龍青三(リュウセイザン)

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龍青三(リュウセイザン)

運命理学研究所|易学・易経・四柱推命・命理学・運命学・東洋哲学・仏教・老荘・タオ・スピリチュアル・神秘学・精神世界|【Kindle出版】https://amzn.to/4dlcNHi ✨️ココナラ:https://coconala.com/users/232394

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  • 龍青三之易学研究【易経六十四卦】

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  • まいにち易経

    • 23本

    当マガジン『 #まいにち易経 』は、難解な易経の内容をわかりやすく解説。現代の混迷を生き抜くための叡智と指針を与える必読マガジン。 竹村亞希子先生【「易経」一日一言】と本田濟先生の【易(朝日選書】を参考に、まいにち、易経のことばをお届けしています。 易経は、陰陽の二つの元素の対立と統合を通じて万象の変化法則を説く古典であり、占いの原点として商の時代から蓄積された卜辞を集大成したものです。 易経は、自然と人間の深い関係性を解き明かし、生きる指針を提供するとともに、東洋学問において避けては通れない重要な文献であると安岡正篤先生も指摘しています。 #まいにち易経 #易経 #易学 #易占 #周易 #易 #本田濟 #易経一日一言 #竹村亞希子 #最近の学び #学び #私の学び直し #大人の学び #学び直し #四書五経 #中国古典 #安岡正篤 #人文学

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01.乾為天(けんいてん)【易経六十四卦】

乾為天(偉大なる天・君たるの道/昇りすぎた龍・月盈つれば則ち虧く) authority:権威/creative:創造 表面壮大なれど内容に難あり。倦まず弛まず日夜精進すべし。 進み過ぎれば即ち難あるべし。 昇り過ぎた龍は下るしかない。 有天地、然後萬物生焉。(序卦伝) 天地有りて、然る後万物生ず。 天(乾)と地(坤)があってこそ、あらゆる万物(ヒトを含む)が生ずるのである(天・人・地) 天とは、宇宙に遍満する大元気のこと。人の世においては君主・指導者などに配当し、それ

    • まいにち易経_0601【楽天知命】天を楽しみて命を知る。故に憂えず。[繋辞上伝:第四章]

      與天地相似。故不違。知周乎萬物而道濟天下。故不過。旁行而不流。樂天知命。故不憂。 天地と相い似たり。故に違わず。知万物に周くして道天下を済う。故に過たず。旁行して流れず。天を楽しみ命を知る。故に憂えず。 ある企業の新人研修に招かれた老易学者が、未来のリーダーを担うポストZ世代の若者たちに向かって語る 「楽天」とは、天の理法を喜んで受け入れること、そして「知命」とは、自分の運命を理解し受け入れることを意味します。つまり、私たちに起こるすべてのことは、天から与えられた運命なの

      • まいにち易経_0531【混沌】

        人間というのは、どうしても物事を分けて考えるクセがある。それが良いとか悪いとか、有用とか無用とか、そういうレッテルを貼って安心したがる生き物だ。でも『荘子』が語る「混沌」の世界では、そういった分別の知恵を超越した、万物が一体となった絶対無差別の真の実在が存在するというのだ。この考え方は、まるで宇宙全体が一つの巨大なジャムセッションをしているような感じで、個々の音が混ざり合い、全体として完璧な調和を生み出しているかのようだ。 考えてみれば、日常生活の中でも「混沌」は意外と身近

        • まいにち易経_0530【中庸:囚われなく、その時に適切な】怒るべきときには烈火のごとく怒る。

          「中庸」と聞いて、あなたはどんなイメージを抱くだろうか。もしかすると、穏やかで、優柔不断な人間像を思い浮かべるかもしれない。しかし、それはとんでもない誤解だ。中庸とは、ただただ波風を立てずに生きることではない。その核心には、状況に応じて最善の行動を選び取る知恵と勇気が詰まっているのだ。 近所に、いつも静かに微笑むおじいさんがいる。彼はまさに中庸の達人だ。毎朝、公園のベンチに腰掛け、鳩に餌をやりながら通り過ぎる人々と挨拶を交わす。彼の穏やかな態度は、まるで風に揺れる柳のようだ

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          まいにち易経_0529【いのちのちからと調和】庶物に首出して、万国ことごとく寧し。[01䷀乾為天:彖伝]

          現代語訳 なんと素晴らしいことだろう。乾(けん)の偉大な成就の時だ。万物(すべてのもの)が生まれ始め、成長を始める。乾の力がすべてのものを支配している。雲が湧き出て恵みの雨を降らし、それぞれが形を作り、流れ始める。これは物事の始まりと終わりを示す「龍の六変化」だ。 君子(立派な人)の才能がまだ見えない潜龍(せんりゅう)が、志を立て、師匠に出会い、努力に努力を重ねて、恵みの雨を降らす飛龍(ひりゅう)として大空に飛び立つ。 乾(天)の道は陰陽(いんよう)を調和させ、役割を果たし、

          まいにち易経_0529【いのちのちからと調和】庶物に首出して、万国ことごとく寧し。[01䷀乾為天:彖伝]

          まいにち易経_0528【来るべき日のために……毎日の努力が未来の成功を創る】君子徳に進み業を修むるは、時に及ばんと欲するなり。[乾為天:文言伝/第二節(人事)]

          九四曰、或躍在淵。咎无、何謂也。子曰、上下无常、非爲邪也。進退无恆、非離羣也。君子進德脩業、欲及時也。故无咎。 九四に曰く、あるいは躍りて淵に在り、咎なしとは、何の謂いぞや。子曰く、上下すること常なきは、邪をなすにあらざるなり。進退恒なきは、群を離るるにあらざるなり。君子徳に進み業を修むるは、時に及ばんことを欲するなり。故に咎なし。 九四の爻辞「あるいは躍りて淵に在り、咎なし」の意味について孔子は以下のように答えた。九四の龍は、高いところに上ったり、低いところに降りたりと、

          まいにち易経_0528【来るべき日のために……毎日の努力が未来の成功を創る】君子徳に進み業を修むるは、時に及ばんと欲するなり。[乾為天:文言伝/第二節(人事)]

          まいにち易経_0527【人の心の動きを観よ】天地感じて万物化生し、聖人人心を感ぜしめて、天下和平なり。その感ずるところを観て、天地万物の情見るべし。[31䷞澤山咸:彖伝]

          彖曰。咸感也。柔上而剛下。二氣感應以相與。止而說。男下女。是以亨利貞。取女吉也。天地感而萬物化生。聖人感人心而天下和平。觀其所感。而天地萬物之情可見矣。 彖に曰く、咸は感なり。柔、上(かみ)にして剛、下(しも)なり。二気感応(かんのう)して以て相い与(くみ)す。止まって説ぶ。男女に下る。ここを以て亨る。貞しきに利あり、女を取るときは吉なり。天地感して万物化生す。聖人人心を感して、天下和平なり。その感するところを観て、天地万物の情見るべし。 ある企業の新人研修に招かれた老易学

          まいにち易経_0527【人の心の動きを観よ】天地感じて万物化生し、聖人人心を感ぜしめて、天下和平なり。その感ずるところを観て、天地万物の情見るべし。[31䷞澤山咸:彖伝]

          まいにち易経_0526【罪を憎んで人を憎まず】田して三狐を獲、黄矢を得たり。貞しければ吉なり。[40䷧雷水解:九二]

          九二。田獲三狐。得黄矢。貞吉。 象曰。九二貞吉。得中道也。 九二は、田(かり)して三狐(さんこ)を獲、黄矢(こうし)を得(う)。貞しければ吉なり。象に曰く、九二の貞吉(ていきつ)なるは、中道(ちゅうどう)を得うればなり。 「田(かり)」は日常で必要な物を作り出す場所。会社では利益を生み出す現場にあたる。田を荒らす悪い狐三匹を捕らえたが、うまく射止めたために矢が手元に戻ってきた。「黄矢(こうし)」とは「黄色の矢」。これは悪人を狩るのに中庸の精神で行ったという意味である。狐は問

          まいにち易経_0526【罪を憎んで人を憎まず】田して三狐を獲、黄矢を得たり。貞しければ吉なり。[40䷧雷水解:九二]

          まいにち易経_0525【いたずらに凶を忌み、脅えない】吉凶とはその失得を言うなり。[繋辞上伝:第三章]

          吉凶者。言乎其失得也。吉凶とはその失得を言う也。 易経の卦辞・彖辞、爻辞の「吉」や「凶」という言葉は、その卦や爻が天地自然の摂理(せつり)に適っているかどうかを示す。 天地自然の摂理とは、宇宙の法則や人間社会が順調に回っていくための道理。これに従うことが吉(良いこと)で、道理から外れることが凶(悪いこと)。つまり、「吉」は、天地自然の摂理に適っており、人生の道を得ていることを意味する。「凶」は、摂理から外れており、道を失っていることを警告している。 ある企業の新人研修に招

          まいにち易経_0525【いたずらに凶を忌み、脅えない】吉凶とはその失得を言うなり。[繋辞上伝:第三章]

          まいにち易経_0524【疑心、暗鬼を生ず】睽きて孤なり。豕の塗を負うを見、鬼を一車に載す。先にはこれが弧を張り、後にはこれが弧を説く。[38䷥火澤睽:上九]

          上九。睽孤。見豕負塗。載鬼一車。先張之弧。後説之弧。匪冦婚媾。往遇雨則吉。 象曰。遇雨之吉。羣疑亡也。 上九は、睽(そむ)いて孤(ひとり)なり。豕(いのこ)の塗(ひじりこ)を負おえるを見る。鬼(き)を載(の)すること一車。先にはこれが弧(ゆみ)を張り、後(のち)にはこれが弧を説(はず)す。冦(あだ)するにあらず婚媾(こんこう)せんとす。往きて雨に遇えば吉なり。象に曰く、雨に遇うの吉なるは、群疑亡(ぐんぎほろ)ぶればなり。 火沢睽は、疑いや不信感がもたらす孤立と錯覚の危険性を

          まいにち易経_0524【疑心、暗鬼を生ず】睽きて孤なり。豕の塗を負うを見、鬼を一車に載す。先にはこれが弧を張り、後にはこれが弧を説く。[38䷥火澤睽:上九]

          まいにち易経_0523【慢蔵誨盗】蔵むることを慢かにすれば盗を誨え、冶かなる容は淫を誨う。[繋辞上伝:第八章]

          慢藏誨盗。冶容誨淫。 【慢蔵誨盗(まんぞうかいとう)】蔵(おさ)むることを慢(おろそ)かにすれば盗(とう)を誨(おし)え、冶(あでや)かなる容(すがた)は淫(いん)を誨(おし)う。 ある企業の新人研修に招かれた老易学者が、未来のリーダーを担うポストZ世代の若者たちに向かって語る 慢(おろそ)かとは、気の緩みから怠慢になることを意味します。これがどれほど危険であるかを、易経は警告しています。 昔から、権力や富を手にした者が傲慢になり、それが滅亡の種となったという事例は枚挙

          まいにち易経_0523【慢蔵誨盗】蔵むることを慢かにすれば盗を誨え、冶かなる容は淫を誨う。[繋辞上伝:第八章]

          まいにち易経_0522【患を思う】患を思いて予めこれを防ぐ。[63䷾水火既済:象伝]

          象曰。水在火上既濟。君子以思患而豫防之。 象に曰く、水、火(ひ)の上に在るは既済(きせい)なり。君子以て患(かん)を思いて予めこれを防ぐ。 ある企業の新人研修に招かれた老易学者が、未来のリーダーを担うポストZ世代の若者たちに向かって語る 『水火既済』の卦は、成功や達成の時期を象徴しています。具体的には、物事が完全に成し遂げられた状態、つまり「既に済んだ」状態を示しています。皆さんもご存じのように、成功は喜ばしいものです。しかし、この卦は単に成功を祝うだけでなく、成功の後に

          まいにち易経_0522【患を思う】患を思いて予めこれを防ぐ。[63䷾水火既済:象伝]

          まいにち易経_0521【動に生ずる】吉凶悔吝とは、動に生ずる者なり。[繋辞下伝:第一章]

          吉凶悔吝者。生乎動者也。剛柔者。立本者也。變通者。趣時者也。 吉凶悔吝(きつきょうかいりん)は、動より生ずる者なり。剛柔(ごうじゅう)は、本(もと)を立つる者なり、変通(へんつう)は、時に趣く者なり。 ある企業の新人研修に招かれた老易学者が、未来のリーダーを担うポストZ世代の若者たちに向かって語る 人生には必ず良いことと悪いことがあります。幸せな時期もあれば、苦しい時期もあるでしょう。しかし災いや幸運は天から降ってくるものではありません。これは、自分の行動や態度によって決

          まいにち易経_0521【動に生ずる】吉凶悔吝とは、動に生ずる者なり。[繋辞下伝:第一章]

          まいにち易経_0520【震えるほどの後悔~吉凶悔吝】悔吝を憂うるものは介に存し、震きて咎なきものは悔に存す。[繋辞上伝:第三章]

          憂悔吝者存乎介。震无咎者存乎悔。 悔吝(かいりん)を憂(うれ)うるものは介(かい)に存(そん)し、震(うご)きて咎无(とがな)きものは悔(かい)に存(そん)す。 ある企業の新人研修に招かれた老易学者が、未来のリーダーを担うポストZ世代の若者たちに向かって語る みなさんは、間違ったことをしてしまったときに、それを反省して改善する努力をするか、反省せずにそのままの状態を続けるか、どちらを選びますか。もし反省して行動を改善する道を選べば、前向きな良い方向に進むことができます。し

          まいにち易経_0520【震えるほどの後悔~吉凶悔吝】悔吝を憂うるものは介に存し、震きて咎なきものは悔に存す。[繋辞上伝:第三章]

          まいにち易経_0519【どっしり構え、ゆっくりと進む】止まって巽う、動きて窮まらざるなり。[53䷴風山漸:彖伝]

          彖曰。漸之進也。女歸吉也。進得位。往有功也。進以正。可以正邦也。其位。剛得中也。止而巽。動不窮也。 彖に曰く、漸(ぜん)の進むや、女(じょ)の帰(とつぐ)ぐに吉なり。進んで位を得(う)、往(ゆ)きて功あるなり。進むに正(せい)を以てす、以て邦(くに)を正すべきなり。其の位、剛にして中(ちゅう)を得るなり。止(とど)まって巽(したが)う、動きて窮(きわ)まらざるなり。 ある企業の新人研修に招かれた老易学者が、未来のリーダーを担うポストZ世代の若者たちに向かって語る 私も若い

          まいにち易経_0519【どっしり構え、ゆっくりと進む】止まって巽う、動きて窮まらざるなり。[53䷴風山漸:彖伝]

          まいにち易経_0518【上昇の条件】柔、時を以て升り、巽にして順、剛中にして応ず。ここを以て大いに亨る。[46䷭地風升:彖伝]

          彖曰。柔以時升。巽而順。剛中而應。是以大亨。 用見大人勿恤。有慶也。南征吉。志行也。 彖に曰く、柔(じゅう)、時を以て升(のぼ)り、巽(そん)にして順(じゅん)、剛中(ごうちゅう)にして応ず。ここを以て大いに亨る。 用て大人を見る恤(うれ)うるなかれは、慶(よろこ)びあるなり。南征して吉は、志し行なわるるなり。 ある企業の新人研修に招かれた老易学者が、未来のリーダーを担うポストZ世代の若者たちに向かって語る 皆さん、こんにちは。まず、『地風升』とはどのような意味を持つのか

          まいにち易経_0518【上昇の条件】柔、時を以て升り、巽にして順、剛中にして応ず。ここを以て大いに亨る。[46䷭地風升:彖伝]