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龍とそばかすの姫は現代をうつす作品だった!

妻からオススメされて、Amazonプライムで「龍とそばかすの姫」を見ました。
すごく面白かったので、noteに記録として残せたらと思い、書いています。
ネタバレが入っているので、見てない方は見てからの方が良いかと思います。

見るまでは!

実際に見るまでは、ファンタジー系のアニメなのかなという印象でした。
龍!となるとファンタジーという頭でしたし、映画を作るときのメイキングをテレビで少しだけ見ていたので、頭の中はファンタジーでいっぱいでした。

見てからは!

全然、イメージが違ってびっくり!!!!
現代でしかも仮想世界の中の話でした。

テーマ

「ネットで誰でも発信ができる時代の中での誹謗中傷の問題や匿名性の危うさ、その中でどうやって立ち向かうか。素顔を出すことの勇気、現実とバーチャルの人とのつながりの大切さ」

wikipediaから参照

とwikiに書いてある通り、今の世の中に問題提起をするような内容でした。

インターネット仮想世界(U)が舞台で、アバターを使って誰かわからない世界で、主人公が有名になっていくという内容です。

とにかく歌がすごい!

主人公の声をした中村佳穂さんの歌唱力がすごすぎて圧巻です。
今回はAmazonプライムで見ましたが、これは映画館で見たかった。
と思うぐらい圧巻でした。

中村さんは細田監督がオーディションを開催して自ら抜擢されたようです。
spotifyで聞けるのでぜひ聞いてみてください。
あまりにも素敵なので、映画を見たあとは何度もリピートしてしまいました笑

ラスト

最後には主人公が男の子を助け出すために自分からアバターを脱ぎ、世界中に素顔をさらしてしまいます。

今の世の中、素顔をインターネットの世界に出すというのはとても勇気のいること。
それを信頼を得るために全世界に公開してしまいます。
そのおかげもあって、男の子を救うことができました。

感じたこと

このネット社会で、色々な意見を言っている人をときどき見られます。
それがなんのためにやっているのかを考える必要があると思いました。
ただ意見を伝えているだけなのか?自分の欲のためなのか?ただ言いたいだけなのか?はたまた正義のためなのか?

龍とそばかすの姫からは現代社会へ向けてのメッセージがすごく込められていました。
こんな時代だからこそ、インターネットについて考えていくことが重要だし、自分自身も考えていければと思います。

つたない感じですが、とにかく面白いので見ていただければと思います。

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