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「作家と読者の集い」イベントレポート

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テレビや、メデイアでは、報道されない、けれども伝えなければならないことを著された本を中心に、お客さまからのリクエストにも、お応えるする形で継続してきたトークイベントのレポートです。
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記事一覧

5/26『35年目のラブレタ-』講談社発刊記念イベント テーマ『64歳から学び始めた、夜…

1942年、和歌山の田舎で登校に3時間もかかる小学校に入学した西畑さん。極貧で、周りの…

4/13『ぼくのお父さんはドクちゃん』メデイセレ発刊 枯葉剤の犠牲者 グエン・ドクさ…

ゲストは、グエン・ドクさん(絵本の主人公)と児島惠美子さん(文)、特別ゲストとして、“ベ…

3/22青木理さん×小倉孝保さんによるトークイベント報告レポート 「時代の反逆者たち…

今回は、サンデーモーニングにも出演されているジャーナリストの青木理さんと元毎日新聞欧州総…

2/12『とげとげしい言葉の正体は さびしさ』夜間飛行 発刊記念イベントテーマ 『と…

第一部で、お話下さったことは、「とげとげしい言葉の正体はさびしさ」この言葉に秘められた思…

1/20『イスラエル軍元兵士が語る非戦論』集英社新書 を上梓されたイスラエル軍元兵士…

ガザ攻撃で、何の罪もない子どもたちまで殺されている映像を目の当たりにして、傍観者にはなれ…

12/9『なぜ日本は原発を止められないのか?』文藝春秋発刊 テーマ 『〜ジャーナリ…

今回のイベントは、森松明希子さんの第一報から企画が始まりました。 森松さんは、福島県在住…

11/26『動物たちは何をしゃべっているのか?』集英社発刊 テーマ 『動物、そして動物としての人とのつきあい方』 ゲスト: 山極寿一さん 鈴木俊貴さんインタビュアー: 週刊プレイボーイ編集部  水野太貴さん 報告レポート

超満員での開催となりました。 隆祥館書店の多目的ホールで開くトークイベントでは、空間の不思議な力なのか、なぜか、ゲストの方が、ここだけの話をして下さいます。 今回も、山極先生が、会場の様子を、そーっと見ながら「これ、言っていいのかなあ?」と仰ったので、すかさず、「言っていいです」と静かにお応えしたら、会場が笑いの渦に。 そこで、話してくださったお話は、本当は、してはいけない禁じ手の話でした。会場に、「ええ~!」と、どよめきが起こりました。内容をお伝えしたいのですが、これを書

10/29『僕の好きな先生』朝日新聞出版発刊テーマ 『子どもから学んだ37年間 久保…

大阪では、政治による教育への介入が、非常に進んでいることにあらためて気づかされました。 …

10/22「女も戦争を担った~昭和の証言」著者で、元、朝日新聞記者 川名紀美さんによ…

川名さんとの最初の出会いは、2017年秋のことでした。個々セブンというシングルの女性7人が集…

【おおさか市民ネットワークの藤永のぶよさん】一区は、焼却灰で埋め立てられている。…

6/2(金)『ハマのドン 横浜カジノ阻止をめぐる闘いの記録』発刊記念イベント テ-マ『主権在…

9/30『なんかいやな感じ』講談社発刊記念 テーマ 『今、この社会の「感じ」を考え…

武田砂鉄さんの第一声は、「やっぱり、あれですね。万博は無理だと思いますよ」で、会場は、大…

8/26 『百年の子』小学館発刊 記念イベント テーマ 『失われてゆく記憶を物語とし…

『百年の子』は、学年誌百年に挑んだ作品です。学年誌の百年の歴史を追っていくうちに、その変…

『リラの花咲くけものみち』(光文社発刊) を上梓された藤岡陽子さんによるトークイベ…

小説の舞台が北海道ということもあり、参加者の皆さまには、獣医を目指す主人公が暮らしていた…

8/23 「NHKテキスト100分で名著ショック・ドクトリン ナオミ・クライン」NHK出版 「堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法」を上梓された、ジャーナリストの堤未果さんによるトークイベント報告レポート

一か月、延期になっていた念願の堤未果さんのイベントが開催できました。満を持して来場して下さったお客様に応えるかのように未果さんも冒頭から高いテンションで口火を切られました。 まずは「マイナンバーカード」について ・ 「羽鳥慎一のモーニングショー」で、すでに諸外国ではこの試みの見直しも進んでいることを話されていた未果さん。例えば「行政機関と次々に紐づけは危険でアメリカでは、なりすましなどの犯罪の温床になっている」という解説は今の日本と重なってゾッとしました。 未果さんはテレ