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五月病

五月病とは、新しい環境に適応出来ずに無気力や無関心などの状態になる症例を言う。新年度の4月に環境が大きく変わった新入生や新社会人が、ゴールデンウィーク明けに発症することが多かったことから、日本では五月病と呼ばれるようになった。

これは適応障害の一種であり、急速な環境の変化に起因する心因性のものであると考えられてきた。しかし今年2月、米ミスカトニック大学のマンソンジュ教授の研究チームが、五月病を発症させるウィルスを発見したという論文を発表した。それは人類のほとんどが生まれつき保有しているウィルスで、特定のストレス下で変質し、うつを発症させるのだという。その研究論文は精神医学会にセンセーションを巻き起こした。五月病だけでなくその他の適応障害やうつ症状の発症にも関係している可能性があるとして、引き続き研究成果に注目が集まっている。

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