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手で刻まれる繊細なテクスチャー表現

【 Ryui Monthly piece 】 - 2月-

毎月デザイナーが厳選した一点限りのルースを用い、
ジュエリーに仕立てる
” Ryui Monthly piece ”

2月は”ファイヤーアゲート”で仕立てるリングとネックレス。

仕上がったジュエリーは
毎月の最終金曜日(今月は2月24日) に発売します。


ファイヤーアゲートのリングが
少しずつ完成へと近づいています。

石周りの縁取りに施された
繊細なラインが織り重なったテクスチャーは、
今回のリングのために刃物から仕立て、1本ずつ手仕事によって
丁寧に刻まれたもの。

その髪一本分ほどの極細のラインは、
宝石から放たれた光の様に
放射状に広がり石座の裏へと続きます。

さらに形が切り替わるアーム部分を境に
その動きはランダムとなり、まるで風にそよぐ草原のような、
穏やかな印象を持つリングとなりました。

こうして新たな道具を生み出しながら、
頭に思い描くテクスチャーの新たな表現を常に追求しています。

上の写真は、宝石の質量を表すカラット数とブランド印を
リング内側に打刻しているところ。
肉眼で認識できないほど小さな数字も、ひとつひとつ
顕微鏡を覗き込みながら入れる、とても繊細な作業です。

このように、制作工程はすべてがとても微細で精度の必要な仕事です。

その一つ一つを楽しみ、丁寧に重ねることで、
手にした人と喜びを分かち合える
確かな存在感を放つジュエリーとなるのです。


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