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Ivory II Italian Grandの話

今回は Ivory IIの Italian Grand というピアノ音源についてテキトーに書いていこうと思う。

この音源を知ったのは今から13年ほど前、私がボカロPになりたての頃にまで遡る。

当時、ニコニコ動画でシンPさんというボカロPの作品をよく視聴していた。

知る人ぞ知る、あの「うろたんだー」のボカロPさんである。

彼がこのIvoryのピアノ音源が良いと称賛していた記事(たしか当時存在していたクレオフーガのブログみたいな記事だったと記憶しているが)を読んだことがきっかけで私はIvoryに興味を持った。

最初はGrand Pianoを購入。

シンPさんがおっしゃっていたとおり、なかなか上品で良い音色。

普通のピアノ音源として使用する分には贅沢で申し分のない音色だった。

しかし、自身の楽曲を作る上で何かもう少し音色に華やかさみたいなものがあればなぁ……と、少々物足りなさを感じてしまい、試しにItalianのほうにも手を出してみた(音色に関しては、ホント、個人的な好みの問題で悩ましいところ……)。

早速、音色を聴いてみて明るいかんじの響きが気に入った。

私の記憶が確かならば、2010年頃、このIvoryはピアノ音源の中でも最高峰の類と呼ばれていた。

何かのソフトシンセのプリセットに入っていたピアノの音色を使うよりもこのIvoryを使ったほうがアレンジのチープさを払拭できたように感じられた。

私はピアノを習ったことがなく、楽譜の読み書きも出来ないし、ピアノという楽器にそれほど詳しくもない人間なので、正直、耳の感覚が鋭い人が気づくようなピアノの音色の細かな違いなどはまったく分からない(そんな私が作曲を行なっているのだから、「DTM」という文明の利器は大した発明品である)。
 
だが、このIvoryに関しては、素人感覚の私の耳でも音色に温かみがあるというか、”さすがピアノに特化した音源である”と思わせられるような魅力が充分につまっていると思う。

ここで個人的にIvory Italianのお気に入りのプリセットを3つご紹介したい。

1.Power Ballad Grand

前回「JDピアノとM1ピアノの話」のときに取り上げた拙作『White Illusion』のピアノソロであるが、今回は【Power Ballad Grand】という音色で鳴らしてみた。

2.Italian 10' Grand Dry

これは拙作『Eternity』という曲のピアノソロとサビメロの部分をピアノ用にテキトーにアレンジしたものである。Italianのなかで一番このプリセットをよく使っているかもしれない。

3.Italian Concert Grand II

これは拙作『Best Friends』という曲の1コーラスをピアノ用にテキトーにアレンジしたものである。ピアノを習ってなかった故にこういうアレンジは苦手なのだが、なんとか頑張って作ってみた(笑)

現在、Ivoryはバージョン3でGerman Dというモデルが新発売されている。

もう少し経てばItalian Grandも3となって出てくるかもしれない。

私はピアノ弾けないけど、ちょっと楽しみでもある (*´ω`*) 🌟🎵

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