元霞が関の役人が明かす!役人で培ったスキルと経験は30代から活かせ。
僕が働いていた霞が関の役人の世界はとても特殊な世界だと言われていた。
この世界には男女問わず優秀な人が多く働いているにも関わらず、転職に成功する人材はごく一部だった。
その理由は、
気が付いたら転職適齢期を逃してしまっていたから。
では、霞が関の役人にとってはいつ頃が転職適齢期なのかだろうか?
それは、30代だと私は考える。
霞が関の役人の場合、早ければ20代、30代前半には、海外留学や海外赴任の機会を得ることができる。
ここで霞が関以外の世界を知り、霞が関の仕事の非効率さを知ることになる。
海外留学の場合は、国費のため、5年以内に退官した場合、その費用を返納しなくてはいけないなど、色々な制約はある。
だが、このくらいの年齢になってくると、課長補佐、係長などの役職に昇格して、スキルと経験もそれなりに身についている。
デジタル庁の発足後、「リボルビングドア」という用語が、話題を集めている。日本語で言えば「回転扉」なのだが、官と民の間での人材の行き来がしやすくなるという思想のことである。
これからは、ずっと官の世界に身を置くとか、民間で働くという発想から、ある一定の期間は、民間で活躍してきた人材が官僚として働くということが主流になる、そんな時代が到来すると思う。
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