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【育児とわたし】出産編

2021年11月27日。元気な男の子が我が家に仲間入りした。

初めての子育てについての備忘録、「育児とわたし」。


今回は「出産」について、書こうと思う。


ちなみに、前回は妊娠編👇


11月26日(予定日2日前)

妊婦健診へ。まだ全然産まれる気配ないね〜と言われた先週の健診から一転、子宮口は2〜3センチ開いていて、いつ破水してもおかしくない、と言われる。1週間便秘が続いていたので、新しい便秘薬をもらう。(これまで鍼灸の先生から勧められた麻子仁丸という漢方を飲んでいたけど臨月最終週の便秘には効かず、マグネシウムを飲んでも改善せず。お腹に胎児がいるから身体が重いのか、便秘だから重いのかもはやよくわからない状況だった。ご飯もなかなか食べれず本当につらかった。)

この日の夕方、おしるしがあった。ついに来たか、というよりやっと来たか、という感じ。正産期に入って約3週間、毎日ハラハラしていたから早く産みたいと思っていた。

夕飯を終え、新しい便秘薬の効果か、トイレに篭る。脂汗をかきながら50分の激闘の末、なんとか出し切る。(と思っていたけど出し切れておらず、次の日摘便することになる。。)この便秘は本当にしんどかった。人生で1番かもしれない。ただ、ふんばる感じが出産の予行練習になったのでは?!と前向きに考える。

いつも通り22時前に就寝。


11月26日(予定日1日前)

深夜2時ごろ、下腹部痛が目が覚める。重い生理痛みたいな感じ。前駆陣痛ってやつなのか?痛みも不規則だったし、気付いたら寝ていた。

朝9時ごろから下腹部痛が強くなり、陣痛カウンター開始。

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やっぱり10分間隔で痛みが来ている。昼までは様子を見よう、と横になり、体力温存する。痛みは深呼吸すれば、まぎれる程度。

12時になり、痛みが強くなってきたので、産院に電話。予定日前日ということもあり、念のため入院道具持参で診察に来るように、と。

13時、産院に到着。すでに子宮口5〜6センチ開いており、入院確定。陣痛の合間に入院の手続き。

13時半ごろから、入院する部屋で待機することに。5〜10分おきに陣痛がくる。陣痛の合間はベットに横たわり、なるべくリラックス。陣痛が来たら、ベットから降り、床に座り込み、深呼吸。かかとでお尻を押さえる。(陣痛の時、寝ているより座っているほうが、楽な気がした。)16時までは1時間おきに助産師さんが状況確認しに来るだけだったので、この時間が1番きつかった。孤独との戦い。

16時ごろ助産師さんが来て、痛がっている私を見て、分娩室に移動することに。初めての車椅子移動。子宮口はすでに7〜8センチ開いているとのこと。着実に進んでいる気がして嬉しくなる。はやく産みたい。

ここで産院からの連絡を受けた彼が到着し、助産師さん、彼、私の3人体制になる。(私の産院は、分娩室に移動〜産まれて2時間後までは配偶者の立ち合い可能だった。)

陣痛が来ると、助産師さんが的確な場所を押さえてくれ、呼吸が上手いと何度も褒めてくれる。深呼吸に意識を集中すると、いつのまにか陣痛が終わる。
彼は、水を飲ませてくれたり、暑かったのであおいでくれたりしてくれた。

17時半ごろ、助産師さんによる内診。子宮口全開まであと少し。陣痛自体は1分程度だったので、深呼吸を何回か繰り返せばなんとかなった。

18時、ついに産婦人科医が登場。子宮口は全開だが、微弱陣痛になっていて、赤ちゃんがまだ降りてきていない。導尿と摘便をして、赤ちゃんの通り道を広げる。促進剤も投与。

腰が痛いので、左側面を下にして横になる。ここから陣痛が来たら息を吸って、息を止めて、思い切りいきむ。1回の陣痛で3回ぐらい。陣痛の合間も痛くて、痛い痛いと言ってしまう。(痛いと言わないつもりだったけど、あまりにも痛いので、その場にいる人みんなにわかってほしくて。。笑 ソフロロジーをやりたかったけど、それどころじゃなくて思いっきりふんばるしかなかった。。)

その後も助産師さんの適度な共感と的確な声かけでとにかくいきむ。とにかく早く出したい。


18時半ごろ、ついに分娩の体勢へ。(いわゆるドラマでよく見る体勢。)
再び産婦人科医登場。もうすぐ終わるんだ!と嬉しくなる。俄然やる気が出る。
数回いきむと頭が出てくる。もういきまないで良いと言われ、両手を胸の前でクロス。なるべくリラックスする。足はいきむので疲れたのか、小鹿みたいに震えてた。

18:53、ついに人類爆誕!感動より安堵の気持ちが強くて、やったー!!!って感じだった。しんどかった妊娠生活よ、サヨウナラー!!!!可愛い赤ちゃん、コンニチハー!!!!と晴れ晴れとした気持ち。(ちなみに産後2ヶ月たった今も、妊娠中より産後の方がよっぽど幸せだと感じる)
16時に来てくれた彼とはまともに話せる状況じゃなかったから、やっと話せて嬉しかった。その後2時間ほど、ゆっくり家族3人の時間を堪能し、彼は帰宅。

わたしはそれから5日間の入院生活へ。この期間は身体を休めるため、ひたすら横になり、携帯もなるべく見ないようにして、ゆっくり過ごした。コロナ禍で入院中の面会は一切禁止だったけど、ゆっくりじっくり自分の身体の回復のことだけを考えることができて良かった。

というわけで、入院中はゆっくり休めたし、助産師さんは的確な寄り添い方で最高だったし、ご飯は美味しかったし、最高の5日間を過ごした。そんな入院生活をを終え、新生児との生活へ。

新生児との生活については、また次回!

いつも読んで頂きありがとうございます!最大限の愛を❣️