なんだから、どうせまたすぐに居ても立ってもいられなくなるだろう。「俺らは」という語を多用していた。つまり、自分を励ますように言っていた。自分に語りかけるような感じでそのまま話が通じるので、楽だ。俺は躁状態だった。日が暮れて部屋が薄暗くなるまで、そんな話をずっとしていた。公園に行ってブランコに乗りながら、「凛」のギターが弾けるようになりたいというので、教えた。拙い説明の合間合間に「美しいコード進行だ……」と言われ、何かが満たされた。夜になって、なすを駅まで送った。酒を飲み過ぎたせいか、これから憂鬱が来る!という予感があった。人といる時の自分と一人の自分とのギャップが、苦しいという気がした。楽しければ楽しいほどそうだ。きっとなすもそうだろう。俺らは気持ちを切り替えるということが苦手なんだ、多分。家に帰っていきなり寝た。二時間くらいして起きた。鮭の切り身を解凍してガンダム見ながら食べた。風呂に入った。シオランの本を読んでいたら寝る時間になったので、ベッドに入ってアンビエント的な楽曲を聴いた。生活リズムがおかしくなってしまって、全然眠くない。でもちゃんと寝る時間に寝ようとしてえらい。それに、ベッドの上でじっとして固まっているのは、暇だけど苦ではない。そのうち雨が降り出した。十一時半に床に就いて、多分寝たのは三時くらいだった。

5/13
まただ、また夢に出てきた、何回出てくるんだ。雨が降っている。頭の中がすんと静かだ。起きて日記を書いた。ほどほどにして切り上げてせを解凍して貪り食った。せは食べるのに時間がかかる割に可食部分が少ないので空腹は満たされず、さきイカも開けて貪り食った。雨が降っていたが小雨だったのでチャリで強行突破。気温もちょうどよく恵みの雨というような感じだった。ダラダラと、しかし着実に仕事をしていく。やっと文化祭のホームページが終わった。リア充の写真を見るのが辛かった。雨の勢いが増していて、家で昼寝したかったけど諦めて餃子市場でデカ定食を貪り食った。眠くなった。ほんのり悲しい。ほんのり元気がないくらいがちょうどいい。平然とsyrup16gを流しながら仕事した。歯が痛くて自殺したくなった。まあどうでもよかった。無視できる痛さだ。家に帰ってギター弾いてたらまた曲が出来ちゃった。天才なのかな。タイトルは「家族」。後ろめたい記憶を感情エネルギーとして利用して曲になった。曲にしたら忘れてしまうんだろうか。忘れてしまいたいよ。感情エネルギーをくれてありがとう。これ以上ないほどしっくりくる歌詞で、やっぱり自分で作ったというよりも唐突に目の前に現れた感じがする。早くでかい声でやりたい。歯の痛みも忘れたい。ベーコンと玉ねぎを刻んでとっても美味しいオムレツを作った。ひっくり返すの失敗してぐちゃってなった。とっても美味しかった。歯が痛い。

5/14
奈緒とまた暮らす夢を見た。信じらんねえ、夢みたい、とか思ってたけど普通に夢だった。今日は奈緒の誕生日だ。例年と違ってケーキも食べないしプレゼントも渡さない。お祝いの言葉もない。ゴリゴリに色んなことが食い違っている。こんなに急速に離れるとは思ってなかった、というか今でも信じられないし、多分永久に理解出来ないんだと思う。そういうものだ。俺は大丈夫だ。死ぬまでにやる暇潰しがありすぎるから大丈夫すぎる。鶏肉としめじと白菜でミルク煮を作った。何故か二人分作った。明日また食べる。歯が痛い。朝起きた時には治っていたのに夜になってまた痛みだした。じっと痛みを耐えていると侘しい気持ちになる。誰か助けてくれとしか思えない時がある。誰も助けられないだろう。何しても意味ないし、何しても苦しいし、どうせ死ぬのに何故こんな痛くて苦しいのか、意味不明だし、さっさと死にたいとしか思えない時がある。tinderで遊んでくれる人を探したい。うっすい愛と安心を分かち合える人を探したい。めんどくさい。多分曲作りしてた方が楽しい。それに他人と関わるとまたコンプレックスと執着の狭間で……暴力的なくらい寂しくてもう抵抗しようとする気力すらない。無力感と無気力感がある。エロいこと考えると安心感がある。安心感をゲットするために頑張らなきゃいけない。勃起させるためにかなり頑張ってる感じがある。安心感の上澄みをすくっていくのももう疲れたな!!!ただただ書くという遊びをしている。一生遊んで暮らそう。ただただ書いて、ただただ歌って、ただただ働いて、眠るんだ。今以外のことを考えなくていい。過去も未来も暇潰しの玩具だ。虫歯が神経を冒して、菌が脳に回って、わけが分からなくなって死ぬんだ。簡単に死ねなくて、わけが分からなくなったまま色んな変なことをしでかして、人に迷惑をかけて、親を泣かせて、警察に捕まって檻の中か病棟の中で一生過ごすのかもしれない。でも結局は死ぬから。それに、そんな風になりたくないと思うけど、そう思うのは今の自分が思考しているからであって、そうなってしまえば案外平穏かもしれない。もっと言えば、そうなってしまった自分は、今こうなってしまっている自分とどれほど違うというのだろう。どう転んでも苦しい一生を過ごして死ぬだけだ。程度の差はあるとしても。誰かに抱きしめてほしい。大丈夫だよと背中をさすってほしい。嘘でもいいから。そういう場面を想像すると胸がぎゅっと痛む。何の痛みなんだろう。安心がさらなる寂しさを生み出すことを知っている。それでもこういう欲求はなくならないから困った。別に困ってない。いつものことなので、収まるのを待てばいい。収まるまでの間暇潰しにこれを書いている。収まったらまたバキバキに躁状態になってクソ雑魚ナルシストくんになって落ち着きなくあくせくと働きまくるだろう。こういう自分であることに流石にもう慣れてきている。慣れてるけど疲れてる。ほんと、もう、人生って……。意味不明でめちゃくちゃだ。いつまで続くんかなこれ。何でもいいから優しくされたいな。思考停止しかない。思考停止の文章。思考停止が唯一の希望。みんながスキつけてくれて通知アイコンに赤い丸が出たら報酬系が刺激されて抱きしめられるのとほぼ同じ効果がある。ほんとありがとう。ところで歯が痛い。明日になったら治っていてほしい。十二時間以上寝たい。

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