見出し画像

「名づけ口論の末…敗北」(腹の子との対話)

皆さん、おはようございます。
ryukoです。

私は、3人の息子の「名づけ」をしました。

広島県には「神楽」といって
無形文化財に指定されている
伝統芸能があります。

うちは神楽一家だったので
上の二人は神楽に因んだ名前ですが
画数や漢字の意味などにもこだわり
数か月かけて悩んだものです。


      …3人目ともなると…
  神楽を連想して、響きも当たり前すぎず
     キラキラネームでもなく
  漢字からイメージしやすく読みやすく…
        画数もいい…
    (いろいろ欲張りですが 笑)

      …なかなか ない…。

      4月生まれ予定なので
   「桜」を使った名前にしようかと
     神楽にこだわるのをやめ…。

    方向転換し始めた妊娠8か月目…。


      …なんと腹の子は
    「夢」に毎晩出てきやがった。

     50~60代で白い服を着て…。
 本当に「息子」になる人物かと思えるくらい
       神々しい姿で…。

    そして、私に訴えるのである。

  「お母さん…僕の名前はもう決めています」

  「私なりのこだわりがあるから…」

  「いいえ。その名前を付けてください」

  「聞くだけ聞いてあげるよ…何?」
 
  「“佑馬”です」

  「普通過ぎて嫌だ!」


  あれから、2週間くらい「夢」の中で口論。
      私も頑固なので…(笑)

     私以上に頑固な中年息子…
      絶対譲らないのだ。

        ある日…
  「どうしても、それがいいの?」

  「はい。絶対これです!」

  「なんで?」

  すると息子は映像と共にプレゼンを始めた。

  「“佑”は、助け・助けられるという
            意味があります。
   僕は人の役に立つ人生を送る計画です。
   そして神仏に守られて生きていくのです」

     痛いところを付いて来る…。
   人生計画と神仏…ちょっと、ひるむが
       私も負けない。

    「そう…。でも“馬”は嫌だ!」

 「お母さん!“馬”は普通の馬じゃありません」

       「?(-"-)?」

     「白いペガサスなんです」

      すると中年息子のそばに
    高い空から華麗に舞い降りてくる…
  白いペガサス…(こいつがキレイだったのよ)

 「僕はペガサスのように美しく
       賢く軽やかに人生を渡る予定です」

       「…(--〆)」

    劣勢になってしまったようだ。
   私が考えていた名前「那桜・なお」
     イケていると思っていた。

  「お母さんのつけたい名前は軟弱すぎる!」

     …そこまで言うか?こいつめ…

 「…わかった…でも、画数が悪かったら即却下!」

    腹の子と夢の中で喧嘩するなんて…
   母親として負けたくない意地もあった。

     「ちょっと待ってろ!」

  そう言って夜中に目を覚まし枕元にある
    「名づけの本」に目を通す…。

        画数…画数…

   苗字との相性も、名前の画数も
    ついでに陰陽五行も…いい…
    (その時。見た本では…)

        (;一_一)!!

     もう一回、夢に戻ると…
  そこには、なんとも得意げな顔をしている
        中年息子…

       はあ…負けたよ…。
     そう思うしかなかった…。

  

 いまだに息子(三男)にこの話を
 クドクドしてやります。(笑)
 (一生してやる)

 私の知らない所で息子3人は
 占いに行って「姓名判断」を受けることが
 あるようですが…。

 「お母さん、いい名前を付けてくれているね」
  褒めていただいているようです。

  ふふん! (*‘ω‘ *) ♡


  P.S
   親から最初の「プレゼント」
   一生モノの「愛情」
   名前に乗せてやりたいじゃないですか!

   私から付けてやりたかった「名前」

   …佑馬…
   あんただけは、自分でつけた名前だ!

  (本人の了承を得て記事にしています…笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?